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家計簿ってみんなどうしてる?家計管理の実態とコツ

2020/03/06

かかる

皆さまは、家計管理をどうされていますか?
日常生活でどんなものにどのくらいお金を使って、いくら残ったか、お金の流れを正確に把握している方はどれくらいいるのでしょうか?お金を貯めたい、節約したいと考えているならば、収支のバランスを確認できる家計管理を行うことは大事なことです。お金の流れを正確に把握することができ、収入が支出を上回る家計を定着させることができれば、貯蓄や投資に回すお金を増やすことができます。
家計管理といえば、家計簿を思い浮かべますが、どれくらいの方が家計簿をつけているのでしょうか?また、時代の移り変わりとともに便利で高機能な家計簿アプリも登場していますが、どのくらいの人が利用し、どんな機能があるのでしょうか。今回は家計管理について考えてみたいと思います。

家計管理の実態

家計管理の実態を知るため、当社の社員をサンプルにアンケートを取ってみました。回答者は57人です。まずは、回答者の属性を見てみましょう。

回答者の属性(性別、年代)

回答者の属性(性別)
回答者の属性(年代)

男女、年代ともに比較的バランスよく回答が得られた結果となりました。
続いて、家計簿をつけているかどうかです。

家計簿をつけていますか?はい:28%、いいえ:72%

30%程度が家計簿をつけているようです。「はい」と答えた人の男女比は女性が63%と、回答者全体の54%と比べて若干多い結果となりました。
さらに、「はい」と答えた人にスポットを当ててみましょう。

家計簿を何でつけていますか?家計簿アプリ:56%、自作のエクセル:31%、紙(ノート等):13%

自作のエクセルや手書きノートを大きく上回り家計簿アプリを利用している人が半数以上を占めました。時代の移り変わりを感じます。
皆さまも気になる「実際のところ効果あるの?」についても以下の結果が出ています。

家計は改善しましたか?ほとんど改善しなかった:63%、少し改善した:31%、大きく改善した:6%

40%近くの人は多少なりとも家計簿の効果があったようです。具体的な効果としては、電気・ガス代、スマホ代、外食費といった具体的な項目で節約できた人や、「無駄遣いが減った」「本当に必要なものか考えるようになった」など全般的に節約ができた人などさまざまでした。また、「将来のお金の計画が立てやすくなった」、「投資金額が増えた」といった節約以上の効果を実感している人もいました。
一方で、残りの60%以上の人たちにとってはほとんど効果がなかったようです。やはり、家計改善には家計簿をつけた後、それを実生活でどう活かすかがポイントとなりそうです。

次に家計簿をつけていない人にスポットを当ててみましょう。

家計簿をつけない最も近い理由は何ですか?時間がない:43%、改善に繋がるか疑問:27%、改善の必要がない:12%、配偶者がつけている:12%

家計簿をつけ1てみたいと思いますか?はい:37%、いいえ:63%

家計簿をつけない理由で最も多かったのは「時間がないから」でした。しかし、家計簿をつけていない人の内40%近くは「家計簿をつけてみたい」と思っているため、こうした問題がクリアできれば、家計簿の利用率は上がると思われます。「家計簿をつけたいと思わない」と回答した人でも、自分の支出記録自体には興味があるようで、「現金やキャッシュレス、複数の金融機関における支払いを手間なく一元的に取り纏めることができるのであれば今すぐにでも家計簿をつける」といった旨の回答も複数ありました。

アンケート結果をみていかがでしたか?少ないサンプル数とはいえ、かなり興味深い結果が得られたと思います。皆さまの中にも「家計簿をつけているけど家計が改善しない」、「家計簿をつけたいと思うけど時間がない」などの悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ここからはそのような悩みをお持ちの方のために、「家計簿をいかに家計改善につなげるか」や「効率的に家計簿を付ける方法」について考えてみたいと思います。

家計簿の活用方法

家計簿をつけて、しっかりとお金の流れが把握できたら、どの費用を削っていくことができるのかを検討してみましょう。
家計簿をつけることで、思った以上にかかっている支出を把握することができます。家計は大別すると固定費と変動費の2項目がありますが、まずは固定費を見直すことをおすすめします。

固定費とは、毎月決まった金額が一定期間かかる費用のことで、一度見直しをすると継続的な節約につながることが特徴です。

  • 光熱費

  • 住宅ローン

  • 生命保険料、損害保険料

  • 習い事やスポーツジムの月会費

  • スマホ料金 など

光熱費は節電や節水などを意識して変動部分を削ることは可能なものの、固定料金の部分もあるため地道な努力が必要です。一方で、2016年4月から導入された電力の自由化により、さまざまな企業が電力事業に参入できるようになったことで、固定費部分が削減し易くなりました。これまでなかった電気料金プランや、ガスや携帯電話とのセット割引、他のサービスやポイント還元などの付加価値が付いているものも誕生しています。家計簿と比較しつつ、再度見直しを行ういい機会かもしれません。

住宅ローン、生命保険料などは見直しにかなり手間がかかることもありますが、家計に占める金額も大きいため、節約効果は大きいでしょう。その他、習い事やスポーツジムなどは予算を決めて、予算を超えないプランに変更する、スマホ料金はプランの変更や、格安スマホに変更するなど、節約につなげていきましょう。

せっかくつけた家計簿を活かすには、やはり家計の見直しが大事なポイントです。見直せる固定費はないか、無駄な出費はないか、本当に必要な出費なのか、少しずつでも小さなことでもいいので、意識してみることからはじめてみましょう。
また目標を持つこともモチベーションを保つ方法です。1年間でこれだけ貯金したい、削減できたお金を有効に活用したいなど、具体的な目標があると家計を改善するモチベーションにつながります。

次に効率的に家計簿をつける方法として、便利な機能が満載の家計簿アプリについてみていきたいと思います。

家計簿アプリのメリット

  • 支出入力が簡単
    家計簿管理は記入する時間がない、項目ごとに集計するのが面倒など、挫折の理由はさまざまですが、家計簿アプリではレシートをカメラで読み取ることでき、いつでも、どこでも簡単に入力ができます。また、入出金の履歴から、食費、光熱費、日用品などの項目に自動で振り分けてくれ、どの項目にいくらお金を使っているのかグラフなどで簡単に把握することもできます。

  • 予算と実績の対比がすぐ見える
    項目ごとに予算を設定することができます。予算と実績の対比が見える化することで、節約につながりやすいといえます。 また、何にどれだけ使ったかを移動時間やスキマ時間に入力することができるので、後で「何に使ったのか」と考え悩むことが少なくなります。

  • 銀行口座・カードとの連携で残高がすぐ分かる
    キャッシュレス化は政府も推奨しており、国をあげての課題となっています。銀行口座やクレジットカードを家計簿アプリと連携すると、使用明細が表示され、使いすぎの防止になるだけでなく、ネットバンキングやATMを使わずに預金残高を確認できるので、大変便利です。

家計簿アプリには設定した予算をオーバーすると画面が赤くなる機能や、目標金額と貯蓄達成までの期限を設定することで、毎月必要な貯蓄額を明示してくれる機能があるものもあり、日々の管理はもちろんのこと、資産全体まで把握できる本格派もあります。また、家計簿をつけるとポイントが還元される、キャッシュバックなどの特典があるものまで登場しています。お金の管理ができるうえ、使えば使うほど、ポイント還元されるなどの特典があれば、使ってみる価値はありそうです。

最後に

家計管理をすることで月々のお金の出入りや家計の現状を把握することができます。家計の全体像が見えてきたら、改善できるところは改善し、節約につなげましょう。スマホ1つあれば、買い物ができたり、ポイント還元などの恩恵もあるなど、メリットが多く便利な世の中になりました。しかし、管理を怠ると収入と支出のバランスが崩れ、資産設計に影響がでるおそれがあります。そうならないためにも家計簿アプリなどを活用し、楽しみながら節約していきましょう。

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