ページの先頭です
メインメニューの先頭です

グローバル・セキュリティ株式ファンド(3ヵ月決算型)/(年1回決算型)

グローバル・セキュリティ株式ファンド

グローバル・セキュリティ株式ファンド(3ヵ月決算型)グローバル・セキュリティ株式ファンド(年1回決算型)

“ピュア・プレイヤー”のみを厳選し、セキュリティ関連事業の成長の恩恵を幅広く狙う
「グローバル・セキュリティ株式ファンド」~クレディ・スイス ファンドマネジャーにきく

私たちの生活は、テクノロジーの進化により便利になる一方、高度なネット犯罪や地球環境の変化や大気汚染の深刻化などによる健康被害など様々なリスクに対する脅威が生まれています。「ネットで商品を購入したいが悪質なサイトかも」ということや、「治安の悪化で空き巣が怖い」、「この飲み物、食べ物は安全かしら」などと思うことはありませんか?私たちの情報や自身の健康を守ること、いわゆるセキュリティの重要性は日々増しており、セキュリティ分野の市場は長期的に成長すると注目されています。
「グローバル・セキュリティ株式ファンド」の投資助言元であるクレディ・スイス・アセット・マネジメント(スイス)・リミテッドよりフィリッポ・リマ氏、パトリック・コルブ氏が2018年11月下旬に来日しました。その際に、当ファンドのアセットマネジメントOne運用担当部門の井上、佐藤と一緒にセキュリティ株式市場などについて話をうかがいました。

CS=クレディ・スイス AMOne=アセットマネジメントOne (インタビュー日:2018年11月20日)

集合写真
  過去のテロなどの事件をもとに、企業の新技術開発が加速
グローバル市場の拡大にともない、ますます求められるセキュリティの強化
Q セキュリティをテーマに運用を始めた経緯を教えてください。
フィリッポ
(CS)
新たなテクノロジーの台頭により、セキュリティの必要性も高まると考え、同様のコンセプトのファンドを本国のスイスで2006年に運用を開始しました。運用を始めた背景として、大きく2点挙げることができます。1つ目は、2001年9月の米国同時多発テロ事件です。このテロ事件を受け、米国では2004年から、原則全ての外国人渡航者に入国時点で指紋情報の読み取りおよび顔画像の撮影を課し、また「モノ」や「資本」の国を跨いだ追跡についても厳格化されるなど、新技術開発の必要性が劇的に高まりました。以前は生体認証などを手掛ける企業の需要は高いとはいえませんでしたが、9.11以降、各社の研究開発費用がこの分野に急速に集中しました。また、2005年から翌年にかけて、米国の名だたる金融機関やクレジットカード会社でハッキングにより深刻な個人情報の流出が起き、改めてサイバーセキュリティの重要性が高まったことが2つ目の背景です。このように、2000年代前半に技術の発展と併行してセキュリティ意識が大きく高まったことで、我々はこの分野に著しい成長性を見出し、運用を開始しました。 CS フィリポ
フィリッポ・リマ氏
クレディ・スイス
グローバル株式運用部門 ヘッド
井上
(AMOne)
今日もセキュリティの必要性のトレンドは変わらず、インターネットの普及によりIT化が進んだことで、今後もこの分野の成長余地は大きいと考えています。当ファンドでは、現在および近未来の日常生活に必要不可欠な「サイバー」、「ライフ」、「モビリティ」の各セキュリティを支える革新的テクノロジーに裏付けされた製品・サービスを有する銘柄にフォーカスしています。 AMOne 井上
井上 征巳
アセットマネジメントOne
外部委託運用グループ長
Q 技術の進歩とともに拡大するセキュリティ市場、その現状を教えてください。
パトリック
(CS)
社会において継続するデジタル化、欧州において2018年に施行された「General Data Protection Regulation(一般データ保護規則)」をはじめとした規制強化の流れなど、セキュリティを取り巻く環境は急速に変化を遂げています。その他にも、長期的な原動力として「国をまたいだヒト、モノの移動の増加」、「企業・政府のインフラセキュリティへの投資増加」などが挙げられ、グローバル市場の拡がりも大きなプラス要因だと思います。現状は米国がセキュリティ分野においては一歩リードしていますが、欧州での規制強化や、日本においてもキャッシュレス化を本格的に推進する動きが見られるなど、アジアでも市場は拡大していくと考えます。 CS パトリック
パトリック・コルブ博士
クレディ・スイス
グローバル・セキュリティ投資戦略 シニア・ポートフォリオ・マネージャー
佐藤
(AMOne)
現在、不安定な経済環境、地政学的リスクなど市場の不確実性が高まっています。こうした環境下、長期で比較的良好なパフォーマンスを提供してきた当ファンドは、長期的な投資を選好する方々にとって魅力的な商品であると考えています。特に、政府や一般企業、個人といった様々な顧客がサイバーセキュリティの強化を避けては通れなくなっていることは追い風だと思います。セキュリティ市場は総じて構造的な成長を遂げるものと見ており、伴って関連市場のパフォーマンスは長期的にグローバル株式市場を上回ると考えています。
当ファンドのパフォーマンスは、2018年10月末現在、設定来でプラス約32%となっています。また、2018年のリターンも年初来でプラス約7%と比較的良好で、特にサイバーやライフに関するセキュリティ銘柄のパフォーマンスが全体を牽引しています。
AMOne 佐藤
佐藤 賢
アセットマネジメントOne
外部委託運用グループ ファンドマネジャー
  セキュリティの「ピュア・プレイヤー」に厳選投資
「セキュリティ」は持続可能な投資テーマ
Q セキュリティ関連銘柄の株価の動きを教えてください。
佐藤
(AMOne)
10月の株式市場の下落のあと、株式市場全体を下回るパフォーマンスとなっていますが、その要因としては、テクノロジーセクターの下落のほかに、下落局面に対して過敏に反応しやすい中小型株が多いことなどであると捉えています。当ファンドはセキュリティ市場の成長をしっかりと捉えられるよう、企業の売上高に占めるセキュリティ関連事業比率が概ね50%以上の「ピュア・プレイヤー」に投資先を限定しており、その結果、中小型株の比率が高くなっています。また、過去の実績を見ると、下落局面において株式市場と同程度下落することがあるものの、いずれのケースでも、長期的な観点での強いファンダメンタルズを裏づけとして、株式市場全体よりも早く下落前の水準を取り戻しています。当ファンドが投資する銘柄は最先端の技術を有し、時代に先駆けていると考えており、今後も力強いパフォーマンスを期待しています。
Q テーマというと、いずれ陳腐化するというイメージもありますが、その点はいかがでしょうか?
井上
(AMOne)
技術革新やテロの脅威、高齢化の進展など、セキュリティに対する需要はますます増大すると考えています。セキュリティは私たちの生活に必要不可欠であり、技術革新も見込めます。また、景気の好不況にかかわらず、民間企業・公的機関がセキュリティ・セーフティへの投資を手控えることはないという点で、景気敏感なテーマではなく、持続可能なテーマであるということができます。
フィリッポ
(CS)
グローバルで見てもセキュリティ分野への投資は、個人投資家、機関投資家の双方からの引き合いが強い状況です。顧客は、成長性の高さは勿論のこと、ファンドに組み入れられた企業がどのようなビジネスモデルで、またどのようなサクセスストーリーを描けるのかに高い関心を持っており、その意味でもセキュリティ関連のような成長の背景や必要性が明確であるテーマへの注目度は非常に高いものといえます。
  徹底したファンダメンタルズ分析によりニッチな中小企業も含む
「経営陣の質」、「製品・サービス」、「財務」、「競合」のポイントをもとに投資判断
Q 運用の強み・特徴を教えてください。
パトリック
(CS)
大きく分けて3つあげられます。
1つ目は、「ピュア・プレイヤー」銘柄の選好です。セキュリティ関連事業の売り上げ比率が概ね50%以上のピュア・プレイヤーのみを投資対象としており、よりセキュリティ市場の成長に伴った恩恵が受けられ、また多くの銘柄はマクロ経済環境の動きにあまり影響を受けないということもできます。
2つ目は、ニッチな中小企業を選好していることです。当ファンドの投資銘柄の約2/3は、時価総額100億USドル未満の企業であり、徹底したファンダメンタルズ分析により、その発掘に努めています。
そして、3つ目は、長期的な視点での投資です。我々は長期投資家であり、長期の視点に立って企業の可能性を評価することに尽力してきました。投資期間は通常7-10年として考え、短期的なノイズに惑わされず、常に企業との対話は怠らないものの、長期的な構造変化に目を向けています。このアプローチ手法により、運用チームは強固なファンダメンタルズを有する企業を選定することが可能で、結果として組入銘柄の入れ替え頻度は低位です。
佐藤
(AMOne)
セキュリティは日常生活の安心安全をつくるために必要不可欠かつ技術革新が見込めるテーマであると考え、ディフェンシブ性と成長性の両方が期待できます。また、セキュリティに関する投資信託は特定の分野に絞ったものも含めると多数ありますが、当ファンドは、50%以上の売上をセキュリティ関連事業から得ているピュアな銘柄に投資する、国内唯一の公募ファンドであると認識しています。クレディ・スイスは世界でもその先駆けであり、豊富な経験、企業や業界関係者とのミーティングを通じセキュリティに対する深い理解があると判断し、助言元として選定しました。
Q 組入基準や銘柄入れ替えはどのように判断していますか?
パトリック
(CS)
分析および投資決定には、全ての銘柄について次の4つのポイントの考慮が不可欠となります。
それらは、「経営陣の質」、「製品・サービス」、「財務」、「競合」です。各組入銘柄のウエイトは、定性および定量的な基準を組み合わせて決まります。銘柄を組み込む際には、この4つのポイントのうち少なくとも3つをクリアすることを条件としています。3つの要件をクリアした銘柄は、投資開始時には0.5-1.0%のウエイト、4つの要件をクリアした銘柄は、投資開始時には1.5-2.0%のウエイト、というルールを定めています。投資開始後に、ポジションを最大4%まで増加させることがあります。
銘柄の入れ替えは、新たなテクノロジーが生まれ、それが既存技術を代替することが可能になったときに実施します。例えば、小さなガレージで夜な夜な、3人の技術者が新たなアルゴリズムの開発に取り組んでいるような、「未来のアマゾン」というべき企業の発掘に常に注目しています。
  工学・科学の分野で世界有数のスイス連邦工科大学と提携
異なる視点からの意見の取得や同大学設立のベンチャー企業に期待
フィリッポ
(CS)
当ファンドと同戦略の運用を行うクレディ・スイスのセキュリティ株式チームの投資プロセスに関して、社内のリソース活用に留まらず、チューリッヒのスイス連邦工科大学とパートナーシップを締結しました。取り組みは始まったばかりですが、スイス連邦工科大学は、アインシュタインも卒業した工学、科学の分野で世界でも有数の機関のひとつであり、彼らとの協業により「特定の企業分析において、工学的な見地から深遠なセカンドオピニオンを得ることができること」、「同大学からスピンオフして設立される、有望なベンチャー企業へ直接アクセスすることができること」が主要な優位性として挙げられます。どちらも非常に大きな利点ですが、特に後者のスピンオフによるベンチャー企業には注目しています。将来的にはそれらの企業を、ポートフォリオの投資対象として考えることができるようになるかもしれません。
  比較的堅調なパフォーマンスであり、運用資産残高も増加
「セキュリティ市場」は私たちの生活に密着した成長分野
Q 最近残高が増えているとのことですが、運用開始からの経緯を振り返っていかがですか?
佐藤
(AMOne)
2015年12月の設定開始から約3年が経過していますが、設定直後のチャイナショックや直近の株式市場の下落によるパフォーマンスの悪化はあったものの、3年間を通じてみると比較的堅調なパフォーマンスとなっています。
以前は、セキュリティというと警備会社や情報機器に関するウイルス対策ソフトの開発会社などが思い浮かび、成長のイメージが持ちづらかったのではないかと思われます。最近はフェイスブックの個人情報流出が発覚し、deletefacebookのハッシュタグが世界中に広がるなど多くの方たちのセキュリティへの意識が高まり、セキュリティ市場に対する拡大・成長に魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
井上
(AMOne)
直近に基準価額の下落はあるものの、長期なパフォーマンスについては評価されると考えます。直近の下落要因の一つである貿易摩擦の影響については、セキュリティ銘柄のみならず株式市場全体、および社会経済にネガティブであり、短期的に見て、ファンドがマイナスの影響を受ける可能性はあります。しかし、長期的にみれば、「セキュリティ」というテーマは、政府、企業、そして個人においても優先度が高く、また、ネットワークに依存することが多く地理的な制約をあまり受けないと考えているため、貿易摩擦が大きく影響するとは考えていません。また、当ファンドは、特定の業界や企業に投資する、いわゆる“流行もの”テーマ型ファンドではなく、日常生活の安心、安全を支える幅広い分野のセキュリティの「ピュア・プレイヤー」に投資します。セキュリティは社会生活や経済活動に密着した必要不可欠なものであり、長期的に成長が見込めるものと考えています。

個別銘柄の提示は、銘柄推奨を目的としたものではなく、各ファンドへの組入を示唆・保証するものではありません。

Morningstar Award “Fund of the Year 2018”は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスター株式会社※(現:ウエルスアドバイザー株式会社)が信頼できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。
著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニングスター株式会社※(現:ウエルスアドバイザー株式会社)並びに Morningstar,Inc. に帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。
当賞は、国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、各部門において総合的に優秀であるとモーニングスター※(現:ウエルスアドバイザー株式会社)が判断したものです。

※モーニングスター株式会社は2023年3月30日付で、SBIグローバルアセットマネジメント株式会社に社名を変更いたしました。現在、投資情報サービスおよび投信評価事業は同社の子会社であるウエルスアドバイザー株式会社で行っております。

※タイトル項目の下の三角ボタン()をクリックするとその項目での並べ替えができます。

チェックを入れたファンドを一括で登録できます。

該当件数:2

基準日:2024/10/09

※サービスアイコンのご説明:

  • お気に入り登録
  • 基準価額メール配信登録
選択 投資対象 ファンド名
愛称
日経新聞掲載名
基準価額
(円)
前日比 純資産
総額
(億円)
直近
分配金
(円)
決算
回数
基準価額 サー
ビス
前日比
(円) (%)
内外株式 グローバル・セキュリティ株式ファンド(3ヵ月決算型)
Gセキュ3月
11,201 +130 +1.17 573.80 210 年4回

11,201円

+130円
(+1.17%)

内外株式 グローバル・セキュリティ株式ファンド(年1回決算型)
Gセキュ年1
32,663 +385 +1.19 17.20 0 年1回

32,663円

+385円
(+1.19%)

  • ※前日比は前営業日との比較です。ETFで決算日が休日に該当する場合は、決算日前営業日の基準価額(分配落前)との比較となります。
  • ※ファンドの前日比の騰落率と実際の投資者利回りとは異なります。
  • ※表示桁未満の数値がある場合は四捨五入をしています。ただし、純資産総額、直近分配金は切り捨てで表示しています。また、日々決算ファンドの分配金表記について、0円未満は切り捨てで表示しています。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用状況、成果等を示唆、保証するものではありません。また、税金・手数料等を控除しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。運用状況によっては分配金が支払われない場合があります。
  • ※基準価額、分配金は当初元本が1口=1円のファンドについては1万口当たりの価額を、1口=1万円のファンドについては1口当たりの価額を表示しています。また、ETFについては口数単位がファンドごとに異なります。詳しくは各ファンドの商品概要ページをご覧ください。
  • ※設定前のファンドは空欄となっています。

ファンド概要についての注意
資金動向、市況動向等によっては、上記の運用方針のような運用ができない場合があります。
投資信託への投資に際しての注意
本ウェブサイトは、アセットマネジメントOne株式会社が作成したものです。お申込に際しては、投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡し致しますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資信託は、株式や債券等の値動きのある有価証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します。このため、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
本ウェブサイトは、アセットマネジメントOne株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完全性、正確性について同社が保証するものではありません。また、掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。 本ウェブサイトに掲載されている情報(リンクされている外部サイトの情報も含む)に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。本ウェブサイトの内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更される場合があります。本ウェブサイトに記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保証するものではありません。
基準価額・分配金再投資基準価額・分配金込み基準価額は信託報酬控除後の価額です。当初元本が1口1円のファンドについては1万口当たりの価額を、それ以外のファンドについては1口あたりの価額を表示しています。換金時の費用・税金等は考慮しておりません。ただし、ETFの表記している口数については別途ご確認ください。分配金の表示数値は、基準価額の表示口数当たり課税前の金額です。表示方法については、公社債投信は小数点第二位まで、その他のファンドは整数部のみとしているため、実際の分配金額と表示上の差異が生じることがあります。
運用状況によっては、分配金額が変わる場合、あるいは分配金が支払われない場合があります。投資信託は、預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加えて証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません。購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなります。

投資信託に関するお問い合わせは
コールセンターまでお電話ください

0120-104-694

受付時間は営業日の午前9時~午後5時です

当社では、サービス向上のため、お客さまとの電話内容を録音させていただいております。あらかじめご了承ください。
当社は録音した内容について、厳重に管理し適切な取り扱いをいたします。

よくあるご質問はこちら

フッターの先頭です