わらしべ瓦版わらしべ瓦版

おカネの健康を考えるウェブマガジン

アセットマネジメントOne

マイナンバーとは?知られざるメリットとセキュリティ対策をご紹介

2021/12/15

知恵のハコ

政府は新型コロナウイルス感染拡大に対応するための経済対策のうち、マイナンバーカード保有者に対して、以下の3つのケースに応じて1人当たり最大2万円相当のポイントを支給することが話題となっています。

①マイナンバーカードを新規に取得した方に最大5000円相当のポイント
②健康保険証としての利用登録を行った方に7500円相当のポイント
③公金受取口座の登録を行った方に7500円相当のポイント

本記事では、マイナンバーカードとは何かとメリットについて、またマイナンバーを取り扱う際の注意事項に関してご紹介いたします。

マイナンバーカードとは?

最近、ニュース等で「マイナンバーカード」という言葉を聞く機会が増えてきたと思いますが、マイナンバーカードの目的や利用方法について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
そもそもマイナンバーとは、日本に住民票を有するすべての人(外国人も含まれます)が持つ12桁の番号です。原則として、生涯同じ番号を使用し、漏洩等がない限りは自由に変更することはできません。皆さまのお手元に届いたマイナンバーの「通知カード」(2020年5月以降は「個人番号通知書」)を使って、市町村の窓口や郵送、インターネット等で申請することで交付される顔写真入りのカードがマイナンバーカードです。

マイナンバーカードの現在の使い道

マイナンバーカードの目的を一言で表すと、「便利な暮らし、より良い社会の実現」です。
マイナンバー導入前までは、「社会保障」、「税」、「災害対策」のそれぞれに関する機関で住民票コードや基礎年金番号など、それぞれ異なる番号で個人情報を管理していました。そのため、機関をまたいだ情報のやり取りを行う際には、個人情報の特定に時間と労力を浪費していたわけです。
この問題に対し、分野横断的な共通の番号であるマイナンバーを導入することで、個人の特定を確実かつ迅速に行うことが可能になります。また、これはマイナンバーカードを持つ皆さまにとっても、手続き処理の時間短縮や、番号管理の容易さなど多くのメリットがあります。
具体的な活用方法はこれ以外にも様々あります。マイナンバーカードには、個人番号の他に顔写真や住所、生年月日、性別等が記載されており、公的な身分証明書として使用することが可能です。そのため、マイナンバーカードを持っていれば、新規で口座を開設する際やパスワードを新規発給する際などで、マイナンバーカード1枚あれば対応することができます。
また、マイナポータルというサイトを活用することで、子育てや介護、税、雇用、年金をはじめとする行政手続きの検索や申請がワンストップでできるなど、オンラインでも様々なサービスを受けることができます。仕事や育児で忙しい方にとっては、便利なサービスといえるのではないでしょうか。さらに、自治体や国が保有している健康・医療等のご自身の情報も確認することができるほか、行政への申請手続きやその審査が行政機関でどのようにやり取りされたかの履歴も確認することができます。
このように、マイナポータルは皆さま一人ひとりにぴったりのサービスを提供してくれます。

マイナンバーカードの今後の活用方法

次に、ここからは今後の活用方法や未来像についてご説明いたします。
現時点では、先にご紹介しました各分野に利用範囲が限定され、民間の利用は認められていません。しかし、今後マイナンバーカードのさらなる利用範囲の拡大が予定され、2022年以降は、マイナンバーの国立大学での利用促進や、ハローワークカードとしての活用などが見込まれています。また、2024年以降は海外からのインターネット投票などマイナンバーカードの海外利用にも対応予定となっています。
また、マイナンバーカードの民間利用も検討されており、下記のような活用方法が見込まれています。

  • ネット銀行やショッピングサイトなどにおけるオンライン取引

  • 病院窓口での支払い

  • 生命保険会社における顧客の生存確認

  • 映画やコンサート等のチケットレスサービス

  • マイナンバーカードの社員証利用

このような活用方法が実現されると、マイナンバーカードの普及が急速に進むと考えられます。
現在検討されている民間利用などを含む利用範囲拡大など、今後も様々な展開され、重要度が増してくると予想されるマイナンバーカード。今後も注視する必要があると思います。

マイナンバーカードのセキュリティ対策と利用時の注意事項

マイナンバーが導入されると、上記の通り、国民ひとりひとりの個人情報の管理が簡単になるため、国や地方自治体のサービス向上が期待されます。その一方で簡単に管理ができるということは、プライバシーが侵害される可能性が高まるリスクもあります。このようなプライバシー性の高いマイナンバーカードのセキュリティ対策について皆さまも気になっているのではないでしょうか。
マイナンバーカードのセキュリティ対策及び個人情報流用のリスクを防ぐための利用時の注意点があります。
マイナンバーカード(ICチップ)には地方税関係情報や年金給付関係情報等のプライバシー性の高い特定個人情報は記録されていません。また、アクセス権の制御としてICチップ内の各アプリケーション間はそれぞれ独立しています。 しかし、以上のように、マイナンバーカードには様々なセキュリティ対策がありますが、限定された個人情報のみが含まれているとはいえ、このように幅広い範囲にわたるサービスに関するものとことを考慮すると以下のような基本的な点に注意する必要があります。

  • 紛失したり漏洩したりしない

  • むやみに第三者に教えない

  • 他人のマイナンバーでも正当性のない収集はしない

マイナンバーカードは様々なメリットがある一方、一度交付されると生涯ずっと使用する大切な番号です。マイナンバーカードは個人にとって非常に重要な情報です。これからも制度がどのように運用されていくか、注視する必要があるでしょう。 今回の記事が皆さまのお役に少しでも立てば幸いです。

■マイナンバー活用の要「デジタル庁」とは?

■国家IT化の先端から学ぶ、マイナンバーの未来

■みんなのポイントカード事情をご紹介

わらしべ瓦版を
Facebookでフォローする

わらしべ瓦版をFacebookでフォローする