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【NISA活用状況を大公開】資産運用会社社員にアンケートを実施しました!

2025/02/17

ふやす

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2024年1月に新しいNISA制度が始まり、1年が経ちました。非課税枠の拡大や非課税期間の恒久化など、多くの投資家にとって嬉しい変更内容でしたが、皆さまはどのように活用していますか?本記事では、アセットマネジメントOneの社員11名にNISA活用状況に関するアンケートを実施し、その結果をご紹介します。投資信託を運用する立場にある資産運用会社の社員が「本当に投資信託を買っているのか」「どのアセットクラスに注目しているのか」など気になる情報を大公開します。ぜひ最後までご覧ください。

NISA制度とは?

NISAとは「少額投資非課税制度」ともいい、株式や投資信託への投資で得られた利益が非課税になる制度です。本来であれば個人投資家は、投資で得られた利益に対し20.315%の税金を支払わなければなりません。しかし、「NISA口座」を利用して一定の金額内で投資すれば、その利益には税金がかからなくなります。年間投資枠は最大360万円まで、総額で最大1,800万円まで非課税で投資ができます。また、一度使用した枠でも売却すると翌年以降に再利用することも可能です。

NISA制度の概要を表にまとめました。また、詳細については、当社サイト「新NISAガイドブック」をご覧ください。

 つみたて投資枠成長投資枠
非課税運用期間 無期限 無期限
年間投資枠 120万円 240万円
非課税保有限度額(総額) 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
買える商品 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
(金融庁の基準を満たした投資信託)
上場株式・投資信託等(除外条件あり)
備考 2つの枠の併用が可能。18歳から投資可能。

アンケートの概要

今回行ったアンケートの概要は以下の通りです。

対象者

30~40代の資産形成層を中心とした当社社員11名

質問項目

  1. 質問①:NISA口座を利用していますか?
  2. 質問②:2024年のNISA口座での購入方法を教えてください。
  3. 質問③:2024年にNISA口座で購入した商品の種類を教えてください。
  4. 質問④:【2024年にNISA口座で投資信託を購入された方のみ】どのアセットクラスを何%購入したか教えてください。

※質問④の選択肢は①全世界株式または先進国株式、②米国株、③日本株、④その他株式、⑤債券、⑥REIT、⑦バランス、⑧その他

実施時期

2025年1月

アンケート結果発表

気になるアンケート結果を発表していきます。

質問① NISA口座を利用していますか?

利用率は91%と、11人中10人が利用しているという結果になりました。アンケートは無記名方式で行ったため、NISA口座を利用していない方の理由は定かではありませんが、NISA口座は他口座との損益通算ができないなどのデメリットもあるため、そういった理由によるものなのかもしれません。単純に今は投資をしていないという可能性もあります。

質問② 2024年のNISA口座での購入方法を教えてください。

NISA口座を保有している方の中で、つみたて購入とスポット購入を両方活用している方は70%となりました。多くの方がつみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用しているものと思われます。

【NISA口座での購入方法】

NISA口座での購入方法

質問③ 2024年にNISA口座で購入した商品の種類を教えてください。

NISA口座を保有している方の全員が投資信託を保有していることが分かりました。投資信託のみと回答した方が80%で、残りの20%の方は投資信託の他にETF、日本株、海外株を保有しているようです。

【NISA口座で購入した商品】

NISA口座で購入した商品

質問④ どのアセットクラスのファンドを何%購入したか教えてください。

平均で約4つのアセットクラスに分散投資していることが分かりました。各アセットクラスへの投資割合は、均等になるように配分している方もいれば、メインのアセットクラスを決めてそれ以外は低めに設定している方もいました。
また、10名の投資信託保有者における各アセットクラスの保有割合の平均値で算出したポートフォリオは以下のようになりました。

【資産運用会社社員10名の平均ポートフォリオ】

資産運用会社社員10名の平均ポートフォリオ

全体の傾向として、株式ファンドへの投資比率が高く、78%となりました。全世界株式ファンドや先進国株式ファンドなど、1つのファンドで様々な国や地域に分散投資できるファンドが最も人気でした。次いで米国株、日本株が続きました。成長が期待できる国や地域の株式を中心としながらも、債券、REITなど株以外のアセットクラスに分散投資している方もいました。また、バランスファンドの保有率は低く、自分の好みのアセットクラスのファンドを自分で決めた配分で投資している傾向にあるようです。

※上記はアンケート結果に基づく情報であり、上記のような構成割合の推奨を目的としたものではありません。また将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。

最後に

いかがでしたでしょうか。投資信託を運用する側の人間がどんな投資信託を保有しているかなんて、普段なかなか知ることができないのではないでしょうか。本記事の内容を参考にしつつも、ご自身のライフプラン、年齢、収入、家族構成に合ったベストなNISA活用方法をご検討してみてはいかがでしょうか。

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