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最近よく聞く「ランドセル活動 “ラン活”」とは?いつから始める?

2022/04/28

かかる

小学校入学を来年に控えるお子さん(お孫さん)がご家族にいらっしゃる方は、そろそろ入学前の一大イベントである「ランドセル選び」が気になってきているのではないでしょうか。この、ランドセル選びや購入するための活動は総じて「ランドセル活動(ラン活)」と呼ばれています。今回は、このラン活の実態について探ってみます。

ラン活を始めるベストな時期

街中では、真新しいランドセルを背負った初々しい新入生の姿を見かけるようになりました。〇十年前、筆者が小学3~4年生の頃は、大半の友達がランドセルからリュックサックなどの好きなバッグにシフトして登校していました。しかし最近では6年間しっかりランドセルを背負って登校するのが一般的となっています。この6年間使用するランドセルを購入するためのラン活を始める時期は、年々早まっているようです。

総務省の家計調査によると、平成13~15年度平均では入学式直前の3月に購入されている方が多く、次いで2月となりました。これに対し、平成23~25年度平均では夏頃から徐々に増加し、10月の購入が最も多くなりました。また近年では、年中(4歳)の12月頃から検討を始めている方もいるようです。年中の1~3月に次年度のカタログ請求情報が出始め、年長の4月にはランドセルの販売がスタートします。また、店頭や合同展示会などで実際の商品を確認し、注文の後、年長の1~3月に手元に届くというのが昨今の一般的なスケジュールとなっているようです。量産系のランドセルブランドであれば通年で購入可能ですが、工房系*の人気ブランドや人気モデルになると早めに売り切れとなることが多いため1年以上前からの申し込みが必要な場合もあります。

*工房系ブランドは元々「一からすべて工房内の職人が手作りする」ブランドのことを指していました。しかし、現在の工房系ブランドは、下請けや外部の職人に依頼し、重要な工程だけを自社の職人が担当することで、ランドセルの生産量を上げているブランドが多く、職人の手が加えられたひと手間かかったランドセルブランドを指すことが一般的です。

通学用かばんへの月別支出金額

通学用かばんへの月別支出金額

出典:総務省統計局ホームページ

気になる!ランドセルの価格

大手百貨店のランドセルにおける人気の価格帯は1位が6万円台。2位が5万円台、3位は7万円台と続き、品揃えの多くが5万円~7万円と考えてよさそうです。ランドセルに使われている素材には、主に人工皮革の「クラリーノ」と天然皮革の「牛革」、「コードバン」があり、人工皮革→牛革→コードバンの順に価格が上がっていきますが、凝ったデザインのものや人気のブランドのものは素材に関わらず高価なものもあります。某テーマパーク限定販売のものや、スポーツ・アパレルブランド等が手掛けるファッショナブルなものもあり、価格・人気とも高いものが多いようです。

量産系のものでも安くて3万円程度のランドセル。もっと安く手に入れたいと思われる方のために3つ方法をご紹介します。

①アウトレット販売を狙う!
メーカーサイトなどのアウトレット販売では、型落ちモデルなどが割引価格で販売されています。選べるモデルは多くないものの、デザインが最新ではないだけで品質はしっかりしており、安心して購入できます。

②展示品を狙う!
メーカーの店舗・展示会で見本品として試着されていたものが販売される事もあります。試着等で若干の使用感はあるものの、こちらもお安く購入できます。

③フリマサイトで狙う!
メルカリやジモティーなどのフリーマーケットサイトにも中古品から新品まで出品されています。中古品であれば0円から、新品でも1万円程度で購入できるものがあるようです。私立や国立小学校をお受験された方が、合格発表のある11~12月頃に購入済みのランドセルを出品する場合もあり、この時期にチェックするのもお薦めです。

選ぶ際のポイントと注意点は?

まずは、子供がどのようなランドセルが欲しいか、子供に合うのはどのようなランドセルかを親子で一緒に考えることがポイントでしょう。子供は色やデザインなど見た目を重視して選ぶと思いますが、6年間使用することを考えた時に親の意見を伝えることも必要かもしれません。また、重さは気になるポイントになります。空のランドセルだけでも1kg程度はあり、そこに教科書のほか今やタブレットなども加わり、学年が上がるにつれランドセルの中はぎっしり、重さも2~3kgにはなるでしょう。素材やデザインによっては数百グラム程度変わることもあり、軽いことも選ぶポイントの一つです。また大きさ、耐久性など、事前にしっかり子供と話をし、気になるランドセルを決め、実際に背負って決めると後悔のないランドセル選びができるのではないでしょうか。

子供、親、祖父母とランドセル購入を巡りそれぞれ思惑があるかもしれませんが、子供が使う事を第一に考え、納得のいくランドセルに出会えると良いですね。

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