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構造改革ジャパン 追加型投信/国内/株式

対話でミライを変えてゆく

日本では、構造改革に取り組み、資本効率を改善して企業価値を上げることを課題として意識する企業も増加しているようです。「構造改革ジャパン」は、前向きに変化しようと取り組み、今後の企業価値向上が期待できる企業を見極めて投資する日本株ファンドです。

「日本株」が迎えた新たな展開とは?

2023年5月、日経平均株価は3万円台を回復しました。海外投資家が日本株に注目しているというニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。いま、日本経済や日本企業にどのような変化が起こりつつあるか、3本の動画で見ていきましょう。

  • 対話でミライを変えてゆく

    厳しく奥深いファンドマネジャーの仕事に密着。企業との対話を重視するファンド「構造改革ジャパン」設定の背景に迫ります。

  • ご参考:CIOチャンネルー前編ー

    日本企業で起きつつあるミクロの変化に着目。企業経営者が目指すべき経営の在り方から、日本株の見方を解説します。

  • ご参考:CIOチャンネルー後編ー

    日本経済は新たな成長サイクルに入ることができるのか?日本経済に約30年ぶりに起きている3つのマクロの変化を解説します。

なぜ「事業構造改革」と「資本効率の改善」?

東京証券取引所は、 2023年3月、上場企業に対し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて改善要請を行いました。プライム市場の約半数、スタンダード市場の約6割の上場会社が、ROE(自己資本利益率) 8%未満、PBR(株価純資産倍率)1倍割れであり、資本収益性が低く成長性に課題があり、資本をうまく使い利益を高められていないという認識です。企業自らが「構造改革」と「資本効率の改善」を行い企業価値を高めることが求められ、運用会社を含む投資家からの評価を得ながら、開示をベースとした投資家との積極的な対話が重要になると考えられます。

事業構造改革による収益力の向上

事業環境の変化などを背景に、国内企業の「稼ぐ力」は低迷しています。今、構造改革の必要性に迫られています。

ROEの日米比較

米国と比較すると、国内企業の「稼ぐ力」は低く、改善の余地があると考えられます。

  • 期間:2013年6月末~2023年6月末(月次)
  • 日本は東証株価指数(TOPIX)、米国はS&P 500種指数を使用。
  • 出所:ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
  • 上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。

当ファンドでは

中核事業の明確化と不採算事業の抜本的な見直しなどの構造改革に取り組んだ結果、
中期的な利益成長につながるかどうかをエンゲージメントを通じて判断します。

資本効率の改善

デフレ環境下において、国内企業は設備投資や株主還元に慎重姿勢を示してきました。しかし、外部環境の変化を背景に慎重姿勢に変化の兆しが出ています。

国内株式市場のPBR1倍割れ銘柄比率の推移

約半数の企業のPBRが1倍を割れています。

  • 期間:2000年~2023年(年次、2023年は6月末時点)
  • 国内株式市場は東証株価指数(TOPIX)採用銘柄を使用。
  • 出所:ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成
  • 上記は過去の情報であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。

当ファンドでは

国内企業には低ROE(自己資本利益率)、低PBR(株価純資産倍率)企業が多く、
資本効率の改善に前向きな企業かどうかをエンゲージメントを通じて判断します。

企業と投資家のエンゲージメントの重要性

当ファンドでは、組入れ候補銘柄を選定する過程で、企業価値向上のために「建設的な目的を持った対話」を企業側と行い、前向きに変化しようとしているか判断します。
この行動を支えているのがファンドマネジャー、アナリストによるリサーチ活動です。リサーチ活動を継続的に面談などを通じて、企業側との信頼関係を構築しています。株式市場を意識した企業経営が求められるなか、エンゲージメントを通じてマネジメントの意識変化を捉えることが重要だと考えています。

アセットマネジメントOne株式会社
担当ファンドマネジャー安西 慎吾

  1. Q①エンゲージメントはどのような相手とどのような場所で行うのですか?コロナ禍で変化はありましたか?

    A①企業経営陣や経営企画部、財務部、経理部といった部署の方々です。コロナ禍前は対面にて面談を行っていましたが、現在は基本的にウェブ会議システムを使用して行います。

  2. Q②エンゲージメントの件数はどの程度ですか?

    A②年間のリサーチ活動700件程度のうち、個別企業取材は年間400件程度です。運用担当ファンドで投資している銘柄の企業とは四半期に1回行っています。

  3. Q③エンゲージメントではどのような内容を話すことが多いですか?

    A③企業を取り巻く外部環境や業績の方向性、事業ポートフォリオの見直しといった構造改革や、株主還元に対する考え方などを議論します。

  4. Q④エンゲージメントではどのようなことを大切にしていますか?

    A④企業側が抱えている課題をどのように解決しようとしているのか、すなわち、どのように構造改革を進めようとしているのかを丁寧に議論していくことです。

  5. Q⑤エンゲージメントをやっていて良かったと思うことはありますか?

    A⑤企業側の前向きな変化を感じることができた時ではないでしょうか。例えば、議論を重ね、その半年後、1年後に前向きな答えが中期経営計画などに盛り込まれていたりすると、やりがいを感じます。

  • 資金動向、市況動向等によっては、上記の運用ができない場合があります。

指数の著作権等

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  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。


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