準備で差をつける!テレワークがはかどる便利グッズを紹介
2020/08/14
テレワークという言葉もだいぶ世の中に浸透してきました。今まで検討中だったけれどコロナ禍による急な社会情勢の変化に整備が間に合わず、これからテレワークを始めるという人もいるでしょう。テレワーク人口が増えてくるにつれ、便利グッズについてのさまざまな情報もあふれるようになり、逆に「実際のところ何が便利なの?」と迷っている人もいるかもしれません。そこで、実際に使っている人の感想を交えながら、いくつかご紹介してみたいと思います。
ワーキングチェア
ただでさえ長時間のデスクワークは体への負担が大きいもの。ダイニングチェアは仕事用に設計されたものではないので、なおさら疲れます。テレワークをするようになってから、ワーキングチェアを導入する人も増えたようです。ワーキングチェアといっても最近はさまざまな商品があり、中にはかなりお手頃なものや、折り畳める省スペース設計のもの、カラーバリエーションの豊富なものがあります。人間工学設計の高機能な椅子を導入した人に話を聞いたところ、就寝中も目が覚めてしまうほどの腰の痛みに悩まされていたのが、椅子を変えたことにより調子が劇的に改善されたそうです。金額や見た目も大事ですが、体を長時間支え、長期間使用する椅子は、購入前によく吟味することが重要でしょう。
筆者の場合、最近まで和室の掘りごたつで仕事をしていたため腰がつらく、卵が割れないというゲルクッションを購入してみました。半信半疑で買ったところ、体重が分散されて想像以上に体が楽になりました。ちなみに、小心者の筆者には、本当に卵が割れないかを実際に試す勇気はありませんでした。
昇降デスク/スタンディングデスク
座りっぱなしは体によくないと言われています。高さを変えられる昇降デスクなどを導入している企業もあるようですが、在宅勤務用に個人で購入する人も増えているそうです。集中するとつい長時間同じ姿勢になりがちですが、立ったり座ったり姿勢を変えて作業することは体への負荷を軽減するコツです。場所を取るものなのでちょっと…という場合も多いと思いますが、省スペースなスリムタイプや、折り畳み可能なものも割とお手頃に手に入るようです。仕事中の姿勢も改善できて、なおかつ普段使いもできるなら便利ですね。筆者は最近、スタンディングデスク代わりに自宅のピアノの上にPCを置いて作業するようになり、体調や気分によって体勢を変えながら作業しています。立ちながらであれば敢えて意識しなくても体を動かしやすくなりますし、集中力もアップしただけでなくストレスも緩和されています。
デスク周りいろいろ
何気なく使っていた物など、「〇〇があったら便利なのに…」ということは多くありませんか?あまり物は増やしたくないけれど、あると助かるものをいくつか挙げてみたいと思います。
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PCスタンド
テレワークではノートPCを使っている人が多いと思いますが、人間工学に基づいたPCスタンドは自分に合った傾斜に固定したりなど調整ができるので、正しい姿勢をキープできて作業効率も高まると言われています。それだけでなく、PCの下に空間ができることで放熱効果があり、PCの温度上昇を防ぐことができるので、PCのパフォーマンスも改善できます。また既製品を買うのもいいですが、段ボールなど身の回りのもので自作する人もいるようです。自作であれば、仕事だけでなくおうち時間でDIYを楽しむこともできますね。
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モニター
ノートPCひとつで仕事をしていると、画面が小さくて作業しづらい経験をした人も多いでしょう。オフィスではモニターにつなげて仕事をしている場合、自宅でもモニターがあるとはかどります。会社支給の場合もあると思いますが、自費で購入しようとすると意外に値が張ります。また、狭い部屋にものを増やしたくないため自宅のテレビにHDMIのケーブルでつないでモニター代わりにしている人もいると聞きます。昨今のテレビは大型のものが多いので、大きすぎて逆に見づらいなんていう声もありますが、テレビで代用できるのであれば、わざわざ購入して物を増やさずに済みますね。 -
トラックボール
マウスのようにあちこち動かす必要のないトラックボールも注目されているようです。限られたスペースで作業していると、マウスを十分に動かすスペースの確保が難しいこともあるかもしれません。それだけでなく、腕や手首を動かさずに済むので、腱鞘炎の予防・改善にも役立ちます。ただ、大きさや形状にもさまざまなものがあり、価格のみで判断してしまうのは危険です。自分に合ったものをよく吟味する必要があるようです。 -
テンキー
なくても仕事はできるけど…というのが、テンキー。筆者は迷った末、薄型のワイヤレステンキーを購入してみました。お手頃でしたが安定していて、作業効率はかなり上がりました。地味だけど役立つアイテム。たかがテンキー、されどテンキーといったところでしょうか。 -
キーボード
「いやいや、わざわざテンキーを買うならキーボードがいい」という人もいるでしょう。オフィスで使用する外付けキーボードを使うのもいいですが、毎日長時間使うものですから、この際プライベートでも使える自分好みのキーボードにこだわってみるものいいかもしれません。最近ではさまざまなタイプがあるようで、折り畳めるものや分離するもの、うっかり何かをこぼしてしまったときに丸洗いできるものなど、バラエティに富んでいます。ワイヤレスで充電が面倒という場合には室内照明で充電できるソーラーキーボードなんていうのも便利かもしれません。
ほかにも、デスク上のごちゃごちゃしたケーブルを解決してくれるケーブル収納ボックス、なにかと必要なのに数が少ないUSBポートを補うUSBハブ、見えやすい位置に固定しておけるスマホスタンドなど、いろいろありそうですね。
空間も大事
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香り
テレワークになったときに筆者はまず色々な種類のフレーバーティーを購入しました。今日はアップルティー、明日はストロベリーティー、といったように日ごとにお茶の香りを変えて作業の合間に気分転換していました。
アロマディフューザーなどで好きな香りを楽しみながら働いている人もいるようです。香りには集中力を高める効果などがあるので、何かの形で作業スペースに香りの力を取り入れてみるのもおすすめです。 -
空気清浄機
今年は空気清浄機の売り上げが好調だそうです。ウィルスの除去に実際効果があるかどうかは別として、きれいな空気の中で仕事したいものです。父の日には、テレワーク中のお父さんへのプレゼントして喜ばれたなんていう話も耳にしました。空気清浄機の中には音の大きいものもあるので、集中力の妨げにならないよう、選ぶ際は機能や特徴をチェックしておきたいものです。 -
ライト
オフィスは、一般家庭と比べると部屋全体が明るく設定されていますが、自宅ではちょうどよい明るさは調整が難しいもの。中には、自宅で部屋の電気をつけるほどでも…と、卓上のUSBライトを使っている人もいるようです。また、角度や明るさを何段階にも調整できるLEDライトを購入したところ、目のストレスが軽減できたという話も聞きました。目が疲れると仕事に集中できませんし、視力が落ちたら大変です。ライトも仕事に影響する重要な要素ですね。また、Web会議の多い人は、顔を明るくする、いわゆる「女優ライト」と呼ばれるリングライトまで買った人もいるようです。
番外編
自宅にいるとお化粧をしていない日もあるでしょう。急なWeb会議が入り、慌てたことはありませんか?筆者はあります。 そんなとき、Web会議ツールと連携させて自動でメイクや補正をしてくれるアプリがあるそうです。アプリをインストールできる場合に限られてしまいますが、お化粧をしないまま顔を出して会議には出たくないときに活躍しそうです。
最後に
まだまだ新型コロナを警戒する日々が続くと思われますが、働き方改革が一気に推し進められている現在、テレワークはもはや一時的なものではなく、今後も多様な働き方のひとつとしてスタンダードになっていくでしょう。テレワークといっても、職種や勤務場所の状況など事情が異なれば必要なものも違ってきます。筆者の友人では椅子、デスク、PCスタンド…等々を購入し、快適かつ完璧な執務スペースを実現した強者もいますが、そこまで大胆な環境整備は難しくても、限られた状況で働きやすい環境を工夫していくのは必須といえます。本稿では、周囲からの見聞や自身の体験等をもとにご紹介しましたが、テレワークを始める人のヒントになっていただければ幸いです。
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