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世界中からセレブが集まる!「モナコ公国」ってどんな国?

2020/08/28

知恵のハコ

「モナコ公国」という国をご存じですか?なんとなく名前を聞いたことはあっても、どこにあるのか、どんな国なのかと聞かれると、答えに詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「モナコ公国」についてご紹介いたします。

世界で一番“密”な国

地図

モナコ公国はフランスの南側と地中海に面しており、年間を通して過ごしやすい気候の高級リゾート地です。公用語はフランス語、通貨はユーロが用いられています。領土はおよそ2.02平方キロメートルと日本の皇居(外苑含む)とほぼ同じ大きさで、バチカン市国に続いて世界で2番目に小さい国です。しかし、その人口密度は1平方キロメートルあたり、なんと約19,000人!日本の人口密度の1平方キロメートルあたり約340人程度と比べると、モナコの人口密度がいかに高いかがお分かりいただけるかと思います。モナコは世界で一番“密”に人が住んでいる国なのです。

地図

モナコ公国はフランスの南側と地中海に面しており、年間を通して過ごしやすい気候の高級リゾート地です。公用語はフランス語、通貨はユーロが用いられています。領土はおよそ2.02平方キロメートルと日本の皇居(外苑含む)とほぼ同じ大きさで、バチカン市国に続いて世界で2番目に小さい国です。しかし、その人口密度は1平方キロメートルあたり、なんと約19,000人!日本の人口密度の1平方キロメートルあたり約340人程度と比べると、モナコの人口密度がいかに高いかがお分かりいただけるかと思います。モナコは世界で一番“密”に人が住んでいる国なのです。

〈モナコ公国の基本情報〉

面積 2.02平方キロメートル
人口 38,300人(2018年)
首都 モナコ市
公用語 フランス語
宗教(国教) カトリック

出所:外務省のデータをもとにアセットマネジメントOne作成

主要産業は観光業

モナコ公国の主要産業は観光業です。元ハリウッド女優の故・グレース・ケリー妃が眠るモナコ大聖堂をはじめとした、多くの気品あふれる建造物はもちろん、一時期にはその収益が国全体の収入源の9割を占めたともいわれる国営カジノ「カジノ・ド・モンテカルロ」や、ユニークな展示が楽しめるモナコ海洋博物館、美しい海、F-1のモナコGPの開催なども観光地として人気があります。

モナコ大聖堂
モナコ大聖堂
カジノ・ド・モンテカルロ
カジノ・ド・モンテカルロ
地中海の絶景
地中海の絶景
F1モナコGP開催地
F1モナコGP開催地

モナコ大聖堂
モナコ大聖堂

カジノ・ド・モンテカルロ
カジノ・ド・モンテカルロ

地中海の絶景
地中海の絶景

F1モナコGP開催地
F1モナコGP開催地

国土が小さく、1日あれば主要観光地のほとんどを堪能することも可能なため、南仏旅行の一環としてモナコまで足を延ばす観光客も多いようです。

純モナコ人は居住者の4人に1人?世界中からセレブが集まるワケ

多数の高級クルーザーが並ぶ港
多数の高級クルーザーが並ぶ港

モナコ居住者のうち、モナコ国籍を持っているのは人口のわずか4分の1程度です。そのほかは他国の国籍保有者で、モナコは世界中からセレブが集まる国だといわれています。その理由は、「タックス・ヘイブン」ともいわれるモナコの税制にあります。モナコ居住者には個人所得税や相続税、贈与税などが課されないため、多くのセレブが高額な税金を逃れるために世界中から集まり、モナコに移住するといわれています。
また、税制以外に、治安の良さも居住地としてセレブからの人気があります。治安の悪化による住民の流出や消費の減少を防ぐため、防犯カメラが街中の至るところに設置されるなど、国全体が厳重な警備体制にあるといえます。国境の完全閉鎖が比較的簡単な地理的特性も手伝って、治安の良さは世界トップクラスといっても過言ではありません。

セレブたちの仲間入り!モナコに住むためには?

移住

住民の多くが他国からの移住者と聞くとモナコは「簡単に移住できる国」と思われるかもしれません。しかし、先代からモナコで暮らし、モナコ国籍を持つ純モナコ人(現地では“モネガスク”と呼ばれます)以外がモナコで居住権を獲得するためには、一定の厳しい条件をクリアしなければなりません。犯罪歴がないことや、不動産価格の高いモナコに住む場所があることを証明するのが大前提となっています。さらに、リッチであることを証明するため、モナコの銀行において十分な資産を持っているかどうかの審査を受ける必要もあるそうです。筆者にとってモナコ移住は、夢のまた夢のような話です…。

モナコの財政って、何で支えられているの?

財政

観光業が盛んであり、「タックス・ヘイブン」と呼ばれるほど住民に優しいモナコ。では、モナコの国家財政は主要産業である観光業によって支えられているのでしょうか?
答えは「半分YES、半分NO」です。実は現在、モナコの歳入の約半分は「付加価値税」、つまり日本でいうところの消費税が占めています。

モナコの歳入(グラフ)

モナコの税制は概ねフランスとの租税条約に基づいて定められており、付加価値税の税率は約20%となっています。もちろん、カジノや高級ホテルを運営する公営企業の収入も国家歳入の一部ですが、その割合は5%程度と大きくはありません。モナコの財政は、先ほどご紹介した厳しい審査をクリアした一握りのセレブな住民、および世界各国から集まる観光客による、様々な消費活動によって支えられている面が大きいのです。モナコはその収入から安定した黒字財政を維持しており、インフラ整備や行政の運営に充てています。

最後に

いかがでしたでしょうか?カジノやF-1レースのイメージが強いモナコですが、税制や財政にも特徴があることがお分かりいただけたかと思います。世界には現在196の国が存在していますが、各地の暮らしや経済について紐解いてみると面白いかもしれません。この記事が、皆さまにとって広く様々な国に興味を持っていただくきっかけとなれば幸いです。

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