【圧倒的時短】アートメイクとは?メリット・デメリットを徹底解説!
2023/06/27

2023年5月、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行したことにより、マスクを外す人の割合が多くなったように感じます。マスクを外すと共に、メイクの見直しを考える方も少なくないのではないでしょうか。逆に、ノーマスク用のメイクに戻りたくないと考える方もいるかもしれませんね。
そんなメイクですが、やはり気になる点としては化粧品に掛る「コスト」と、施す「時間」を要することだと思います。そこで本記事では、メイク時間の効率化を図る手段として「アートメイク」についてご紹介します。特に、時短という観点からは大きなメリットがあるため、知っておいて損はないと思いますよ。
アートメイクとは
現在、時短メイクを叶えるコスメ、マツエク、アイブロウワックスなど、メイクを楽にしてくれる様々な美容サービスがあります。その一つが、今回の主役「アートメイク」です。
アートメイクとは、基本的に医療機関でのみ行うことができる医療行為です。特殊な機器を用いて、皮膚の表層部(表皮から0.02mm程度の浅い部分)に色素の入った薬液を注入していく施術で、皮膚に色素を注入していくため、「落ちないメイク」を実現することができます。タトゥーとは異なり、アートメイクでは表皮とよばれる皮膚の表層部に色素を入れていくため、肌細胞の代謝によって数年で色素は薄れていきます。
主な施術対象箇所は、眉・アイライン・リップ・ヘアライン・ホクロなどです。後述する「オフィスメイクで最もこだわるパーツ」または「オフィスメイクで手を抜きがちなパーツ」トップ3である目、眉、口元をカバーしており、一定のニーズがあることが予想できます。
アートメイクは基本的に下記のような流れで施術を行います。
- 1. カウンセリング
- 2. デッサンデザイン
- 3. 皮膚麻酔
- 4. 施術
- 5. アフターケア
施術時間は部位によって変わりますが、だいたい1時間〜3時間が目安のようです。2回目以降は一般的に所要時間が短くなります。また、施術後の症状には個人差があるため、アフターケアも含めて事前に計画を立てておくとよいでしょう。
アートメイクのメリット
アートメイクの主なメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- メイク関連に費やす総時間の短縮
- 約2~3年の間に徐々に薄くなるため、トレンドに合わせたデザイン調整可能
- 崩れないメイクの実現
- <施術箇所別具体例>
- 唇:飲食時にメイクリップが落ちることが無い
- アイライン:涙や汗でにじむことが無い
- ヘアライン:気になっている部分を補える
やはり時間と手間の面で大きなメリットが得られます。特に、時間の面にスポットを当ててみましょう。
例えば、オフィスメイクにかける時間は大半が10~15分という調査結果も出ていますが、仮に1日のオフィスメイク時間を10分とした場合でさえ、週5日換算で50分、月20日換算で200分(3時間20分)もの時間を使ったことになります。さらに、日中メイク直しやメイクオフの時間を加味した場合、メイク関連に費やす総時間はそれ以上。筆者は今回初めてこの事実を知り、改めて多くの時間をメイクに費やしていることを認識しました。
また、「オフィスメイクで最もこだわるパーツ」トップ3は目、眉、ベース、「オフィスメイクで手を抜きがちなパーツ」トップ3は口元・唇、目、ベースという調査結果も出ています。こだわりたいパーツや手を抜いてしまうパーツをアートメイクで常にこだわった状態にできるというのもアートメイクのメリットと言えるでしょう。ただし、同調査は実施期間が2022年のため、通常よりマスクから見えるパーツが重視され、逆にマスクで隠れるパーツが軽視される傾向にあったと予想できることは追記しておきます。
【オフィスメイクにかける時間】
※2022年時点
出所:アートメイクナビの調査をもとにアセットマネジメントOne作成
アートメイクのデメリット
次にアートメイクの主なデメリットを挙げてみます。
- 費用が掛かる(数千円~数十万円。施術箇所、施術場所により異なる)
- 施術後、痛み・腫れ・赤み・炎症などが出現する可能性がある
- アートメイク薬剤や麻酔薬などに対して、アレルギー反応が起こる可能性がある
- 施術者の技術習熟度による、希望デザインの再現性
特に費用や安全性の面が気になる方も多いのではないかと思います。安全性の面については個人差もあるため、専門の医師とよく相談するのがベストと言えるでしょう。ここでは、費用の面について掘り下げてみたいと思います。アートメイクをするということは、メイクが落ちるまでの期間はそのパーツのメイク代はかからないということになります。そこのところについてはどうなのでしょうか。
メイク用品にはプチプラコスメからデパートコスメまで、様々な価格帯の商品があり、その比較を以下でまとめてみました。改めてピンからキリまであることが確認できます。買い替えについては、雑菌繁殖や商品劣化の観点などから3カ月や半年を目途に買換えを推奨している商品もあるため、今回は年に2回買い替えをする前提で3年間分の費用をさらに下の表でまとめています。この結果を確認すると、やはり余程高いメイク用品を常用する前提でない限り、アートメイクの方が費用は高くつくと言えそうです。
【プチプラコスメとデパートコスメの価格帯比較】
メイク用品 | プチプラコスメ | デパートコスメ |
---|---|---|
アイライナー | 700円~1,500円 | 3,500円~5,000円 |
アイブロウ | 500円~1,500円 | 3,500円~7,000円 |
口紅 | 500円~2,000円 | 4,500円~13,000円 |
※全ての商品がこの価格帯に入るわけではありません
【プチプラコスメとデパートコスメを3年使用した場合の費用】
メイク用品 | プチプラコスメ | デパートコスメ |
---|---|---|
アイライナー | 4,200円~9,000円 | 21,000円~30,000円 |
アイブロウ | 3,000円~9,000円 | 21,000 円~42,000 円 |
口紅 | 3,000円~12,000円 | 27,000円~78,000円 |
※各コスメ価格帯の高値・安値の商品を1年に2回買換えて、3年間使用した場合の費用として算出
出所:各種情報をもとにアセットマネジメントOne作成
おわりに
いかがでしたでしょうか。筆者の複数の友人は長年アートメイク(アイラインと眉)を活用しており、「寝起きから素顔が整っているし便利で気分良く過ごせる」といった話を聞いたことが、今回アートメイクについてご紹介するきっかけとなりました。特に調べて驚いたことは、ヘアラインを改善する使い方もあるということで、アートメイクはメイクの時短を実現するだけでなく、美意識向上やウィークポイント改善など、モチベーションアップの可能性も秘めていると感じました。
今回はアートメイクに焦点を当てましたが、メイク時間を効率化する方法は多種多様です。ご自身にあった時短方法で捻出した時間を、家族や友人とのコミュニケーション、趣味やスキルアップの勉強など、ちょっとしたことを始めるのに充てれば、ご自身の生活をより豊かにできるのではないでしょうか。
※本記事に記載している施術情報には個人差等があります。詳細は、専門の医療機関へご相談ください。
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