警視庁警察学校で「これからの「お金の置き場所」のお話」をテーマとした出張講座を実施!
2025/02/20

アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所長の伊藤雅子は、第一生命保険株式会社とのコラボレーションにより、警視庁警察学校大講堂にて、「これからの「お金の置き場所」のお話」をテーマにした出張講座を実施し、約850名の警察学校生が参加しました。
「投資の力」を具体的な数字で実感する
主な講義内容は以下の通りです。
〇 主な内容
- 投資とギャンブルとの違い、リスク・リターンの考え方
- 資産の持ち方「長期・積立・分散」の重要性
- ファイナンシャル・ウェルビーイングを実現するために
このような大規模な会場で、これだけ多くの学生を前に講演を行う機会は非常に貴重であり、当研究所にとっても大きな経験となりました。
受講者には、物価上昇が続くとお金の価値が年々目減りしていくこと、その対策の一つとしての投資の必要性を伝えました。投資に対してネガティブな印象を持つ参加者のために、投資とギャンブル、投資詐欺の手口との違いについても丁寧に説明しました。
また、これから社会に出る皆さんには長い時間を味方につけた持ち方(長期・積立・分散)が有効であること、さらにお金を置く場所(NISA・iDeCo)の重要性についてもお伝えしました。
受講した皆さんよりいただいた感想の一部を紹介します。
- 今まで、投資はギャンブルと一緒で、一歩間違えたら人生が台無しになってしまうものだと思っていました。しかし、講演を聴いて、その印象はなくなり、老後を豊かにするために、自分もしっかり勉強すべきと思いました。
- 講演を聴いて、今後のお金の使い方についてとても考えさせられた。少子高齢化が急速に進んでいくなかで、65歳を越えたあとの将来が不安である。その不安を解消するためにも、今のうちからできる事をやろうと思った。
- 今までは親が保険や貯金等をやってくれていたが、これからは一社会人として自分で全てやっていかなければならない。これからの人生を計画的に生きていけるように、興味があった投資等を、この講演を聴いて、始めていきたいと思いました。
- 講演を聴いて、お金は貯金すればそれだけで良いと思っていたが、それではダメで、しっかり考えて、行動しなければいけないことを学んだ。投資は、お金を流通させ、社会全体としてお金の流れをつくるものであり、ギャンブルのような悪いイメージを持っていたが、全く違うものなんだと気が付く事ができた。
● 警視庁警察学校長 警視長 大八木清高 氏
「一人一人が正しく将来設計を行い、憂いなく職務に打ち込めることが必要」
警察学校は高校や大学を卒業し採用された者が、法律、実務等の座学、柔道・剣道・逮捕術等の術科訓練などを通じて、一人前の警察職員となるための職業訓練学校です。 一昔前までは、ともすると「警察職員は都民国民のために自分を犠牲にして仕事を全うし、自分のことなど二の次。」という滅私奉公的な組織文化が強かったように思います。しかし現代は、一人一人が正しく将来設計を行い、憂いなく職務に打ち込めることが必要であると考えております。
このような中、時代の変化に応じた金融リテラシーを身に付けることは、これからの警察職員にとってまさに重要なことと考え、この度「未来をはぐくむ研究所」にご講演をお願いすることといたしました。 今回の、伊藤所長のクイズを交えた会場参加型の分かり易く興味深いご講演によって、学生が資産形成についての知識を身に付け、公私ともに安心安定した人生を歩んでいけるきっかけになれば幸いと考えております。引き続きよろしくお願いします。
● 第一生命保険株式会社 公法人部 顧問(元警視庁警務部参事官) 額賀ゆき子 氏
「出身である警視庁の職員にも、是非資産形成のための正しい知識を身に着けてもらいたい」
第一生命では、現在生命保険だけでなく資産形成についても力を入れているところであり、私の出身である警視庁の職員にも是非資産形成のための正しい知識を身に着けてもらいたいと考えていました。
そんな折、金融リテラシー教育のプロである「未来をはぐくむ研究所」の伊藤所長と知り合う機会をいただき、警察職員に特化した金融リテラシー教育について大変機知に富んだご提案をいただきました。
そのご縁で昨年、未来をはぐくむ研究所に警察学校幹部職員向けの資産形成セミナーをお願いしました。 及ばずながら、私から貯蓄は美徳という国民性、インフレによる経済の悪循環、投資立国を目指す政府の大転換等を解説したのち、伊藤所長から更に詳しい日本経済の動向、これからの資産形成に必要な知識等を非常に分かり易くご講演いただきました。受講者である警察学校教官、助教からは、内容の素晴らしさだけでなく、伊藤所長のパッションに溢れたお話しぶりに、「人に興味を持たせる力のある伝え方に感銘を受けた」という声も聞かれ、私としても喜ばしい手応えを感じました。
その実績を踏まえて、警察学校長から学生に対する金融リテラシー教養のご依頼を受けました。今回は第一線で活躍する直前直後の警察学校学生約850名を前に、「具体的な数字で考える! これからの『お金の置き場所』のお話」と題して社会人として必要な「ファイナンシャル・ウェルビーイング」という考え方までをお話しいただき、学生の皆さんにとって非常に有益だったと確信しています。最初から最後まで引き込まれ、時間を忘れる50分間でした。
こういった本格的な金融経済教育を警察学校で行うことは全国でも類を見ないことですし、何よりこれからの警察職員に必要な社会人としての視点であると考えます。
ご講演本当にありがとうございました。
大八木警察学校長、額賀顧問、この度は講演開催のご依頼をいただきありがとうございました。
未来をはぐくむ研究所では、個人の資産形成やファイナンシャル・ウェルビーイングをサポートすべく、これからも出張講座をはじめとした各種取り組みを進めてまいります。