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運用会社の人間が「投資」をテーマに川柳を綴ってみた

2018/12/25

知恵のハコ

今年もあとわずかとなり、一年間を振り返る方や来年に向けた強い抱負をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。資産運用においても、運用状況を振り返り、今後の方針を練り直す時間をとることは大切です。新年に向けて自分なりの運用戦略を練りなおしてみるのもいいかもしれません。
さて、このたび当社では「投資」をテーマに社内で川柳を募集しました。今回は、多くの作品が寄せられたなかから、厳選してご紹介したいと思います。今後の運用戦略のヒントになる…かは全く保証できませんが、年末のお忙しいなか、ちょっと一息ついていただければ幸いです。
※各作品は個人の見解に基づくものであり、内容を保証するものではありません。あくまで「川柳」としてご覧ください。

技ありの優秀賞作品

さっそく、優秀賞の3作品をご紹介します。
(作品の右側は作者ペンネームです。)

イデコって どこの子なんだと 聞く父さん
ロングアイランド さん(50代 男性)

目論見書 なぜかドキドキする私
蕎麦が好き さん(50代 男性)

基準出ず 今日も居残り 飲みキャンセル
チャンドラグプタ8世 さん(50代 男性)

  • イデコって どこの子なんだと 聞く父さん
    ストレートに笑える作品です。また、実は「イデコちゃん」はキャラクターとして実在するところもポイント。お父さん、実はイデコちゃんはシロイルカなんです。

    <iDeCo(個人型DC制度)の普及推進キャラクター「イデコちゃん」>
    イデコちゃん
    運用会社の人間として、もっとiDeCoを普及させていかなければと感じました。
  • 目論見書 なぜかドキドキする私
    投資信託に関する用語の難しさをとてもうまくとらえた作品です。作者は、目論見書を初めてもらったとき、どんな「たくらみ」や「企て」が書いてあるんだろうとドキドキしたとのこと。そもそも、投資信託になじみのない方にとって「目論見書」を「もくろみしょ」と読むこと自体あまり知られていないかもしれません。運用会社で働く筆者ですらなんでこの名前になったのか不思議に思います。
  • 基準出ず 今日も居残り 飲みキャンセル
    「運用会社あるある」を表現した作品です。当たり前のように毎朝新聞に掲載されている投資信託の基準価額ですが、その裏には、多くの人間が関わって算出されています。投資信託協会のルールには、当日の定められた時刻までに基準価額を報告しなければならない旨が定められています。どんなに魅力的な飲み会があっても、正しい基準価額が算出できるまでは帰ることができない。筆者も投資信託を運用することに対する責任を改めて確認した作品です。

優秀作品は笑えるもの、奥が深いものとどれも際立つものを持った作品でした。

佳作も秀逸なものばかり

佳作10作品を一挙にご紹介します。

コマーシャル 内容よりも 注記見る
me さん(30代 男性)

どうせなら 運用くらいは アクティブに…
日々叫喚 さん(50代 男性)

積立で 上り下りの 山を越え
おとさん さん(50代 男性)

投信の 歴史の証人 分配金
鉄腕投資家 さん(40代 男性)

投資の日 株価暴騰 天使の日
きよしこのよる さん(40代 女性)

たらればの もうけばなしに はながさく
ヨシーニョ さん(50代 男性)

祖父と父 私をつなぐ このファンド
100年ギフト さん(60代 男性)

投信を 始めてよかった 10年後
もんちゃん さん(30代 女性)

大暴落 急いで金を かき集め
名無し さん(40代 女性)

運用の 苦い思い出 糧にする
12階一番地 さん(40代 男性)

佳作については、作品を絞ってコメントしたいと思います。

  • コマーシャル 内容よりも 注記見る
    筆者もかかっている職業病を詠った作品。
    ↓こんな注記を毎日穴が開くほど見ていたら、無意識に目が注記へと向かっていってしまうものです。
    「※各作品は個人の見解に基づくものであり、内容を保証するものではありません。あくまで「川柳」としてご覧ください。」
  • 投信の 歴史の証人 分配金
    かつて、高分配のファンドは一世を風靡しました。その分配金が今では悪い形で話題になってしまっています。まさに日本の投資信託の歴史を語るのに分配金は外せない要素といえるのかもしれません。
  • 投資の日 株価暴騰 天使の日
    日本証券業協会は10月4日を語呂合わせから「証券投資の日」と定めています。実際に今年の10月4日が天使の日となったかについては、「これから買う人にとって天使が舞い降りた」とだけコメントしておきます。
  • 投信を 始めてよかった 10年後
    実際のエピソードをもとに作られた作品。作者のおばあさんが、昔始めた投資信託の資産価値がいつの間にか増えていて、「もっと長生きしなきゃ」と言っていたのが印象的だったそうです。資産運用はマーケットに振らされて短期的な売買を繰り返すよりも、気長に持ち続けているくらいの方がちょうどよいのかもしれません。
  • 大暴落 急いで金を かき集め
    こちらも実際のエピソードをもとに作られた作品。リーマンショックの時に作者の親族全員が有り金を集めて投資したとのことです。もし今も持ち続けているなら相当なリターンになっていると思われます。すごく気になるところです。

短いなかにも色濃い内容

いかがでしたでしょうか。どれも短い文字数の中に濃縮された主張や教訓、エピソードが詰まった作品だと思います。今回の作品紹介を通して少しでも「運用会社」というものを身近に感じていただければ嬉しい限りです。

最後に、川柳応募締切り直後の筆者の心境を詠って締めくくりたいと思います。

集まって ほっと一息 記事書ける  

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