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お返しのマナーをまとめて紹介!適切な金額や喜ばれるものとは?

2020/03/27

つかう

今回は「お返し」について取り上げてみたいと思います。筆者は、学生の時にデパートのお中元・お歳暮など贈答品売り場でアルバイトをしていたことがあり、贈り物のことについては同年代の知人に比べて少しこだわりがあるところがあります。自身もライフイベントなどを通じてお返しをする機会が何度かあり、その際のマナーなどが正しかったかどうか、この機会に振り返ってみたいと思います。

お返しが発生するような事象は?

お返しが発生するようなイベントはどういったものがあるでしょうか。バレンタインやお中元・お歳暮といった身近なものから、引っ越し、結婚・出産祝い、七五三や入学祝い、就職祝いといったライフイベントに伴って発生するもの、また香典返しといったものなど様々な場面であります。

いただいた贈り物に対してお礼をするにあたり、気を付けるべき点などはどのようなものがあるでしょうか。

お返し(イメージ1)

お返しを贈るタイミング

お返しをするときは、お祝いなどの贈り物やお金をいただいてから1ヵ月以内に贈るようにするのがよいようです。それよりも遅いと、相手に「お祝いの品を喜んでくれていないのだろうか」、「忘れているのではないか」と心配させてしまったり、またお祝いをいただいてすぐにお返しをすると、お祝いをもらうことを待ち構えていたかのような印象を与えてしまうこともあり、どちらも注意が必要です。
筆者はかなりせっかちなこともあり、お祝いをいただいてから1ヵ月も経たないうちに職場の方へ内祝いを返してしまったことや、出産祝いを友人からいただいた際には翌日にインターネットでお返しを注文してしまったこともあります。いずれも早すぎてしまったようです。

お返しするものとして喜ばれるもの・喜ばれないもの

お返しとして喜ばれるもの、喜ばれないものはどういったものでしょうか。筆者の知人数名に聞いてみました。
嬉しかった贈り物としては、使い勝手のよい食器やカタログギフトなど自分の好きな商品を選ぶことができるもの、といった実用性のあるものが多く挙げられました。
いまいちであった物は高価で大きすぎるなど日常使いができない食器、好みでなかったり、食べきれない量の食べ物というものもありました。
特徴のある物としては、炊飯器という回答がありました。10年以上前に結婚内祝いで上司からいただいたそうですが、今でも使用していてとても良かったとのことです。
さまざまな意見がありましたが、アンケートを取った知人は全員、基本的にはいただいた物は何でも嬉しい、ということでした。気持ちがこもっていることが一番重要であるようです。

お返し(イメージ2)

金額の目安

お返しを贈る際の金額の目安はどれくらいでしょうか。

<半返し~1/3>
基本はいただいた金額の半額に相当する品物を贈り、感謝の気持ちを伝えることがマナーとされているようです。ただし、結婚祝いなどで高額な金品をいただいた際には、半返しでもかなり高額になってしまい受け取る側も恐縮してしまったり、お祝いをつき返されたと感じてしまう場合もあるため、高額な金品をいただいた際には1/3程度がよいこともあるようです。
筆者は結婚祝いで親戚から高額なお祝いをいただいたことがあるのですが、きっちり半返しという思い込みにより、某有名ブランドの高価なとても大きなオーバルプレートを、本当にこの食器は使っていただける機会があるだろうか、と少し不安に思いながらも贈ってしまったことがあります。前述の筆者の知人のアンケートによると高価で大きすぎる日常使いのできない食器はあまり喜ばれない物だったようですが・・。

<同等相当>
職場の部下など目下の人へのお返しの際は、目上の人のマナーとして受け取った金額の同額程度をお返しをするのがマナーとされているようです。
バレンタインデーの際に女性から男性(特に上司など)に贈る際は同等どころか倍返し(最近は3倍返しなんていうことも・・)を期待して贈るちゃっかりさん(筆者も含め)もいるようです。

<職場でいただいた場合>
職場の同僚などから連名で結婚祝いや出産祝いをいただいた際には、お祝いでいただいた金額を人数で割り、その半額程度の品物をそれぞれお渡しすることがマナーとされているようです。
筆者の場合は結婚祝いや出産祝いを職場の同僚から連名でいただいたことがあるのですが、お返しを選ぶ際、半返しとすると500円程度となり品物を選びづらいことや、贈りたい品物が決まっていたこともあり、いただいたい贈り物と同額程度のお返しをしました。

<お返しが不要なケース>
初節句、七五三、入園・入学祝いなど子どもの成長に関するお祝いは、経済力のない子どもに対していただいているため、お返しをする必要はないという解釈もあるようです。また、成人祝い、就職祝いといった親族間でいただくようなお祝いについても、基本的にはお返しを贈る必要はないようです。電話や手紙などで感謝の気持ちを伝えましょう。

七五三(イメージ)

気をつけるべきこと(マナー)

気をつけるべきこと(マナー)お返しをしない人も最近は増えているようです。出産祝いのお返しはしないのが主流となっているのかと思うほど、筆者の周りには出産祝いのお返しを贈らない方が多くなっているように感じます。
一方で、たとえ「お返しはいりません」と言ってお祝いを渡して下さった場合でも、それを鵜呑みにして何もお返ししないのは、やはり非常識に当たるという見方もあります。お返しを期待してお祝いを贈るわけではないのですが、やはりお返しがこないと、何か不手際があったのかな、と不安になったりしてしまいます。

気をつけるべきこと(マナー)

また、内祝いののしや、名入れにもいろいろと注意が必要です。 筆者はのしの名入れで今でも思い出す失敗があります。職場の方に結婚祝いの贈り物をいただき、内祝いのお返しを贈った際のことです。内祝いで水引は紅白10本結び切りを選んだまでは良かったのですが、名入れで自分の旧姓のみを書いてしまいました。結婚内祝いでは、結婚式後に贈る際には基本的には旧姓は使用しないのが一般的であり、旧姓の入った内祝いをお渡しすると、夫婦別姓なのかな?など、混乱したり気遣いをしてしまう可能性があるようです。結婚して姓が変わる女性は新姓と名前を紐付けてもらう意味でも新姓+名前とするのが良いようで、新姓を使用することに慣れず恥ずかしかったため旧姓のみの記入にしてしまったのですが、結果としていまだに恥ずかしい思い出として残っています。
このように、のしや名入れにもいろいろと気を付けるべきことがあり、注意が必要です。

~終わりに~

お返しを贈るタイミングや金額、マナーを確認してみると、筆者はできているつもりで全然できていなかったな、と改めて反省しました。
事務的にお返しの手配をするのではなく、大切なのは送り先のことを考えること。感謝の気持ちを伝える大前提の上に金額や品物の慣例があるのだな、ということを感じました。
筆者は結婚や出産といった一大ライフイベントは過ぎましたが、今後も子供のお祝いやお中元・お歳暮、引っ越しなど、まだまだお返しが発生するイベントはありそうです。
これから社会人になる方は贈り物をする機会、いただく機会がこれからたくさん出てくるかと思います。今回の記事が少しでもお役に立てたらと思います。

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