アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所

帝京大学で「資産運用とファイナンシャル・ウェルビーイング」をテーマとした出張講座を2年連続実施!

2026/01/15

アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所長の伊藤雅子と研究員の坂内卓は、2024年度に引き続き、2025年12月に帝京大学 経済学部 植田隆彦教授の担当講義「産業・企業演習」で、「資産運用とファイナンシャル・ウェルビーイング」をテーマとした出張講座を実施し、約50名の学生が参加しました。

主な講義内容は以下の通りです。

〇 主な内容

  1. 資産運用が欠かせない時代
  2. これからの「いい会社」を見極めるポイント
  3. あなたのファイナンシャル・ウェルビーイングを実現するために

「収入-(貯蓄+投資)=支出」という考え方への共感

今回の講義では、まず学生の皆さんに「投資のイメージ」について尋ねました。昨年度の講義では、「ちょっと怖い」、「ハイリスク・ハイリターン」、「ギャンブルのようなもの」といったネガティブな意見が目立ちましたが、今年度は「将来に向けて必要」といったプラスのイメージを持つコメントも見られました。他大学での講義と同様に、投資に対するポジティブな印象が少しずつ広がりつつあることを実感しました。

講義では、インフレ環境下における資産運用の重要性について説明し、少額からでも長期的に投資を続けることのメリットを、数字を使って具体的に伝えました。また、投資とギャンブルの違いや「インベストメント・チェーン」の考え方を詳しく説明したことで、投資に対して前向きな意識の変化が生まれたという意見が多く寄せられました。

さらに、 「これからの『いい会社』を見極めるポイント」をテーマに取り上げ、学生の皆さんには自身が思う「いい会社」を挙げてもらったところ、「自分の力に見合う評価をしてくれる」、「職場の雰囲気が良い」、「ホワイト企業である」といった働く側の視点に基づく回答が多くみられました。その後、企業の事例を交えながら「ESG(環境・社会・ガバナンス)」の視点の重要性を伝えたところ、企業を判断する新たな物差しが得られたとの反応がありました。

また、学生の皆さんの印象に残った内容として多く挙げられたのが、「収入-(貯蓄+投資)=支出」という家計管理の考え方です。収入を得た際に、まず一定額を貯蓄や投資に回し、その残りの金額の範囲内で家計をやりくりするという考え方が、新鮮で自身の今後のために役立つ内容として好評を得ました。

帝京大学で「資産運用とファイナンシャル・ウェルビーイング」をテーマとした出張講座を2年連続実施!

講義後の学生の皆さんのアンケートより

学生の皆さんから講義で学んだことや感想をいただきましたので、その一部をご紹介します。

■資産運用・投資の重要性の理解、行動変容の兆し

  • お金を運用していくことが大切だということが印象に残った。続けることが重要であると理解し、少額からでも将来のために考えていく必要があると感じた。
  • インフレが続くことでどれくらい現金の価値が下がるか、そしてだからこそ長期の投資をすることが大事だというのが印象的でした。
  • 物価変動によるお金の実質的価値の変化を聞いて、今すぐに投資について考えていかなければいけないと改めて思いましたし、投資などを行ってお金を働かせていかないといけないとも思った。
  • 自分の親は50歳になってから最近投資を始めた。親からも「今始めなさい」と言われていたので、今日の講義で更に始めなければという考えになった。
  • 投資については、お父さんがよく話していて興味があったのですが、学生ということもあり、怖くてお金を使いたくなくて触れてこなかったです。でも、20代から動き出した方が良いと聞いたので、今夜にでもお父さんに相談にのってもらおうかなと思います。

■「収入-(貯蓄+投資)=支出」の考え方への共感

  • 私は、「収入-支出=貯蓄」であると思っていました。「収入-(貯蓄+投資)=支出」という新しい考え方を教えてくれたことが自分の今後のために役立つのではないかと考え、一番印象に残りました。
  • 「収入-支出=貯蓄」という考え方ではなく、「収入-(貯蓄+投資)=支出」というマインドを持つことは新しい考え方で感心した。

植田 隆彦教授
「資産運用について学び、将来を見据えた豊かな人生を築いてほしい」

私どもを招いてくれた植田教授からもコメントをいただきました。

植田 隆彦教授 「資産運用について学び、将来を見据えた豊かな人生を築いてほしい」

坂内(左)、植田教授(中央)、伊藤(右)

「産業・企業演習」は、4年生を対象とした授業です。社会に出ると、職業の種類を問わず、金融と関わる機会は増えていきます。仕事の場面だけでなく、個人の生活を支える基盤としても、金融リテラシーを高めておくことが重要です。本授業では1年間を通して、銀行、保険、証券、資産運用といった主要な金融分野について、業務内容や金融商品の基本を学んでいます。

物価上昇が定着し、金利のある世界が再び現実のものとなる中で、資産運用の知識は、自らが稼いだお金を将来に向けて有効に活用するために欠かせません。NISA制度の拡充など、政策面からの後押しも進んでいます。今回の講義は、資産運用を長期的な視点から捉え、人生設計と一体的に考えるための良い機会となりました。

資産運用への関心が高まることで、経済や金融市場への理解が深まり、仕事や生活の両面において前向きな効果が期待されます。受講した学生の皆さんには、「金融は難しい」「投資は危険だ」と考えて何もしないのではなく、資産運用について学び、将来を見据えた豊かな人生を築いてほしいと思います。

未来をはぐくむ研究所では、個人の資産形成やファイナンシャル・ウェルビーイングをサポートすべく、これからも出張講座をはじめとした各種取り組みを進めてまいります。

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