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フィデューシャリー・デューティーの実践に向けたアクションプランの2019年度取組状況について ~お客さま本位の業務運営の徹底~

当社のアクションプラン

1.運用の高度化

  • 人材・運用基盤の強化を通じた投資判断や分析能力の高度化により、お客さまに最高水準の付加価値を提供します。
  • お客さまの資産運用ニーズに対する最適なソリューションを提供し続けるため、既存の運用手法の改善や新たな手法・投資機会の探求に邁進します。
2019年度アクションプラン取組状況
  • お客さまへ持続的に高い付加価値を提供するため、次世代を担う運用専門人材の戦略的育成を行い、投資判断と分析力の高度化を推進します。
  • ・計画的かつ戦略的に運用専門人材を育成するため、若手社員を海外の運用会社へ派遣するなど、外部のプログラムを活用した人材育成を実施しました。

    ・Mizuho Alternative Investments, LLCの統合を通じたクオンツ人材拡充や中途採用等により、競争力高い即戦力人材を獲得し、戦略的人材ポートフォリオを構築しました。

  • お客さまへの付加価値提供に対する強いコミットメントを求めるとともに、その結果を公正・厳格に評価する仕組を構築することで、専門人材がより一層の付加価値提供に邁進できる環境を構築します。
  • 高い専門性と使命感、お客さまのしあわせへの情熱を強く持つ人材が活躍できるプロフェッショナル人事制度を策定しました。
  • お客さまの資産運用ニーズに対する最適なソリューションを提供するため、AI・ビッグデータに関する研究・分析・活用など、運用高度化に資する取り組みを推進します。
  • ・海外フィンテック企業との協業スキームを構築し、債券プロダクトやクオンタメンタルプロダクトの共同開発を強力に推進しました。

    ・株式及び先物の新執行システムを導入してトレーディングの高度化を推進すると共に、外国債券自動執行システムの稼働率を高位安定させ、お客さまの売買執行に活用しました。

  • 中長期的な視点に立ったエンゲージメントや議決権行使を通じて、当社の資産運用が、投資先企業の企業価値向上ならびに株式市場全体の底上げに貢献できるよう努めます。
  • ・ESG(*1)スコアの導入によるプラットフォーム構築により、ESGインテグレーションの枠組みを整備しました。

    ・ESG関連商品UCITS化やグローバルESG厳選の戦略コンセプト確定等によるESG関連プロダクトの充実を推進しました。

(*1)ESG
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の略称であり、投資家が投資先を選定する基準の1つ。

2.商品品質の向上とお客さまニーズを捉えた商品開発に向けた不断の取り組み

  • 商品の適切なリスク管理やチェックを通じて、市場環境の変化に対応すべく、継続的に商品品質を向上します。
  • お客さまのニーズを的確に捉え、運用のプロとしての知見をもって、お客さまの安定的な資産形成に資する商品開発を行います。
  • 優れた商品を適切なコストで提供すべく、お客さま目線に立った透明性の高い運用報酬を設定します。
2019年度アクションプラン取組状況
  • 商品の適切なリスク管理や、長期保有ニーズをはじめとするお客さまの高いニーズに対応した商品へ重点的に運用リソースを配置し、継続的な商品品質向上、商品開発に努めます。
  • ・Mizuho Alternative Investments, LLCの統合を通じた運用プラットフォーム・グローバルクオンツ運用体制を構築しました。

    ・シンガポール拠点におけるアジア株式戦略人材を獲得し、新チームを立ち上げました。

    ・お客さま向け報告書等送付メールの自動作成等業務の正確性・効率性向上に資するRPAを導入しました。

    ・DC加入者向けの低コストパッシブ・DC商品シリーズ等DC向商品ラインナップを8ファンド設定しました。

    ・成長性や財務面でのクオリティの高いグローバルの中小型株を主要投資対象とする集中投資型公募投信を設定しました。

  • 商品特性と想定されるお客さま属性を明確化し、販売会社と連携してお客さまにふさわしい商品を提供します。
  • ・ゴールベースに基づく資産形成を目指す商品として高パフォーマンスのマルチアセット戦略を「The GRiPs」として設定しました。

    ・投資家のすそ野拡大に向けて、インデックス運用を活用した低コストなテーマ型ファンド「Oneフォーカス」シリーズを設定しました。

  • お客さまの声・ご意見を商品開発やお客さま向け説明資料等に反映するための取り組みを継続します。
  • ・セミナーやコールセンターでいただいたお客さまのご意見等については、営業支援システムへの随時入力を徹底し、社内での迅速な情報共有を継続して実施しました。

    ・「退職後の生活資金」、「NISA」や「資産運用の目的」についてアンケートを実施し、その結果をHPにて公表しました。

    ・交付目論見書のユニバーサルデザイン化に向けた対応として、各ファンドの目論見書について反映を推進しました。

    ・重大な約款変更等の際に交付する受益者向けレターに対し、他社へのヒアリング等を行い、分かり易さの観点から改善を実施しました。

  • 透明性の高い運用報酬、手数料を設定し、適切なコスト水準の商品組成を行う体制を高度化いたします。
  • ・海外の動向を調査の上、手数料やパフォーマンスの開示水準について検討を実施しました。

    ・透明性の高い適切な水準の手数料について、過去に設立したファンドの信託報酬における妥当性等を調査しました。

    ・持続的な商品提供を実現するために、ファンド組成時に当該ファンド組成に係る経費を含めた採算計画の妥当性を確認する体制を構築しました。

3.お客さまの立場に立った情報提供やサービスの充実

  • お客さまの第一の相談者となるべく、クオリティーの高いサービスを実行します。
  • 利便性とわかりやすさを意識した適切な情報提供を行います。
  • 人材育成の高度化に取り組むとともに、お客さまの金融・投資知識の向上に役立つサービスの充実を図ります。
2019年度アクションプラン取組状況
  • 市場環境変化に伴う、多様化する機関投資家のお客さまニーズに対し、タイムリーな金融市場情報の提供と、きめ細やかなコンサルティング営業を実施します。
  • ポートフォリオ診断等の高付加価値コンサルティングや戦略的な商品提案を推進し、お客さまからソリューションマンデートを受託しました。
  • お客さま向けセミナーや販売会社向けサポート態勢の充実化を通じて投資判断にお役に立つ情報の提供を強化します。また、お客さまの立場に立った分かりやすい情報提供を行うため、情報の内容を定期的に見直します。
  • ・「リスク管理」、「ダイレクトレンディング」、「ストラクチャード債券運用戦略」といったセミナーを開催し、お客さまの理解深耕を推進しました。

    ・ゴールベース営業の浸透を目指して当社独自のゴールベースツール「みらいしるべ」を開発し、ゴールベースに基づく資産形成を目指す商品「THE GRiPS」と合わせて販売会社へ提供しました。

  • 個人のお客さま向けセミナーやイベント等を通じた情報発信や投資教育機会を充実させると共に、分かりやすい情報の提供に努めます。また、お客さまがインターネットで直接ご覧いただけるマーケット関連情報や商品情報、金融・投資知識向上のためのコンテンツ等を拡充させます。
  • 販売用資料等、より投資家目線を意識した資料の改善取り組みを継続し、販売用資料デザインに関して、ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)より『情報のわかりやすさ賞』を受賞しました。
  • お客さまの立場に立った情報やサービスを提供するプロフェッショナル人材を育成します。
  • 高い専門性と使命感、お客さまのしあわせへの情熱を強く持つ人材が活躍できるプロフェッショナル人事制度を策定しました。
  • 高齢社会に伴う、多様化するライフスタイルに対応する金融サービスの取り組みを推進いたします。
  • ・個々人の財政状況・家族構成・健康状態に合わせたライフプランニングを情報通信技術を利用して提供し、同時に最適な運用サービスを提供する総合的な金融サービスの実施に向けた検討や首都圏在住の約2700名にアンケートを実施しました。

    ・外部テクノロジー企業と提携したCtoBビジネスの具体化を推進しました。

4.ガバナンス強化

  • お客さまの利益を第一に考える組織体制を一層強化すべく、運用会社としての独立性を高めた業界最高水準のガバナンス態勢を構築します。
  • 新商品の開発に係る意思決定は、コンプライアンス部門を含めた透明性の高いプロセスと客観的な評価に基づき実行します。
2019年度アクションプラン取組状況
  • 取締役会、監査等委員会、および責任投資委員会をはじめとする各種経営政策委員会におけるガバナンス態勢の機能により、持株会社およびグループの販売会社との間の適切な経営の独立性を確保・維持します。
  • 取締役会、監査等委員会、経営会議および経営政策委員会におけるガバナンス機能により、グループ会社との経営の独立性を確保しています。

5.グループ管理方針に関するアクションプラン

  • ガバナンス
    • みずほフィナンシャルグループは、持株会社において、グループの経営の自己規律とアカウンタビリティが機能する企業統治システムを構築しております。資産運用関連業務におきましても、持株会社とグループの運用会社、グループの販売会社と運用会社との間の適切な経営の独立性確保に向けた態勢を構築します。
    • 「〈みずほ〉のフィデューシャリー・デューティーに関する取組方針」に基づき、持株会社およびグループ各社において実践に向けた具体的なアクションプランを策定・公表するとともに、コンプライアンス部門はその遵守状況について取締役会等に定期的に報告を行います。
  • 業績評価
    • 持株会社およびグループ各社において、お客さまのニーズ・利益に真に適う取り 組みを評価する適正な業績評価体系を構築します。
  • 報酬等の合理性
    • グループ各社において、お客さまに提供する商品・サービスの内容に合致した合理的な報酬・手数料水準を設定します。
  • 利益相反管理
    • 持株会社およびグループ各社は、利益相反のおそれがある取引をあらかじめ特定・類型化し、具体的な管理方法を定めること等により、適切な管理を行います。また、利益相反の具体的内容等について分かりやすい情報提供を行う等、グループ内の利益相反管理の高度化に取り組んでまいります。
  • 企業文化の定着
    • 研修その他の適切な動機づけの枠組みの構築により、実際にお客さまに商品・サービスの提供を行うグループ各社の営業部店等の社員をはじめ、全ての役員と社員がフィデューシャリー・デューティー遵守の意識を共有し、実践を行う企業文化を定着させてまいります。
2019年度アクションプラン取組状況
  • ガバナンス
    • 持株会社およびグループの販売会社等との間の適切な経営の独立性確保に向けた態勢を構築します。
    • 「<みずほ>のフィデューシャリー・デューティーに関する取組方針」に基づき、実践に向けた具体的なアクションプランを策定・公表するとともに、コンプライアンス部門はその遵守状況について取締役会等に定期的に報告を行います。
    • 「フィデューシャリー・デューティーに関する取組方針」に基づき、アクションプランを策定・公表するとともに、その遵守状況について取締役会等に四半期毎に報告しています。
  • 業績評価
    • お客さまへの付加価値提供に対する強いコミットメントを求めるとともに、その結果を公正・厳格に評価する仕組を構築することで、専門人材がより一層の付加価値提供に邁進できる環境を構築します。
    • ・高い専門性と使命感、お客さまのしあわせへの情熱を強く持つ人材が活躍できるプロフェッショナル人事制度を策定しました。

      ・フィデューシャリー・デュ―ティ推進状況やお客さま満足度調査結果を評価する項目を目標に取り入れ、「顧客本位の業務運営」に対する各本部の取り組みを評価する枠組みを構築しています。

  • 報酬等の合理性
    • 運用報酬の決定に係る考え方を明確化し、お客さまの投資判断にお役に立つ情報を提供します。
    • 新規に設定される全プロダクトについて、信託報酬の妥当性を会議体で確認しています。既存プロダクトについても同業他社と比較した確認を会議体で実施しています。
  • 利益相反管理
    • 利益相反管理の有効性および適切性を検証し、その検証結果を踏まえて継続的な改善に努めます。
    • 利益相反の具体的内容等をお客さまへ分かりやすく情報提供するよう努めてまいります。
    • 投資判断プロセスの独立性を歪める圧力の有無、及び議決権行使にかかるモニタリングを月次で実施し、利益相反管理に努めました。
  • 企業文化の定着
    • 教育・研修や社内コミュニケーション施策等を通じて、全ての役員と社員がフィデューシャリー・デューティー遵守の意識を共有し、実践を図る企業文化を定着させてまいります。
    • 全ての役員と社員に対して、フィデューシャリー・デューティーに関するEラーニングを実施しました。また、フィデューシャリー・デューティー推進への個人の取り組みを評価する枠組みを構築し、フィデューシャリー・デューティーによる顧客満足度を追求する意識の醸成・定着を促進しました。
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