「時間の有効活用」してますか?
2018/10/16
私達が生活するにあたっては、何をするにも時間を作り出す必要がありますよね。筆者も「時間の節約」を意識して行動したい、と常々思っていますがなかなかうまくいかないものです。もし効率的な時間の使い方を知っていたら、楽しみのためや好きなことにもっと時間を使えることが可能になるでしょう。
今回は、時間の節約について考えてみたいと思います。
インターネットの活用が進む
時間の節約に大きく貢献してくれているのは、やはりインターネットの活用ではないでしょうか。それによって、従来より所要時間を短縮することで余暇時間を拡大する効果が得られると思います。最新の調査結果では、13歳~59歳の年齢層で日常的にインターネットを利用している割合が9割を超える結果となりました。また、個人のインターネット利用機器に関しては、スマートフォンの利用が一番多い結果となり、モバイルアクセスが多いことがわかりました。このようなインターネット利用状況を背景に、様々なサービスがインターネット上で利用できたり、デジタル化されネット上で利用が可能となり、時間の節約につながっています。
出所:総務省「平成29年通信利用動向調査」のデータをもとにアセットマネジメントOne作成
インターネットで提供される様々な時短サービス
<インターネットショッピング>
それでは、私達の生活において時間の節約につながるサービスについてみていきましょう。皆さまの中にはご利用の方も多いと思いますが、ネットスーパー等のインターネットショッピングは時間節約の代表と言えるでしょう。時間・場所を問わずパソコン・スマホ等から操作するだけで買い物ができることが魅力です。総務省の調査結果によると、インターネットショッピングサービスの利用と実店舗へ出向いた買い物をする場合を比べると買い物1回あたり40分~1時間程度の節約になるようです。
出所:総務省 平成28年版 情報通信白書「GDPに現れないICTの社会的厚生への貢献に関する調査研究」のデータをもとにアセットマネジメントOne作成
<「お試し」や「返品無料」>
最近のトレンドとして、「お試し」や「返品無料」サービスを積極的に取り入れる企業が続々と登場してきています。人気家電を安価でお試しレンタルできるサービスや、自分の写真を使って衣類やメガネの試着、メイクがお試しできるものもあります。また、ネットで購入したものでも、店舗で返品や交換に応じてもらえたり、さらに店舗や近くのコンビニでの受領だと送料無料のサービスがあったり、と以前に比べ利用しやすくなっています。
インターネットを介さない商品やサービスの利用の他にも、食品やクリーニングの宅配サービス、食洗機・お掃除ロボットを利用することで、時間の節約につながります。
<家事代行>
総務省の調査によると、夫婦と子供がいる世帯における妻の家事時間(家事+育児)は、この20年で家事が減少する一方、育児が増加傾向にあり、1日あたりの家事時間は、共働き世帯では約5時間、専業主婦は8時間となっています。やはり、家事と育児にかかる時間は一日の中でとても大きいことがわかります。毎日それらをこなす事は、想像以上にストレスが溜まりとても大変です。何かひとつでもラク出来たらと思うことはありませんか。
一般的な家事代行サービスは数ある中、最近話題なのが、自分のニーズにあったサービスに出会える家事代行マッチングサービスです。これは、家事をしてもらう側・したい側をマッチングさせるサービスで、掃除から料理、チャイルドケアなど、依頼内容にぴったりのハウスキーパーを自分で探すことが可能です。キーパーさんの中には、なかなか予約が取れない人気キーパーさんや、本まで出版した方もいらっしゃるそうです。
節約できた時間を使い「働き方改革」
このように、さまざまなサービスや商品を活用し、節約できた時間で好きな仕事をすれば収支的にもプラスになるかもしれません。「働き方改革」の取組みから、働き方の多様化を考える昨今。副業・兼業・Wワーク・パラレルワークと耳にする方も多いのではないでしょうか。「副業してみようかな。」一度はそう思ったことありませんか?様々な仕事のニーズから、仕事を頼みたい・働きたい人が相互にオンラインでマッチングするサービスが話題になっています。企業と人・人と人が、仕事の始まりから終わりまでのやりとりがすべてインターネット上で完結するため、時間と場所にとらわれず、スピーディに、必要なだけ、仕事を頼んだり、働くことができるサービスです。
最後に
皆さまは、「機会コスト」という言葉をご存じですか。「機会コスト」とは経済学上の考え方で、あることを選択・実行した場合の、別の選択肢を実行していた場合に得られたであろう利益のことで、もっと稼ぐ方法があるのに、それをしないでいることは、実はコストが掛かっているという考え方です。「機会コスト」はお金の事だけを言っていますが、時間を有効に使うことで、より自分が満足できるのにそれをしないのはお金以上に損をしているかもしれません。
もちろん仕事の効率を上げるためにも適度に休むことも必要ではないでしょうか。“やりたくないことにはお金を払って代わってもらい、その分やりたい仕事で稼ぐ。時間を有効活用してストレスを減らし、収入アップや生活の満足度の向上も図る。”そんな事ができる時代がやってきたのかもしれません。
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