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オンラインゲームとは?加熱する市場を3つの視点から紐解く

2023/06/16

知恵のハコ

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皆さまはオンラインゲームをやっていますか?コロナ禍では自宅で過ごすことが多かったことから、ゲーム業界はこれまで以上に盛り上がりをみせています。特に、オンラインゲームは筆者の周りでもとても流行っており、よく話題をSNSで見かけます。しかし、なぜ一般的に娯楽と位置付けられている「ゲーム」がこれほどまでに盛り上がっているかについてはピンと来ていない方も多いと思います。
今回はそんなオンラインゲームについて、そもそもどういうものなのかを解説した上で、昨今の盛り上がりの背景を以下の3つの切り口から紐解いてみようと思います。

  1. ①「モバイル」ゲームの盛り上がり
  2. ② 拡大するe-スポーツ市場
  3. ③ ゲームだけにとどまらないコンテンツビジネス
 

オンラインゲームとは

オンラインゲームとは、インターネットに接続した状態で行うゲーム全般を指し、世界中の不特定のユーザーとリアルタイムでつながり、コミュニケーションを取りながらプレイするという特徴があります。かつてはオンラインゲームといえばPCで行うゲームを指していたこともありましたが、今ではモバイル端末、PC、家庭用ゲーム機など端末を問わずインターネットに接続して行うゲームが総じてオンラインゲームと呼ばれています。
あらゆるものがインターネットに接続される時代、もはやゲームと言えばオンラインゲームを思い浮かべる人も多く、「一人でいる時も皆でプレイする」という前提が従来のゲームと一線を画す特徴と言えるでしょう。

1. 「モバイル」ゲーム市場の盛り上がり

拡大するモバイルゲーム市場

オンラインゲームの中でもモバイル端末でのゲームの市場は特に大きな盛り上がりが見られます。実際に発表されている2021年における市場規模は以下のようになっています。

  • 世界のモバイルゲーム市場規模:9兆1,697億円
  • 日本のモバイルゲーム市場規模:1兆3,060億円

出所:角川アスキー総合研究所発行「モバイルゲーム白書2022」 オンラインゲーム

2011年に日本のモバイルゲーム市場が2,000億円程度であったことから、この10年間で大きく成長したことになります。ある企業に関して主要事業が振るわない中、リリースしたモバイルゲームアプリが大ヒットし、株価にも大きく影響を与えた事例があります。また、現在、モバイルゲーム市場が家庭用ゲーム機市場を上回っているというデータがあります。ゲームと言えば家庭用ゲーム機でゲームをするイメージの時代ではなくなっているのかもしれません。

モバイルゲームのビジネスモデル

このように拡大しているモバイルゲーム市場ですが、どのような仕組みで収益を確保しているのでしょうか。「フリーミアム(Freemium)」と呼ばれる収益構造が挙げられます。フリーミアムとは、「フリー(Free)」(無料)と「プレミアム(Premium)」(割増金、掛け金)の両方の側面を合わせて収益を確保するビジネスモデルで、ベンチャー投資家のフレッド・ウィルソンの発案が起源となっています。
具体的には、アプリのダウンロードは無料でゲームをより楽しむために課金するという仕組みで、従来の買い切りのゲームとは異なり「多くの人に体験してもらいつつ、ファンとなった人からは継続的に収益を得ることができること」ができ、市場の拡大に貢献していると言えます。

モバイルゲームのビジネスモデル

2. 拡大するe-スポーツ市場

オリンピックe-スポーツシリーズ

オンラインゲームの盛り上がりを紐解く一つの大きなトピックとして「e-スポーツ」が挙げられます。筆者がゲームを楽しんでいた子どもの頃は、ゲームがスポーツの一種になるとは考えもしませんでした。しかし今は国境をまたぎ誰でも参加できる、ある種ユニバーサルな競技として注目が集まっています。そして2023年にオリンピックの種目には入らなかったものの、国際オリンピック委員会が公式にe-スポーツの大会を立ち上げて話題になりました。

オリンピックeスポーツシリーズ(OES)は、国際オリンピック委員会(IOC)が国際競技連盟(IF)やゲーム会社と連携して設立した、 世界的なバーチャル&シミュレーションスポーツ競技大会です。

出所:オリンピックeスポーツ公式より

オリンピックeスポーツシリーズ2023は、3月1日に開幕し、決勝戦は2023年6月にシンガポールで開かれます。種目はアーチェリー、サイクリング、セーリング、ダンス、チェス、テコンドー、テニス、モータースポーツ、野球となっており、特に野球の種目で日本の人気ゲームが採用されたことが話題になりました。

ますます盛り上がるプロとしての側面

e-スポーツ年間収益も年々増加し、今後も大きく伸びていくことが予想されています。賞金額を見ても、国内において総額が一億円を超える大会がいくつも開催されていることに驚きます。また中学生の将来なりたい職業の上位にもランクインしているという話も聞き、ゲームは職業の選択肢の一つであり、プロとしての活躍も次第に一般的になってくるという印象を受けます。

ますます盛り上がるプロとしての側面

3. ゲームだけにとどまらないコンテンツビジネス

最後に、実際にゲームをプレイすること以外でも盛り上がりを見せている周辺市場を取り上げます。

● 企業とのコラボ

主に食品などでの漫画やアニメと企業のコラボはよく見かけます。近年はゲーム、特にスマホゲームもコラボ先として増えてきています。ゲームという領域は好きなキャラに課金して楽しむような仕組みから「推しキャラ」という楽しみ方の側面が強く、特定のキャラクターへの熱烈なファンがつくことが多いため、コラボ商品はSNSで話題になることもあります。

● ゲーム配信

YouTubeなどを使用して実況しながらゲームをするという配信方法も 、特にコロナ禍を経て大きく伸びています。日本でも芸人が次々に参入して話題になっています。配信の主な収益は以下であると言われています。

  • 再生数に応じた広告収益
  • 視聴者による投げ銭
  • 企業とのタイアップ動画

ゲーム配信は、今では専業で配信を行っている人もいるほど規模も大きくなってきています。また、ゲーム会社はコンテンツ利用を促してお金を稼いでいるだけのようにも見えますが、話題づくりのためにゲーム配信を支援している場合も多く、今は一つの大きなビジネスになっていると言えます。

③	ゲームだけにとどまらないコンテンツビジネス

まとめ

遊びから競技であり一大ビジネスにまで成長しているオンラインゲーム。実際に調べてみるとかなり大きな資金が動き、最近世界で高い関心がもたれているとわかりました。オンラインゲームの市場に関してこれから注目してはいかがでしょうか。

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