リーダー層育成のための各種教育の一環として、女性の管理職比率を30%に引き上げる方針が掲げられました。女性の活躍を後押しする環境についてはどう感じていますか？

伊豆川

女性の管理職比率を引き上げるという方向性が提示され、私の心境は確実に変化しました。半年前に結婚し、出産も希望していますが、どこかで、築いたキャリアを捨てる結果になってしまうんじゃないかという不安があって。そんなとき、30％という具体的な目標が出て、すごく安心したんですよね。子育てをしながらだってマネジメント層を目指せる、何も諦めなくていいんだ！と、心強く感じています。

石田

会社から、女性人材への期待も感じますよね。

福田

そうですね。2年前に育児休業から復帰した際も、サポートが非常に手厚いと感じました。原則として、育児休業前のポジションにそのまま復帰するという規程があり、よく知った仲間たちの元に戻れると思うと、キャリアを中断しているストレスも感じにくかったです。これまでも、性別に関係なく、マネジメントに適した人材が登用されるのを見てきたので、そういった風土が改めて言語化されたのだと捉えています。

北原

育児休業から復帰して活躍している女性は多いですよね。こうして話していて、何人も顔と名前が浮かぶくらい。私は2回育児休業を取得しました。2年ほど前にマーケティングチーム長に就任した際も、不思議と子どもがいることによるプレッシャーは感じませんでしたね。上司や同僚のサポートありきでここまできたので、何かに困ったとしても、相談しながら進めていけるという確信があったのだと思います。

石田

私自身はまだ具体的なライフプランはありませんが、あと数年がむしゃらに頑張り、ふと一息ついたとき、キャリアと子育てを両立させるという選択肢があるのとないのとでは、安心感がまったく違うんじゃないかなと想像しています。

最後に、皆さんの今後の目標を教えてください

伊豆川

長期的な目標としては、マネジメント層を目指したいです。直近の目標でいうと、先頭に立って業務効率化を進めたいと考えています。利益を上げると同時に、家族とゆっくり過ごせるプライベートの時間を増やし、オンもオフもWin-Winという状況を作りたいですね。将来を見据え、グローバル人材育成制度を活用して英語も勉強中。理想のキャリアを実現しながら、幸福感の高い人生を送りたいです！

福田

今以上に専門性を高め、私ならではの付加価値を提供して稼げる人材になりたいですね。金融知識や英語を学ぶと共に、効果的な顧客向け提案資料を作成するために、色彩検定も受けているんです。私も、プライベートの時間はしっかり確保したいタイプ。人より長く働いてお金を稼ぐ方法もあると思うのですが、私としては、専門性を高める方向で、自己実現を果たしたいと考えています。

石田

福田さんのおっしゃっていること、わかります。私も貴重な人生の時間を切り売りするのではなく、能力や成果でお給料をもらいたいと考え、この会社に入社しました。将来的には、ファンドマネジャーになるのが夢。証券アナリスト資格の勉強と並行して、伊豆川さんと同じく、グローバル人材育成制度を活用して英語も勉強中です。レッスン代が一定額補助されるので助かっています！

北原

これまでは、家庭と仕事の両立が私の大きなテーマでした。上の子も大きくなったので、今後は、仕事に軸足を戻していきたいと考えています。私が所属する国際営業グループは、まだ小さい部署。運用残高の増加に貢献し、社内において存在感を発揮できる部署へと成長させていきたいですね。国籍も経歴も多彩な仲間たちと一緒に、当社が提供する様々なサービスをグローバルスタンダードに変えていけるよう、積極的に働きかけていきます。

福田

今日は、皆さんとお話ができて、得られるものがたくさんありました。それぞれのやり方で、自分の可能性に挑み続けていきましょう！