「情報・身体・移動」の
安全への長期投資で、
より低リスクで
豊かな世界を目指す
パトリック・コルブ

グローバル・セキュリティ株式ファンド
(3ヵ月決算型)
設定日:2015年12月18日
商品分類:追加型投信/内外/株式
投資対象:国内外の株式

Patrick Kolbパトリック・コルブ

2005年6月からクレディ・スイスの株式チームに所属。セクター・アナリストを経て、2007年3月よりグローバル・セキュリティ投資戦略のリード・ポートフォリオ・マネージャー。イノベーションを起こし、業界のゲームチェンジャーとなり得る企業こそが、セキュリティ分野で価値を生み出すドライバーになると考え、新たなテクノロジーを持つ銘柄探索に日々余念がない。

私の投資哲学

ピュア・プレイヤー銘柄の発掘が最重要ポイント

当ファンドでは、ピュア・プレイヤー銘柄のみに投資します。ピュア・プレイヤー銘柄とは、50%以上の売上げをセキュリティ事業で計上している企業と当社では定義しており、これら銘柄のみに投資することでセキュリティ市場の成長を、ファンド自体の伸びにダイレクトに反映させることができます。クレディ・スイス・アセットマネジメント(スイス)リミテッドではピュア・プレイヤーの銘柄選定、アロケーションにおいて「経営の質」、「革新性」、「財務の健全性」、「競争力」、「ESG」の5つの観点から、ボトムアップで分析しております。このことに加え、チューリッヒ工科大学(ETH)とパートナーシップを締結し、コンピューターサイエンス、テクノロジー、バイオテック分野での新しい技術発掘、有望なピュア・プレイヤー銘柄の発掘に日々努めています。

幅広く「サイバー」、「ライフ」、「モビリティ」のセキュリティ分野へ投資

セキュリティというと、建物への侵入を防ぐことや、足元ですとサイバーセキュリティ分野のイメージが強いかもしれません。一方当社では、セキュリティを幅広い安全、すなわち社会に必要不可欠なもの全般をカバーする広い概念と捉え、当ファンドでは大きく「サイバー」、「ライフ」、「モビリティ」の3つのセキュリティ分野へ投資しております。サイバーセキュリティ投資に特化すると、ボラティリティの高いパフォーマンスとなる傾向がありますが、当ファンドではセキュリティ市場全般の成長を捉えつつ、ボラティリティを抑えることが可能と判断しています。例えば、テレワークを支えるサイバーセキュリティ、新型ウイルスのワクチン開発などのライフセキュリティ、自動運転を支えるモビリティセキュリティなど、新たな社会インフラを支える銘柄を厳選し、40-60銘柄へ長期投資しています。

投資家のみなさまへ

私たちの生活はテクノロジーの進化により利便性が向上してきた一方で、サイバー犯罪の増加、環境汚染の影響、食品の安全性など、脅威や不安に思うことも増えています。日々の生活の中で私たちの情報や身の健康を守る術として、安全を確保するためのセキュリティは切っても切り離せないものとなっています。また、「生活のデジタル化による社会インフラの影響」、「人口増加」、「規制強化」といった社会的な観点からもセキュリティの重要性はこれまで以上に高まってきました。当ファンドは幅広いセキュリティを投資対象としており、私たちの生活に必要不可欠なセキュリティ全般の成長性へ分散投資していただけます。

印象的な出来事

新型コロナウイルスパンデミック 2020年~

何があった?

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大したことは、人の生命をも脅かす社会的脅威を生み、世界株式市場においても、パンデミック発生当初、セクター横断的に大幅な下落を見せました。その後、主要中央銀行が大規模かつ急速に金融緩和政策を打ち出したことや、主要国の財務政策が下支えしたことで、株価は強い反発を見せましたが、人々や政府による安心・安全への意識、特にパンデミックへの備えの意識が更に高まりました。

その時、どう動いた?

当該ファンドでは、優良な企業を早期に発掘・投資したのち、企業と成長を共にしていく長期投資を標榜しており、従前から安全の観点で構築して来たポートフォリオにおいて、新型コロナウイルスのショック時も大きな銘柄入れ替えは実施せずに長期投資が継続できました。先述の通り、大きく3分野の幅広いセキュリティに投資してきましたが、このコロナ禍ではライフセキュリティ関連銘柄と、サイバーセキュリティ関連銘柄が堅調でした。新型コロナウイルスの検査、研究などに利用する機器や薬品を開発する「サーモフィッシャー」や、ネットワーク上のセキュリティを提供する「フォーティネット」がコロナ前から長期にわたって保有してきた銘柄の代表格です。
パンデミックへの備えが最重要事項になりつつある中で、幅広い感染症に対するソリューションを提供するサーモフィッシャー、そしてインターネット上の犯罪件数が増加する中でプレゼンスを発揮するフォーティネットの今後の伸びには期待が集まります。これらはコロナ禍でも、そして今後中長期的に見ても、成長が期待できる銘柄と言えるでしょう。

※上記は過去の投資事例であり、保有の継続または将来における当ファンドへの組入を示唆、保証するものではありません。また、個別銘柄の推奨を目的としたものではありません。

当ファンドの詳細はこちら

当ウェブサイトの図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更される場合があります。

*見解は2021年9月時点のものであり、市場動向等の変動により予告なく変更される場合があります

グローバル・セキュリティ株式ファンド
(年1回決算型)

アセットマネジメントOne
ロングセラーシリーズ
LINEUP
ラインナップ