当社は、2022年11月に、これまで重点的に取組みを強化してきた「ESGインテグレーション」及び「スチュワードシップ活動」に加え、「ポジティブな社会的インパクトの創出」、「持続可能な社会へのトランジションの後押し」、「エクスクルージョン」を新たな軸とし、当社の「サステナブル投資方針」を策定しました。
この方針は、「投資の力で未来をはぐくむ」を掲げる当社が、持続可能な地球環境・社会を実現するための投資行動を定めるものです。グローバルな環境・社会課題をダイナミックに捉え、コア・マテリアリティを特定した当社独自のマテリアリティ・マップを羅針盤として、強い覚悟を持って投資方針で定めた「投資の力で未来をはぐくむ」5つのアクションを推進します。
当社は、アジア有数の資産運用会社として、当社の投資行動がグローバルな環境・社会に与える影響は小さくないと認識しています。また、持続可能な社会の実現が、お客さまの中長期的な投資収益の拡大のために不可欠であると考えています。こうした考えに基づき、コーポレート・メッセージ「投資の力で未来をはぐくむ」を体現する資産運用会社として、受託者責任を踏まえサステナブル投資を積極的に推進します。
本方針は、AM-Oneが運用するすべてのプロダクト(運用権限を外部に委託しているものも含む)においてお客さまのご意向を踏まえて順次適用され、投資対象資産・地域及び投資戦略の特性に応じたサステナブル投資を実践します。
当社は、財務情報のみならず、E(環境)・S(社会)・G(企業統治)要素等の非財務情報も適切に考慮して、投資対象の分析や投資判断を行います。マテリアリティ・マップにて特定した重視すべきグローバルな環境・社会課題を踏まえ、運用プロセスにESG要素を組み込むこと(ESGインテグレーション)により、ESG要素に起因する「投資機会」と「投資リスク」を 適切に捉え、健全なリスク調整後リターンを追求します。当社のインテグレーションはフィナンシャル・マテリアリティだけでなく、社会にとってのマテリアリティであるサステナブル・マテリアリティも重視し、インテグレーションされたポートフォリオ構築においては、それら課題に対する企業の取組みレベルを評価することから、ESGインテグレーションを通じて持続可能な社会の実現に寄与できると考えます。
当社は、マテリアリティ・マップにて特定した重視すべきグローバルな環境・社会課題に対して、ポジティブな社会的インパクトを創出するための投資に取組みます。また、インパクト投資については、その投資の成果として創出したインパクト(ソーシャルリターン)を計測し、同時に追求するフィナンシャルリターンとともに情報開示を行います。
当社は、マテリアリティ・マップにて特定した重視すべきグローバルな環境・社会課題の解決に向けて積極的に行動する企業等への投資を通じて、持続可能な社会に向けたトランジションに資する技術開発・イノベーションや企業の行動変革を支援します。
※当社におけるトランジションの定義は、化石燃料から再生可能エネルギーへの移行だけでなく、その他の環境・社会課題における企業の行動変革や技術革新によって期待できる企業及び社会のトランジションも広く含むものです。
当社は、マテリアリティ・マップにて特定した重視すべきグローバルな環境・社会課題について投資先企業に期待する取組み水準を定め、投資先企業または運用外部委託先との建設的な「目的を持った対話」(エンゲージメント)や、投資先企業への議決権行使または運用外部委託先の議決権行使基準の確認及び議決権行使結果のモニタリングを行います。こうしたスチュワードシップ活動を通じて投資先企業に寄り添い、企業価値向上と持続可能な社会の実現に向けた取組みを促します。
当社は、マテリアリティ・マップにて特定した重視すべきグローバルな環境・社会課題について期待する水準の取組みがなされるよう、スチュワードシップ活動により投資先企業または運用外部委託先にエンゲージメントしていくことを特に重視しますが、これらの活動をしてもなお、サステナブル投資体系のカテゴリーに応じた基準と照らして評価をし、期待する最低水準を満たさず且つ改善の見込がない企業または運用外部委託先に対しては、投資または運用権限の委託を見合わせます。
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