投資とは、成長しそうな会社にお金を提供して、
会社を応援おうえんすることです。
このお金によって、会社は社会に役立つ、
革新的な商品やサービスを開発することができ、
私たちの生活は豊かになります。
このように投資は私たちをより良い未来に導くことにつながります。

会社に投資する時は、株式を購入こうにゅうします。
株式は、会社が資金を提供してくれた人に対して発行する権利書です。
つまり、株式の購入こうにゅうは会社の一部を所有することを意味します。

会社が利益を上げると、その利益を分けてもらえたりします。
それを配当金といいます。
また、株式は買ったり売ったりできます。
会社が成長すればするほど、会社の利益や配当金は大きくなるので、
その会社の株式を買いたい人が増え、株式の値段が上がります。

しかし、投資は必ずしも成功が約束されているわけではありません。
例えば、新しい商品が売れない、強い競争相手が出てきた場合など、
会社が予想したように成長しなかったときは株式の値段が下がり、
投資したお金が減ってしまうこともあります。
このような不確実性は「リスク」と呼ばれます。
投資を行う際には「リスク」を理解し、慎重しんちょうに判断することが求められます。

投資は、単に自分のお金を増やす手段以上のものです。
私たちが応援おうえんした多くの会社が成長すれば、豊かな社会につながるからです。
もちろん、将来何があるかわからないので、リスクを管理して、
お金を大きく減らさないようにしなければなりません。