ウエリントン・トータル・リターン債券ファンド
(年1回決算型)(為替ヘッジなし)/(年4回決算型)(為替ヘッジなし)
追加型投信/内外/債券
値上がり益も狙うアクティブ運用が魅力!
ウエリントン・トータル・リターン債券ファンド
「債券投資の利益(収益)」と聞いて何を思い浮かべますか?
真っ先に思い浮かぶのは「利息」ではないでしょうか。しかし、債券投資にはもう一つ重要な収益の源泉があります。それが「値上がり益」です。
「ウエリントン・トータル・リターン債券ファンド(年1回決算型)(為替ヘッジなし)/(年4回決算型)(為替ヘッジなし)」(以下、各ファンド)は、徹底した調査により、利息収入だけでなくより値上がり益が期待できると判断した銘柄に投資を行います。
本ページでは、そもそもなぜ債券価格は変動するのかなど、債券の基本的な仕組みについて分かりやすく解説しながら、当ファンドの魅力をご紹介します。
■利息収入と値上がり益でリターンを追求
債券とは国や企業(発行体)が資金調達をするために発行する借用証書のようなもので、安定的な利息収入(インカム収益)と満期日(償還日)に投資元本が返ってくることが大きな魅力です。
一方、債券は発行済みのものを購入することも満期日を待たずに途中換金することもでき、購入価格よりも高い価格で売却できれば、その差額が値上がり益(キャピタル収益)になります。
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インカム収益
(利息収入) -
キャピタル収益
(値上がり益)
例えば、世の中の金利が上昇すると、過去に申し込んだ定期預金の解約が増えるように、発行済みの債券は売られて価格が下落する傾向にあります。他にも、発行体の信用リスク(倒産リスク)の変化や景気動向などによって債券価格は変化するため、「安く買って高く売る」ことで値上がり益を狙うことが可能です。
各ファンドはこれら価格変動要因の内、主に発行体の信用リスクに着目します。「徹底した銘柄調査に基づき、主に信用リスクが高まった局面で、割安と判断した銘柄を購入し、フェアバリュー(適正価格)もしくは割高と判断した時点で売却」、これを繰り返すことで値上がり益の積み上げをめざしていきます。
【債券価格の変動要因(例)】
- 債券への投資には、上記以外にも、様々な変動要因があります。
■実績ある運用戦略を採用
各ファンドは2024年11月15日に設定されましたが、同様の運用戦略は多くの運用口座で採用されており、その内の代表口座は2018年3月より運用が行われています。代表口座のパフォーマンスを確認すると、設定来より大きく上昇しており、代表的な債券指数と比較して優位に推移していることが分かります。
また、リターンの内訳をみると、2024年6月末時点での累積の値上がり益は累積の利息収入と同程度あり、当戦略のリターンに大きく貢献していることも分かります。この値上がり益の積み上げこそ、米国ハイイールド社債を超えるリターンを獲得した大きな要因といえます。
【当戦略の設定来のパフォーマンス】
- 期間:2018年3月末(当戦略の運用開始月)~2024年6月末(月次)
【当戦略の累積の値上がり益と利息収入の推移】
- 期間:2018年3月末(当戦略の運用開始月) ~2024年6月末(月次)
- 「累積値上がり益」と「累積利息収入」は、「トータル・リターン」の内訳を示したものです。累積利息収入は、月次利息収入を累積したものです。累積値上がり益はトータル・リターンから累積利息収入を控除したものです。累積値上がり益には一部その他要因が含まれます。
【利回り比較】
- 2024年6月末時点
- 各債券の残存年数や格付け等は異なりますので、利回りのみの比較で投資判断を行うべきではありません。
- 当戦略の利回りは、組入債券の最終利回りを純資産総額(現金等を含む)に対する組入比率で加重平均したものであり、投資家利回りとは異なります。
【リスク・リターン比較(年率)】
- 期間:2018年3月末(当戦略の運用開始月)~2024年6月末(月次)
- リスク(年率)は、月次リターンの標準偏差を年率換算したものであり、平均的なリターンからどの程度かい離するか、値動きの振れ幅の度合いを示しています。リスク・リターンの関係は代表口座および特定の指数の過去の一定期間のデータに基づいて表示したものであり、各ファンドのリスク・リターンとは異なります。
- 各指数についてはページ下部の「当資料で使用している指数について」をご覧ください。各指数はすべて米ドルベースです。
- 各指数はご参考として使用していますが、各ファンドのベンチマークおよび参考指標ではありません。
- 上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- 出所:ウエリントン、ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
■機動的な資産配分で下落リスクの抑制も図る
一口に債券と言ってもその種類は様々であり、それぞれに特徴があります。各ファンドは各債券セグメントのバリュエーション*を見極め、市場環境に応じてダイナミックに資産配分を変更することで、下落リスクの抑制も図ります。
同様の運用戦略を採用する代表口座においては、コロナショックや米政策金利引き上げの局面で、相対的に価格下落を抑制することができました。
- バリュエーションとは、資産価格が本来の価値と比較してどの程度かという評価を意味します。
【各ファンドが実質的に投資する主な投資対象とその特徴】
-
米国国債
- 米国の政府が発行する債券
- 信用力、流動性が高い
- 信用力が高い分、相対的に利回りは低い
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投資適格社債
- 企業等が発行する信用格付けがBBB格相当以上の債券
- ハイイールド社債に比べて信用力が高くなる分、相対的に利回りが低いものが多い
-
ハイイールド社債
- 企業等が発行する信用格付けがBB格相当以下の債券
- 投資適格社債に比べて信用力が低くなる分、相対的に利回りが高いものが多い
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新興国債券
- 新興国の政府または企業が発行する債券
- 新興国の経済・政治リスクに影響を受けやすいため、相対的に信用力が低く、利回りが高いものが多い
- 上記内容は、主な投資対象とその特徴すべてを表すものではありません。
【当戦略のパフォーマンスと資産配分比率の推移】
- 期間:2018年3月末(当戦略の運用開始月)~2024年6月末(月次)
- 上図の米国政策金利は誘導目標の上限を使用。
- 上図の当戦略は2018年3月末を100として指数化。
- 上図の新興国債券には新興国投資適格ソブリン債、新興国投資適格社債、新興国ハイイールドソブリン債、新興国ハイイールド社債を含みます。なお、ソブリン債は国債および政府機関債などを指します。
- 上図のハイイールド債は、先進国ハイイールド社債を指します。
- まだ受け取っていない収益や利息などを使用して買い付けを行った場合、資産の合計が100%を超えることがあります。
【当該期間の最大下落率*の比較】
コロナショック(2020年2月末~2020年9月末)
コロナショックによってファンダメンタルズにかかわらず債券価格が大きく下落。これを投資機会と捉え、国債中心から社債中心への運用に切り替えました。
インフレ対応の大幅な利上げ(2022年2月末~2022年11月末)
物価上昇に対してFRB(米連邦準備理事会)が行った、急速な金融引き締めがリスク要因と捉えられクレジット・スプレッドも拡大。これを社債の投資機会と判断し、社債中心の運用に切り替えました。
- 当該期間の最大値から最小値までの下落率を表します。
- 期間はそれぞれウエリントンの定めた定義に基づいています。
- 各指数についてはページ下部の「当資料で使用している指数について」をご覧ください。各指数は米ドルベースです。
- 各指数はご参考として使用していますが、各ファンドのベンチマークおよび参考指標ではありません。
- 上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- 出所:ウエリントン、ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
■世界有数の運用会社ウエリントンによる運用
各ファンドの実質的な運用はウエリントン(ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー)が行います。同社は1928年に創業し、米国ボストンに本拠地を置く世界有数の独立系資産運用会社です。長期の視点に立ち、高い専門性と強固な運用基盤のもと、長年にわたり世界の金融市場で多様な投資機会を追求してきました。
各ファンドのリターンの鍵を握る運用チームでは、データの分析だけでなく、リサーチ対象に対して年間約10,000件もの直接的なコンタクトを取るなど、信用リスク分析において非常に重要な「生の声」を徹底的に収集しています。
創業
1928年
運用資産総額
約200兆円超
(2024年6月末時点、
1米ドル=161.07円で換算)運用
プロフェッショナル875人超
拠点数
世界19拠点

- 2024年6月末時点
- 上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- 出所:ウエリントンの情報をもとにアセットマネジメントOne作成
<ウエリントンの運用チーム>
- 債券アナリストに加え、株式アナリストの知見も活かしながら運用を行います。
- アナリストの平均経験年数は20年超です。43名の社債、新興国、クレジット・アナリスト、14名のマクロ・マーケット・ストラテジスト、14名の定量アナリスト(2024年3月末時点)が在籍しています。
- リサーチでは企業のリーダー等との直接的なコンタクトを重視しています。リサーチ対象は政府関係者、中央銀行関係者、企業関係者、取引先、競合他社にまで及び、全アナリストによる直接的なコンタクトは年間約10,000件にのぼります。(2023年)
【各ファンドの運用責任者からのメッセージ】
ウエリントン・マネージド・カンパニー・エルエルピー
債券ポートフォリオ・マネジャー
コナー・フィッツジェラルド氏
- 公開日:2024年11月15日
■手堅さを維持してリターンも追求
いかがでしたでしょうか。債券ファンドというと、「リスクは低いけどリターンはあまり期待できない」という印象をお持ちの方は少なくありません。
しかし、各ファンドは利息収入だけでなく、個別銘柄の価格変動に着目して値上がり益を積極的に狙うことでリターンを追求します。加えて、市場環境やバリュエーションを見極めた機動的な資産配分の変更によってリスクの抑制も図ります。そして、この運用戦略を支えているのが、経験豊富なアナリストが徹底した調査を行うウエリントンの運用チームに他なりません。
実績ある運用戦略を提供する「ウエリントン・トータル・リターン債券ファンド(年1回決算型)(為替ヘッジなし)/(年4回決算型)(為替ヘッジなし)」をぜひご検討ください。
【ご参考:ポートフォリオについて】
■ポートフォリオ特性値
- 平均最終利回り
5.58% - デュレーション
3.81年 - 平均格付
A+
当戦略の運用ガイドライン
銘柄数 | 50~250 |
---|---|
平均 デュレーション |
3~6年 |
平均格付 | BBB-以上 |
---|---|
想定売買 回転率 |
年間 400~600% |
資産配分目安
国債 および現金等 |
最大100%まで |
---|---|
投資 適格債 |
20~60% |
ハイイールド債 | 0~50% |
---|---|
新興国債券 | 0~25% |
■組入上位10銘柄
組入銘柄数:121銘柄
銘柄名 | クーポン | 償還日 | 格付け | 国・地域 | 比率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 米国国債 | 3.250% | 2029/6/30 | AAA | 米国 | 11.73% |
2 | 米国国債 | 4.500% | 2026/3/31 | AAA | 米国 | 10.94% |
3 | 米国国債 | 5.250% | 2029/2/15 | AAA | 米国 | 10.30% |
4 | 米国国債 | 4.500% | 2027/5/15 | AAA | 米国 | 8.98% |
5 | 米国国債 | 4.000% | 2029/1/31 | AAA | 米国 | 5.10% |
6 | 米国国債 | 3.750% | 2028/12/31 | AAA | 米国 | 1.88% |
7 | チャーターコミュニケーションズ Op LLC | 3.850% | 2061/4/1 | BBB- | 米国 | 1.74% |
8 | 米国国債 | 4.125% | 2027/2/15 | AAA | 米国 | 1.56% |
9 | トランスカナダ・トラスト | 5.600% | 2082/3/7 | BBB- | カナダ | 1.05% |
10 | アメリカン・エレクトリック・パワー | 6.950% | 2054/12/15 | BBB- | 米国 | 1.00% |
- 2024年6月末時点
- 上記は、純資産総額をもとに計算しています。
- 平均最終利回りは、各ファンドへの投資で得られる期待利回りを示すものではありません。
- 平均格付は代表口座内の全銘柄の平均を記載したものであり、各ファンドの信用格付けではありません。
- 格付けはS&P社、Moodyʼs社、Fitch社のうち、高い方の格付けを採用しています。(表記方法はS&P社に準拠)
- 国・地域はウエリントンの基準に基づいています。
- デュレーションは、繰上償還条項が付与されている銘柄については次回の繰上償還予定日を考慮して計算しています。
- 比率の合計は四捨五入の関係で100%とならない場合があります。
- 当該個別銘柄の提示は、売買の推奨を目的としたものではありません。また、各ファンドへの実質的な組入れを示唆・保証するものではありません。
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●米国国債:ブルームバーグ・米国国債インデックス
●米国投資適格社債:ブルームバーグ・米国投資適格社債インデックス
●米国ハイイールド社債:ブルームバーグ・米国ハイイールド社債インデックス
●新興国社債:JPモルガン・コーポレート・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス
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