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4-2

ポートフォリオを作ってみましょう

ポートフォリオとは、ご自身の保有する(保有を予定している)資産の組み合わせやその比率のことを指します。
運用の目的が決まったら、ご自身に最適なポートフォリオを考えてみましょう。

(1)積立の予算と目標を決めましょう

どのようなポートフォリオが良いかは、投資の目標によって異なります。
まずはご自身で、

①最初に投資する金額
②毎月の積立金額
③投資の目標までの積立期間
④想定する運用利回り

を考えましょう。

ご注意して頂きたい点は、想定利回り(リターン)が大きいほど想定リスクも大きくなることです。ご自身が許容できるリスクに見合った利回りを想定してください。

投資金額とリターンのシミュレーション例

図:予算と目標のシミュレーション例
  • つぎに、
    ⑤貯まったお金を使うペースも考えましょう。
    弊社サイト内のツールでシミュレーションできますので、試算してみましょう。

    いかがでしたでしょうか?イメージと異なる場合は、①に戻ってシミュレーションを繰り返してみましょう。

(2)株式、REIT、債券、外貨建て資産のバランスを考えましょう

分散投資を行うのはいかがですか?値動きの異なるさまざまな資産に分散投資すれば、一つの市場が下がっただけでは慌てる必要はありません。分散投資をしていれば、長期スタンスで割安な時も積み立てることが可能です。
今検討している資産だけでなく、保有する資産全体で分散を考えることも大切です。

  • 私たちの年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、下記の基本比率に基づき投資を行っています。

【ご参考】ポートフォリオの例

  • 相対的に価格の変動が小さく、安全資産とされる「国内債券」を中心に、リスク・リターンが低めな国内資産に分散投資するポートフォリオ

  • 為替のリスクを取りたくない、でも色々な資産に投資して少しリターンをねらう、国内株式・国内REITの保有比率を上げたポートフォリオ

  • 為替変動のリスクを取って、リスク・リターンがやや高めの先進国株式、先進国REITを組み入れたポートフォリオ

  • 相対的に値動きの大きい先進国や新興国の株式を組み入れるなど積極的にリスクをとり、リターンをねらうポートフォリオ

  • さまざまな資産に同程度分散投資することで、値動きを抑えつつ、幅広く収益獲得の機会をうかがうポートフォリオ

※上記は目標別のポートフォリオの一例を示したものであり、すべてを説明するものではありません。
※相場環境によっては、上記のような目標どおりにならない場合があります。

(3)どのファンドを購入するかを決めましょう

組み入れる資産の配分がイメージできたら、次は各資産ごとのファンドを選びます。
くわしくは、「4-3 商品を選んでみましょう」をご覧ください。

このページのまとめ

投資の鉄則は、長期、積立、分散です。それを実現するためのポートフォリオを作りましょう。
そのためのプランは、次の順番で考えていきましょう。

(1)積立の予算と目標を決めましょう
(2)株式、REIT、債券、外貨建て資産のバランスを考えましょう
(3)どのファンドを購入するかを決めましょう

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動画でわかる資産形成

  • 第一話:資産形成はなぜ必要?
    2018/10/01公開
  • 第二話:投資信託って何?
    2018/10/01公開
  • 第三話:投資信託についてもっと知りたい
    2018/10/01公開
  • 番外編:資産形成をする上で大事なことは?
    2018/10/01公開