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アフターファイブでできる自己啓発

2018/12/18

ふやす

皆さまは自分の自由な時間をどのように使っていますか。最近は働き方改革や時差出勤などが注目されており、以前よりも終業後などに自由な時間が増えた方も多いのではないでしょうか。自分の自由な時間を家族と過ごしたり、友達や会社の同僚と飲みに行ったり、自分の趣味に没頭したり、人によって様々な時間の使い方があるでしょう。最近では24時間使用可能なスポーツジムのオープンによりいつでも運動ができたり、インターネットを通じて音楽ライブに参加するなど、以前では時間の制約によりできなかったことが手軽にできるようになり、終業後などの時間を有効に使う方が増えています。本記事では終業後などの自由な時間の有効な使い方の一つとして、自己啓発について紹介します。

自己啓発とは?

そもそも自己啓発とは何でしょうか。調べてみると「本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと」と記載されています。ここで、大切なキーワードは「本人の意思」ということです。他人に強制されることなく、あくまで本人の意思で能力向上や成長をめざすことが自己啓発のポイントです。

社会的な支援

そのような自己啓発ですが、政府も仕事と生活の調和である「ワーク・ライフ・バランス」を充実させるための取組みに注力しており、自己啓発や能力開発の取組みを支援しています。政府の支援の例として、労働者が能力開発や雇用の安定などを図るため、自ら費用を負担して一定の教育訓練を受けた場合に、その教育訓練に要した費用の一部に相当する額を支給する「一般教育訓練給付」があります。また、労働者の中長期的なキャリア形成を支援するため、専門的・実践的な教育訓練として厚生労働大臣が指定する講座を受ける場合に給付割合を引き上げる「専門実践教育訓練給付」があります。このように政府は自己啓発に対して経済的な支援をしています。しかし、政府による支援だけでなく、企業も自己啓発を通じた人材開発に力を入れており、日経新聞の記事によると、主要企業の2019年度の1社あたりの研修費が、16年度比1割増える見通しとなっています。削減した人件費などを終業後の語学研修や業務に必要な専門知識の習得など様々な講座の開催費用に充て、社員の人材開発へつなげています。

 対象者支給額上限額
一般教育訓練給付 在職者(雇用保険の被保険者)又は雇用保険の被保険者でなくなった(離職した)日から1年以内の者であり、雇用保険の被保険者期間が3年以上(初回に限り、1年以上) 当該者が教育訓練施設に対して支払った教育訓練経費の20% 10万円
専門実践教育訓練給付 在職者(雇用保険の被保険者)又は雇用保険の被保険者でなくなった(離職した)日から1年以内の者であり、雇用保険の被保険者期間が3年以上(初回に限り、1年以上) 当該者が教育訓練施設に対して支払った教育訓練経費の40% 年間32万円

※詳しくは厚生労働省「教育訓練給付制度の対象となる講座の受講を希望される方」でご確認ください。

自己啓発で何に取り組んでいるか

では、自己啓発を行っている皆さまは何に取り組んでいるのでしょうか。インターネットでみつけられるいくつかのアンケートによると資格取得や語学、PCスキルに取り組んでいる人が比較的多いようです。また、自己啓発の目的としては、「新しいことへのチャレンジ」、「今後のキャリア選択肢拡大」、「今の仕事に生かす」といったことをあげています。筆者も自己啓発として資格取得に取り組んでいます。筆者が自己啓発を始めた動機は、「現在の業務に必要だから」であり、資格を習得することで業務への理解が深まることを目指しています。また、筆者の身の回りでも自己啓発をしている知人は多く、特に英語を学んでいる人が多いです。自己啓発として英語を学んでいる目的としては、「将来的に英語を使う業務につきたい」だったり、「グローバルに専門知識を身につけたい」といった声がありました。

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自己啓発にかかる費用

多くの人が、様々な目的で様々な自己啓発をしていますが、実際にはどの程度費用が掛かるのでしょうか。自己啓発として何に取り組むかによって掛かる費用は異なりますが、先述したアンケートでは、「月に5,000円未満」と答えた人が多いようです。様々な業界で必要とされる資格の一つである「簿記」に掛かる費用を調べてみると、内容によって差はありますが、通信講座で約8万円程度、通学形式だと約9万円程度の費用が掛かるようです。しかし、講座の提供会社によっては資格習得時の祝い金などが支払われる場合もあり、費用が少し軽減されるようです。筆者の場合は、取得したい資格の参考書の購入に3,000円程度費用が掛かりましたが、独学で学んでいるためその他の費用は掛かっていません。また、自己啓発で英語を学んでいる知人は、「参考書を購入したり英会話教室には通わず、ネイティブの友人とインターネットを通じて英会話をするから費用は掛かっていない」と言っていました。自己啓発も学び方の工夫次第で費用を掛けずに取り組めるようです。自己啓発により資格を習得し、昇進や転職に活かした例も数多くあるようなので、学び方の工夫次第では、費用を掛けずに資格を習得し、収入を増やすといったこともできるでしょう。

社会的な支援がある現在では、自己啓発により自分のスキルを磨くことで昇進や転職による収入の増加につなげられるかもしれません。また、人生100年時代と言われている現在において、一生懸命に働いて資産を増やすだけでなく、自己啓発で資産運用について学び、実際に資産運用を始めてみることも、収入を増やす1つの方法です。自己啓発は自分の生活を金銭面だけでなく、精神面からも豊かにしてくれると筆者は考えています。時間ができた方は何か始めてみてはいかがでしょうか。

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