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今さら聞けない「SDGs」…私たちにできることとは?

2021/05/14

知恵のハコ

「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがありますか? 最近テレビなどでよく耳にする機会も増えたのではないでしょうか。今回はSDGsについて改めて内容を簡単に確認し、私たちにできることは何があるか考えてみたいと思います。

SDGsで定められている17の目標

SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった造語で、国連が2015年に定めた2030年までに達成を決めた持続可能な開発目標17のことで、193カ国が参加しています。17の目標について5つのキーワードで簡単に見てみましょう。

キーワード1 People(人間)

すべての人の人権が尊重され、平等と健康な環境の下に、潜在能力を発揮できる世界の実現をめざす。

<17の目標では・・>

1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に

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キーワード2 Prosperity(豊かさ)

すべての人が経済的に豊かで充実した生活を送れるようにし、自然と調和する経済、社会、技術の進展を確保する。

<17の目標では・・>

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも 経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを

キーワード3 Planet(地球)

大量生産・大量消費の社会から脱却し、責任ある消費と生産、気候変動への対応などを通して、海や森林などの豊かな自然環境を破壊から守る。

<17の目標では・・>

12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう

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キーワード4 Peace(平和)

世界各地で起きている戦争や紛争をなくし、平和、公正で、恐怖と暴力のない世界をめざす。

<17の目標では・・>

16. 平和と公正をすべての人に

キーワード5 Partnership(パートナーシップ)

世界を取り巻く様々な問題を、国、企業、地域、学校、家庭など、あらゆる人の参加や協力によって解決することをめざす。

<17の目標では・・>

17. パートナーシップで目標を達成しよう

私たちにできることは?

これらの目標を達成するために、私たちができることはどういったものでしょうか。

<買い物の際の工夫>

買い物に行った際にできることはたくさんあります。

  • エコバッグを利用するなどプラスチックの利用を避ける。

  • スーパーの「訳あり品」を積極的に買ったり、消費期限が近い商品から買うようにする。また、無駄な買い物を控え、食べ切れる、使いきれる量の買い物をすることで、食品ロスの削減につなげる。

  • フェアトレード商品や、地球に優しい生産方式で生産された商品につけられた認証マーク入りの商品を購入する。

<日々の暮らしの中での工夫>

日々の暮らしの中でできることにはどういったものがあるでしょうか。

  • エアコンの使い過ぎによる電力消費を抑えるために、断熱・遮熱カーテンを使用したり、衣類で温度調整をする。

  • 水道や電気はこまめに消す。

  • 料理の際は、野菜の皮や茎まで使用することでごみの削減につとめる。

  • 家庭菜園をすることで改めて食べ物の大切さを認識する。

  • ごみを回収してくれる人の負担を減らし、さらにその先の環境についても考慮したうえで、ごみの分別ルールをしっかりと守る。

  • 外出の際には水筒やマイ箸・スプーン等を持ち歩く。

  • お店がOKであれば、外食をした際に食べ残した物を持ち帰る。自宅でおかずの一品として足すことで、食費の節約だけでなく、料理の手間やエネルギーの削減が可能。

  • 電車や車を使わず、歩いたり自転車を使う。ジム通いをするなど運動を習慣にすることが、健康につながり、ひいては医療や介護問題の解決にも。

<職場等での工夫>

働く場等でできる取り組みには何があるでしょうか。

  • 介護や育児中の人でも働きやすいよう、お互いを認め合い支え合いながら働ける環境を作る。

  • 性別や年齢、役職に関係なく、意見を出しやすい職場の雰囲気や制度を作る。

  • 残業ゼロをめざし、定時に帰るようにする。

  • 紙の印刷をできるだけ控え、印刷する際は環境に優しいインキや用紙を使用する。

  • 男性は~、女性は~、といった言葉を使わない、考え方をしないようにする。

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いかがでしたでしょうか。これなら自分にもできる、といったものはありましたか? ささいなことでもSDGsにつながる取り組みはたくさんあります。「SDGsについての認知度を高めるために周りの人にSNSで発信していく」といったことも立派な取り組みです。趣味につなげるなど楽しみながらやれることや、節約につながるなど得することと両立できる取り組みを行うことが、長く続けられるポイントと言えそうです。

環境問題を考慮しながらも経済的に発展し、戦争や貧困のない世界に向けて取り組んでいきたいですね。

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