【マイカーとお金】メリット・デメリットや費用をご紹介
2021/04/16
「マイカーが欲しい」と思ったことはありませんか?
筆者はいつか「マイカー」を持ちたいという目標がありますが、購入費用や維持費用を考えると二の足を踏んでしまいます。今回は「マイカーは持っていないけれど、これから持ちたい」という筆者のような考えをお持ちの皆さまに、実際どういった費用が掛かるかご紹介させていただきたいと思います。
「マイカー」を持つことのメリット・デメリットとは
では、「マイカー」を持つメリットとは何でしょうか?
近年ではカーシェアリングやカーリースなどが一般的になり、車への考え方も変化してきました。まず、それぞれの持ち方で、何がメリットでデメリットなのかを考えてみたいと思います。
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マイカー
「マイカー」のメリットはなんといっても「いつでも使える」点です。どのタイミングでも使え、時間の制約もないことは大きなメリットになると思います。デメリットとしては、維持にコストがかかってしまう点です。
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カーシェアリング
時間貸し駐車場でよくみるカーシェアリングのメリットとしては「使う分のコストしか掛からない」点になります。「車をそれほど使うわけではないけど、必要な時がある」といった人向けだと思います。デメリットとしては、自宅や現在地から近い駐車場にある車が希望する時間に必ず使えるわけではない点や、使い方によっては料金が割高になってしまう点です。
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レンタカー
カーシェアリングとよく比較対象になるレンタカーですが、メリットとしては、「借りた場所と違うところで返せるため自由性がある」点になります。デメリットとしては、「一度店舗に行かないと利用できない」点になり、短期間で長時間かつ長距離の利用をしたい際に適した使い方といえます。
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カーリース
カーリースは最近、CMにも出てくるようになり、世間で広く認知される車の持ち方かと思います。メリットとしては初期費用が掛からない点や、保険や車検、メンテナンス料等が入った利用料を毎月一定額支払うだけでよい点です。一方でデメリットとしては、契約期間が終了するたびに、別のリース契約の車に乗り換えなければならないなど、自分のものにはならない点です。契約をし続ける限り支払いが発生する点もあります。
以上のように、車の持ち方は多様化しており、住んでいる地域・交通事情によってもどの方法で利用をするか選択できるようになったことは近年の動きといえます。
「マイカー」購入にかかる費用ってどれぐらい?
では、これらの選択肢の中から、実際に「マイカーを買おう!」と思った際にはどのような初期費用が掛かるのでしょうか?
「マイカー」購入の際にかかる主な初期費用として
① 車両代金(本体価格やETCなどのオプション装備)
② 法定費用(自動車税環境性能割、重量税、消費税や自賠責保険*など)
③ ナンバー取得や車庫証明取得の代行費用
④ その他の費用
*自賠責保険とは車を所有している場合必ず入らなければならない保険。これに加入していない場合公道での走行はできない。(ご参考:一般社団法人日本損害保険協会HP「自賠責保険」)
①の車両代金に関しては、車種により異なり、総務省が発表している小売物価統計調査(2021年3月)によると
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軽自動車:157万7,222円
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小型乗用車:210万725円
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普通乗用車:329万2,402円
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小型乗用車(輸入品):244万7,507円
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普通乗用車(輸入品):372万9,354円
また、中古車であれば走行距離や使用年数で価格が大きく変わってきます。
また、一括支払いで購入するか、自動車ローンを組んで購入するかによっても大きく変わります。仮に自動車ローンを利用したうえで購入する際には、最低でも購入する車の3割程度の資金は必要なようです。 ②の法定費用、その中でも税金関係に関しては、購入した車の排気量や燃費性能によって納める税額が変化するようになっており、燃費性能が優れた車を購入すると自動車税が軽減されるようになっています。
(ご参考(東京都の場合):東京都主税局HP「自動車税環境性能割」)
「マイカー」の維持費ってどれぐらいだろう?
「マイカー」を維持する際にかかる主な費用の項目としては
① 税金(自動車税種別割、重量税)(ご参考(東京都の場合):東京都主税局HP「自動車税種別割」)
② 保険(自賠責保険、任意保険)
③ 日々使用するための費用(駐車場代、ガソリン代等)
④ 整備・メンテナンス費用(車検代や消耗品の交換など)
以上4つに加えて、維持費には入りませんが、自動車ローンを使って「マイカー」を購入した場合にはローンの支払いが追加されます。
これらの費用(特に①税金、②保険、③日々使用するための費用)は車種や住んでいる地域によって大きく変化しますが、多くの人はローンの支払いを除いた額で年間30万円程度までになるようです。④整備・メンテナンス費用に関してはどれだけこだわりを持つかによっても大きく変わりますので、皆さまの車への考え方次第になるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?「マイカー」を持つといっても、さまざまな費用が掛かってきます。加えて今は運転支援システム等、オプション装備についてもさまざまな機能が付く時代になってきましたし、公共交通機関が発達している地域では、「マイカー」を持たずともカーシェアリングなどを利用すれば十分という環境に変化してきました。さまざまな車の利用方法から、皆さまにとってベストな車の使い方の参考になりますと幸いです。
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