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懸賞生活を楽しもう!種類や景品表示法との関係は?当たりやすいコツは?

2023/08/25

知恵のハコ

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皆さまも一度は懸賞に応募したことがあるのではないでしょうか?実は、懸賞の種類は幅広く、懸賞という意識がなく懸賞に応募している場合もあり得ます。また、懸賞は種類によって景品の限度額などが決まっており、これを知ることである程度怪しい懸賞を見抜くことができます。この記事では、懸賞の種類や景品表示法との関係を解説し、当たりやすいコツについてもご紹介します。
また、筆者がこの記事を書くにあたって、懸賞に当たるコツなどを調べ、継続的に懸賞に応募してみましたので、その結果などもお伝えできればと思います。

懸賞とは?

懸賞とは、企業や団体などが主に商品やサービスを宣伝する目的で応募者を集め、抽選で景品を提供するキャンペーンです。なお、消費者庁が所管する「景品表示法」では「景品類」を下記のように定義しています。

  1. 顧客を誘引するための手段として
  2. 事業者が自己の供給する商品・サービスの取引に付随して提供する
  3. 物品、金銭その他の経済上の利益

具体的には次のような景品などが見られました。

  • 現金・商品券
  • 映画やテーマパークなどのチケット・試写券
  • パソコンやテレビなどの家電製品
  • ゲームや玩具
  • インテリア・雑貨
  • ファッション・コスメ
  • 食品・飲料
  • 本・CD・DVD
  • 旅行

幅広い景品が用意されており、どのような景品があるのかは、懸賞サイトなどで探せば見ることもできますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか?興味や関心のある景品が見つかるかもしれません。実際見てみると、様々なジャンルから検索することができ、応募したいという感情が芽生えるかもしれません。

懸賞の種類や限度額は?~景品表示法から~

懸賞の種類や限度額は?~景品表示法から~

さて、懸賞の種類や景品の限度額をご存知でしょうか?

懸賞の種類によって景品の最高額や総額が決められています。それを定めている法律が「景品表示法」です。もし過大な景品の提供が可能であったら、本来提供すべき商品やサービスの質が良くなかったとしても、景品を餌に売りつけるという手法が可能になってしまうからです。「景品表示法」では、景品の最高額や総額などを規制することにより、消費者の利益を保護するとともに、過大な景品による不健全な競争を防止しています。

それでは懸賞の種類について見てみたいと思います。

一般懸賞

商品・サービスの利用者に対し、くじ・抽選などの偶然性、作品などの優劣によって景品を提供するもので、後ほど紹介する「共同懸賞」以外のものは、「一般懸賞」と呼ばれています。

(例)

  • レシートや商品の容器包装(商品に貼ってあるシールやバーコードなど)を応募券とするもの
    (例:商品パッケージに貼ってあるシールを集め専用のはがきに貼って応募)
  • 一部の商品のみ景品を付けて、外見上それが判断できないもの
    (例:アイスのあたり棒)
  • 競技や演技、募集したもの優劣によって提供されるもの
    (例:指定の食材を使った料理を作り、写真をSNSで投稿した人の中から優秀者に景品をプレゼント)

共同懸賞

地域や商店街など複数の企業や店舗などが参加して行うものが「共同懸賞」と呼ばれます。

(例)

  • 商店街やショッピングモールの店舗で商品やサービスを購入した際に抽選券をもらい、福引き大会などを行うもの
  • 食品メーカーなど複数の事業者が共同で開催するもの
    (例:コーヒー、乳製品、パンのメーカーなどが共同で行う朝食購入キャンペーン)

総付景品(そうづけけいひん)

一方で、抽選などの「懸賞」を行わず、商品・サービスの利用者や来店者に対してもれなく金品などを提供するものを「総付景品」と呼びます。

(例)

  • 商品やサービスの購入者全員に景品を提供するもの
    (例:購入者全員にノベルティをプレゼント)
  • 購入を条件とせずに、店舗への入店者に対して景品類を提供するもの
    (例:ショップオープン記念!来店先着100名様にオリジナルグッズプレゼント)

これら「一般懸賞」「共同懸賞」「総付景品」には、商品やサービスの購入にかかった取引価格に応じた最高額や総額が定められています。

 一般懸賞共同懸賞総付景品
取引価格 懸賞による取引価格5,000円未満 懸賞による取引価格5,000円以上 取引価格1,000円未満 取引価格1,000円以上
最高額 取引価格の20倍 10万円 30万円 200円 取引価格の10分の2
総額 懸賞に係る売上予定総額の2% 懸賞に係る売上予定総額の3%

例えば、『〇〇電気オープン10周年記念キャンペーン!3,000円のお買い物をすると抽選で電化製品がもらえる』といった懸賞があったとすると、〇〇電気が単独で行う懸賞ですので「一般懸賞」に該当します。また、3,000円の買い物が条件ですと、取引価格は5,000円未満なので最高額は「3,000円×20倍=6万円」となります。

オープン懸賞

商品やサービスの購入を条件としないで誰でも自由に応募できる懸賞は「オープン懸賞」と呼ばれ、これは規制の対象にならないため、提供できる金品等に具体的な定めはありません。

(例)

  • パズルやクイズの正解者、アンケートの回答者に抽選で提供
  • テレビやラジオの視聴者プレゼント
  • SNS(X(Twitter)、Instagramなど)のフォロー・拡散によって応募するもの

なお、誰でも自由に応募ができる「オープン懸賞」に対し、商品やサービスの購入などが応募条件となる「一般懸賞」や「共同懸賞」のことを「クローズド懸賞」と呼んだりします。

懸賞に当たりやすいコツと応募する前の注意

この記事を書くにあたって筆者は実際に懸賞生活をはじめたのですが、はじめる前に筆者なりに書籍やネット記事などで懸賞に当たりやすいコツを調べました。なお、筆者は懸賞生活に足を踏み入れたばかりの初心者ですので、気軽に読んでいただければと思います。

コツコツと続ける

懸賞は自分以外にも多くの応募者がいるので、その中から当選する可能性は相当低いと考えられます。コロナ禍のステイホーム中に懸賞への応募をはじめた方が増えたという話もあり、より当選は狭き門となっているかもしれません。当選することを気にしすぎるのではなく、「当たればラッキー」と気軽な気持ちで楽しみながら長く続けるのがよいと思います。
ハガキやインターネット、SNSなど様々な応募方法がありますが、自分のスタイルを見つけるのが良いのではないでしょうか。筆者はハガキでの応募も試みましたが、これでは長く続かないと感じ、ネット懸賞サイトに登録し、応募が簡単でもし当たったらうれしいという景品を中心にコツコツと応募しています。

懸賞情報をこまめに調べる

懸賞に関する新たな情報は日々更新されています。応募期間が短期のものもあり、情報収集は重要です。しかし、あれやこれやと色々と見て回ると多くの時間を費やしてしまいます。ネットで検索すると情報収集のコツなども簡単に調べられますので、自分にあった効率的な方法を見つけることができます。懸賞情報をまとめているサイトやSNSなどで懸賞情報が確認できるので、これらを利用する手もあります。ご自身が普段よく利用するメディア・場所で探すのが良いかもしれません。

当たる可能性を上げる

書籍やネット記事で調べましたが、「競争が少ない懸賞に応募する」ことが重要と言えそうです。 人気商品で当選人数が少ないものは応募者が殺到するためなかなか当たりません。では、競争が少ない懸賞は例えばどのようなものが挙げられるでしょうか。

(例)

  • ローカルな懸賞
    ローカルな店舗・スーパー、ラジオ、フリーペーパーなど、その場所に住んでないと目や耳にする機会が少ない懸賞
  • 応募のハードルが高い懸賞
    商品のシールやバーコードを集めてハガキで応募する懸賞などは応募のハードル自体が高いため比較的競争が少ないようです。また、手間がかかるものやスキルが求められるもの(例:コンテスト・コンクール型の懸賞)もハードルが高く競争は少なそうです。
  • 「松」より「竹」や「梅」
    懸賞の中には、A賞・B賞・C賞などが用意され、A賞は豪華かつ当選人数が少なく、文字が進むにつれ景品のランクが下がり当選人数も多くなるものがあります。そういった懸賞の場合は豪華な賞に応募が殺到し競争も激しくなりがちですので、当選することに焦点を当てると、ランクの低い賞の方が当たりやすい傾向にありそうです。

次に応募する前の注意です。以下のようなことが挙げられます。

  • 懸賞の応募条件をよく確認する。
  • 応募条件をクリアするために必要以上の商品を購入するなどの無理をしない。
  • 応募期限が過ぎていないか確認する。
  • 不必要な個人情報の入力が求められていないか注意する。
  • 応募内容に虚偽や不正がないか確認する。
  • 懸賞を主催している企業や団体が信頼できるのか確認する。

また、応募した覚えのない当選メールなどにも注意が必要です。

筆者の懸賞生活は?

筆者の懸賞生活は?

冒頭にも記載しましたが、この記事を書くにあたって筆者は懸賞生活をはじめました。記事の中で「競争が少ない懸賞に応募する」ことが重要と書いてはいるものの、気軽にコツコツ続けることを優先し、懸賞サイトに登録して気軽に応募できる「オープン懸賞」へ幅広に応募を続けました。合計で200件以上の懸賞に応募をしました。
その結果を発表したかったのですが、それらの懸賞の当選発表日を確認すると、本記事の公開日の後でした。
記事内で発表できないことを残念に思っていた矢先、一通の当選連絡のメールが届きました。先日、某スマホアプリの有料会員に登録した際、新規有料会員キャンペーンを行っており、せっかくなので同時に応募していたものが当選していました。ちなみに景品は500円分のギフトカードです。応募していたこと自体を忘れていたのですが、いざ当選してみるとうれしいものです。また、当選体験が今後も懸賞を続けていこうという気持ちにもなりました。

筆者の体験談ではありますが、これから懸賞をはじめてみようと思う方は、まずは一度目の当選を目標に懸賞に応募をするのも良いかもしれません。筆者もまずは「狙って一件」を目指し、皆さまに続報できればと思います。

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