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無駄な出費を抑える思考法を解説!消費と浪費の違いとは?

2021/09/03

つかう

皆さまは、日々の出費を正確に把握していますか?特にそんなに使ったつもりもないのに、クレジットカードの明細を見て驚くことがよくある人は要注意。日ごろどんなところに消費してしまっているのか、振り返ってみましょう。

支出の種類

支出とは、一般的に消費、浪費、投資の3つに分類されます。

消費:

生活に必要なものの購入費用、支払い
例)日々の食料品、携帯代、家賃など

浪費:

無駄な出費や、必要以上の贅沢
例)ギャンブル、サービスを利用していないのに放置している年・月会費、頻繁な飲み会など

投資:

生活に必要ではないが将来必要または役に立つ出費
例)株式投資、貯蓄、スキルアップのための勉強代など

消費は生きるために必要な支出、浪費はなくても生きていける、いわゆる「無駄使い」といわれる部分です。これらの線引きは、人それぞれともいえるため難しいところがありますが、本稿では「生活に必要か否か」を1つの基準として消費・浪費を分ける定義にしたいと思います。

どんなときに浪費してる?

では、浪費は私たちのどんなときに発生しているのでしょうか。

  • セールが大好き
    うまく利用すれば、セールはとてもありがたいものですが、つい気が大きくなってたくさん買ってしまいがちです。ワードローブに、買ったものの一度も袖を通していない服はありませんか?筆者は以前、アウトレットなどで気に入った服は色違いで買うことも少なくなく、結局初めに気に入った色しか着ないと気づいたため、今では色違いの購入は我慢するようにしています。

  • 毎日のようにコンビニに立ち寄る
    コンビニで買い物=浪費、というわけではありませんが、単価は低くても定価で購入する機会が多い分、余分な支出が増えていることになります。スーパーやディスカウントショップなどと組み合わせて賢く便利に利用したいですね。

  • デリバリーを頻繁に利用する
    長引くコロナ禍でデリバリー対応店が増えて、便利になりました。感染リスクも減らしとてもありがたいものですが、注文金額に「1000円以上」などの決まりがあって食べるつもりがなかったものまで注文したり、多くの場合配達料もかかったりと、気が付いたら想定していた以上に使っていたなんてこともあるかもしれません。利用後に後悔してしまっては悲しいので、「美味しかった」「忙しかったから届けてもらって助かった」と思えるよう利用したいですね。

  • 限定セールに弱い
    ショッピングサイトで「24時間限定」「限定品」「残りあと1点!」などを見て焦ってしまうと、つい買う気のなかったものまで買ってしまいがちです。買ってよかったと思えるものならいいですが、そうでない場合も多いものです。筆者は、送料無料にするため大して必要でもないものを買って結局使わない経験が何度もあることを反省し、欲しいものができるととりあえず一日寝かせる習慣をつけるようになりました。そうすると、筆者の場合はですが、そのまま忘れてしまうことが多いと判明しました。

  • ポイントやスタンプ目当てに買う
    期間限定ポイントアップ期間や、●●円以上だとポイントが付与されたりおまけがついてきたりすることがありますが、そのためにあまり必要でないものを買ったり、さらには、せっかくそうやって貯めたポイントの使用期限が終わってしまったりでは本末転倒。ポイントは、それを目的とすると振り回されてしまうので、気が付いたらいつの間にか貯まっていてラッキー、というのがベストかもしれません。

皆さまに当てはまるものはありましたか?特に大きな贅沢をしたわけではなくても、漠然とした浪費はたくさんあります。「塵も積もれば」なんとやら、です。

浪費を減らす工夫って?

まずは収入と支出をしっかり把握しておくことが必要です。お金の「見える化」をして、不要な出費を防ぎましょう。

  • 家計簿アプリを活用する
    家計簿は面倒くさい。時間がない。という人も少なくないでしょう。アプリなら、レシートを撮るだけで登録できたり、登録したものを自動で振り分けされたり、クレジットカードと連動している場合には使用時に通知が届くため不正使用に気づきやすいなど、さまざまなメリットがあるようです。

  • 固定費を設定しておく
    食費は●●円まで、洋服には●●円まで、など自分で支出先のカテゴリー分けをして毎月の上限額を決めておけば、うっかり使いすぎる前に立ち止まってみることができるでしょう。数字で設定しておけば、自分への言い訳もしにくくなります。どうしても上限を超えそうなときは、来月分から「前借り」して、調整をしてもいいでしょう。

  • クレジットカードの断捨離
    特典に魅かれて作ったクレジットカードが増えてしまい、複数のカードを利用している場合、引き落としが分散するためあまりお金を使っていないような錯覚に陥りがちです。数が増えてしまうと、初年度年会費無料だったから作ったはずのカードの存在を忘れ、年会費がいつの間にか発生していた、なんていうことにもつながりかねません。決済手段はなるべくコンパクトにまとめましょう。

  • 買うものを決めて出かける
    なんとなく買い物に行ってしまうと、つい目移りして必要でないものまで買ってしまいます。買うものを事前にリストアップできれば理想ですが、毎回そこまできっちりできるとも限りません。少なくとも何を買うか頭の中で整理してから出かけましょう。セールであれば、どんな掘り出し物があるか分からないものですが、「靴」「バッグ」など欲しいもののカテゴリーと上限額を自分の中で決めてから出かけるとよいでしょう。日々の食品であれば、何をどれだけ食べるかできるだけ具体的にイメージしてから出かければ、買ったもののうっかり食べきれず無駄にしてしまった、なんていうフードロスも防げます。

何が浪費かを知ろう

ここまで、浪費=悪のように書いてきました。何かの記念日に憧れの高級ホテルに泊まってみたり、友達と食事して楽しい時間を過ごしたり、頑張った自分へのご褒美に欲しかったバッグを買ってみるのも、大切な思い出になったり次のモチベーションアップにつながったりと、人にとっては浪費に見えることでも自分には大事な出費ということもあります。コロナ禍で外出がしづらい中、多少高い料金になってもデリバリーの食事を家族と楽しむためのものならば、別の価値もあるでしょう。無駄を省くことはもちろん大事なことですが、「自分にとって何が浪費か」を知ることが一番大事なのかもしれません。

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