アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所

青森みちのく銀行が参画する「AOMORI未来創造ラボ」において、金融経済教育の面からサポートを実施!

2026/04/21

アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所は、青森みちのく銀行が参画する「AOMORI未来創造ラボ」 トライアルプログラムをサポートしました。

本取り組みの内容や学生の皆さんの印象に残った点などについて、ご紹介します。

ウェルビーイングと金融リテラシーの関係性を理解

青森みちのく銀行のプロジェクトでは「青森県民の金融リテラシー向上を図るプロモーションやイベントのアイデア創出」という課題が学生に与えられました。参加した学生は三カ月間、計10回のミーティングを経て、成果報告会に臨みます。

未来をはぐくむ研究所は、学生がアイデアの企画立案を行うための土台として、金融経済に関する知識やマーケティングの解説を4回×2時間にわたり実施しました。

本取り組みの前半では、ファイナンシャル・ウェルビーイングの考え方や、それを支える金融リテラシーの重要性について、当社が出版に携わった情報誌「アセットマネジメント業界の研究」(2025年6月発刊)をテキストとして活用し、お伝えしました。また、投資が企業や社会、家計にどのような影響を与えるかについて、学生たちと意見交換を行いました。

後半は成果報告会に向けて、金融経済教育をテーマにマーケティングの考え方をお伝えしました。その中で、具体的なアイデアを創出するための準備として、ペルソナ像(ターゲットとなる人物像)を学生の皆さんと創り上げました。

ウェルビーイングと資産形成の関係性を理解

回を重ねるごとに、参加した学生の発言もより積極的になり、活発な意見交換が行われました。グループワークやディスカッションを多く取り入れたことで、周囲の意見を踏まえた新たな気づきの発見に繋がったようです。

また、投資に対するネガティブな印象の払拭やウェルビーイング実現のための金融リテラシーの必要性などを自分ごととして考える兆しが見られました。

その代表的な例として、ある学生からいただいたコメントを以下にご紹介します。

参加した学生

自分自身で投資を行うという行為に対して、以前はマイナスイメージを持っていました。しかし、これまでの講義から、投資には社会をより良くする側面もあることを知り、印象が大きく変わったように感じます。
投資信託などを通してお金を運用することで、企業の活動を支えたり、社会全体に貢献したりできるということを学びました。これまで、「投資=お金儲け」というイメージしかなかった私にとって、新しい視点を得られる講義でした。

ディスカッションを通じた当事者意識の芽生え

特に印象深かったのは、青森県民の方々が抱える資産形成に関する悩みや課題について学生と行ったディスカッションです。

学生たちは、これまでの経験や本プロジェクトで得た知識を活用しながら、考察を行いました。その過程で、それぞれが青森県民の方々の金融リテラシー向上に貢献したいという思いが高まり、本プロジェクトに対する当事者意識が芽生えたように思えます。

学生の皆さんからいただいたアンケート回答を一部ご紹介します。

  • 投資が自分だけでなく、会社や社会にも役に立つことを改めて考えるいい機会になりました。青森県民の方々の金融リテラシーが向上し、投資による会社や社会の成長が実現できれば、青森県もよりよく発展するのではないでしょうか。
  • 投資をすることで、個人・会社・社会それぞれにどのような影響が生まれるのか、投資家と企業の関係性がどのように変化してきたのか、もっと知りたいと感じました。
  • これまで投資に対してはギャンブルのように危険で不安定なものであるというマイナスのイメージを強く抱いていた。しかし、投資は決して一部の人だけが行うものではなく、私たちが安心して生活を続けるために必要な知識や手段であると理解することができた。特に、将来の備えとして投資の役割を学んだことで、これまでの先入観を改めるきっかけになった。
  • 全体を通して多くのディスカッションの時間が設けられており、そのおかげで学んでいる内容をより深く理解することができました。また、他の人の意見を聞く機会もあり、自身の考えを広げるきっかけにもなったと思います。
  • 資産運用について、最初はまったくイメージが掴めず難しく感じましたが、考えを共有していくうちに、 自分自身の経験や価値観を生かせる部分が多いことに気づきました。これまで何気なく過ごしてきた日常生活の中にも、金融の世界やお金の仕組みとつながる部分があるのだと実感し、新たな発見をすることができました。

「AOMORI未来創造ラボ」について

今回、未来をはぐくむ研究所がサポートとして参加した「AOMORI未来創造ラボ」トライアルプログラムとは、「青森市産官学連携プラットフォーム」と青森県雇用対策協議会が共同で開催し、企業・団体が学生のアイデアを活かし、協働で新しい価値を創り上げるプログラムです。学生にとっては地元企業への理解を深め、就職活動を考えるにあたっての参考となる取り組みとなります。

なお、2025年12月に行われた「AOMORI未来創造ラボ」の成果報告会では、参加企業9社の各プロジェクトに取り組んだ学生による発表が行われました。

「AOMORI未来創造ラボ」の成果報告会

その中で、当研究所がサポートした青森みちのく銀行チームは「ナイスチャレンジ賞」を受賞しました。

本取り組みでは、学生の皆さんが金融や投資に関連する学びを自身の暮らしや地域の課題と結び付け、主体的に考えを深めていく姿が印象的でした。金融経済教育が地方における金融リテラシー向上を通じて、地方創生に繋がる可能性を実感しました。

未来をはぐくむ研究所では、個人の資産形成やファイナンシャル・ウェルビーイングをサポートすべく、これからも各種取り組みを進めてまいります。

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