- お客さまへ持続的に高い付加価値を提供するため、次世代を担う運用専門人材の戦略的育成を行い、投資判断と分析力の高度化を推進します。
- お客さまへの付加価値提供に対する強いコミットメントを求めるとともに、その結果を公正・厳格に評価する仕組を構築することで、専門人材がより一層の付加価値提供に邁進できる環境を構築します。
-
・高い専門性と使命感、お客さまのしあわせへの情熱を強く持つ人材が活躍できるよう、プロフェッショナル人事制度を導入しました。
・ジョブポスティングの募集、またタレントレビューを実施することで、専門人材が最大限に付加価値を発揮できる人事体制を確立しました。
・高度な運用専門人材を育成するため、新人事制度に適合した育成プログラムを策定しました。
- お客さまの資産運用ニーズに対する最適なソリューションを提供するため、ESGの運用プロセスへの組み込みなど、運用高度化に資する取り組みを推進します。
-
・本邦資産運用会社として初めて「Net Zero Asset Managers initiative」へ参画し、2050年までにGHGの排出量をネット・ゼロにするという目標を支援することに対してコミットしました。
・真にサステナビリティを経営に練りこむために必要な事業推進体制・ガバナンス・情報開示の実現に向けて、「サステイナビリティ経営体制構築PT」を設立しました。
・地球温暖化防止の国際的な枠組み「パリ協定」に準拠したインデックスファンドや「未来の世界(ESG)」等のファンドを組成し、ESGをテーマとしたプロダクトのラインナップを充実させました。
・新たに導入された最先端のトレーディングシステムの下、執行アルゴリズムの自動選択、リアルタイムの執行分析を開始し、売買執行を高度化、効率化しました。
- 中長期的な視点に立ったエンゲージメントや議決権行使を通じて、当社の資産運用が、投資先企業の企業価値向上ならびに株式市場全体の底上げに貢献できるよう努めます。
-
・2020年度は、合計2,057件のエンゲージメントを実施しました。株式運用では、TOPIX時価総額で約8割の企業とエンゲージメントを実施しました。
・「Net Zero Asset Managers initiative」や「Climate Action 100+」等のグローバルイニシアティブとの連携を深化させ、国内外の情報収集と課題解決に向けた取組みを強化しました。
・投資先企業に対して、中長期的な株主利益の最大化を目的とした経営を行うよう強く求めるとともに、適切なガバナンスの下、環境・社会にも配慮した健全な企業行動を促すために、国内株式の議決権行使に関するガイドラインを改定しました。