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共働き夫婦のお財布事情

2018/07/03

かかる

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最近、“寿退社”というコトバをあまり耳にしていない気がします。結婚を機に仕事を辞めるよりも共働きを選択するほうが増えてきている今日。すっかり夫婦共働きがイマドキのスタイルとなりました。
とはいえ、家族全体の家計を把握していない夫婦も多いのではないでしょうか。収入源が2つあることで経済的な余裕はできるものの、支出の管理が単純ではなくなることに悩む夫婦が多いようです。
それでも「どうやってお金を管理しているの?」なんて、人にはなかなか聞けないものです。それだけに気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、共働き夫婦の家計管理の方法をいくつかみていくことにしましょう。

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別々の「お財布」

独身時代の延長でそのまま別々のお財布で家計管理をしている夫婦も少なくはないようです。夫婦それぞれの給与口座が別なことも理由の一つではないでしょうか。 これは家賃、食費などの費用項目ごとに担当を決め、余った金額はそれぞれが管理する方法です。お互いが自由に使えるお金が確保されるというメリットがある一方、自由度がある分、家計の全体像を把握しづらくなるというデメリットがあります。 お財布が別々だとしても、支出のバランスを決めて、お互いが責任を持って貯蓄していくタイプの夫婦に向いているのではないでしょうか。

一部だけ同じ「お財布」

生活費や固定費分だけ共通のお財布にそれぞれが振り込み、お小遣いや貯蓄は各自のお財布で管理する方法です。お互いの自由度は残したまま家計管理をするので、バランスがいい方法なのかもしれません。また、将来のために貯めるお金も共通のお財布に入れておけば「つい浪費してしまう」なんてこともある程度防ぐことができます。 デメリットとしては夫婦のどちらかが共通のお財布の管理、つまり家計管理をしないといけないのが面倒だということでしょうか。 お互いの収入に合わせた振込金額をお互いが納得できていれば不公平感も少ないので、収入差がある夫婦にも向いているのではないでしょうか。

すべて一緒の「お財布」

夫婦の収入のすべてを一つのお財布にまとめ、家計管理をする方法です。生活費もお小遣いもすべてそこから引き出すため、この方法が一番お金の流れがわかりやすく、目標とする金額を貯めるには一番適した方法だといえます。 お金の出入りが透明化されるため家計の管理がしやすく、貯蓄の計画も立てやすいといえます。デメリットとしてはお小遣いまで相手に筒抜けで自由度が低かったり、一方に管理を任せきりにすることでストレスと感じる場合もあるようです。 お金の流れが透明なので、目標に向かってお金が貯まっていくことが生活のモチベーション向上につながるといった夫婦に向いているのではないでしょうか。

共働きというスタイルを選んだ時についてまわるお財布問題。お金の管理もそれぞれの夫婦のライフスタイルによって異なるものです。どの方法も一長一短であり、正解というのはありません。自分たちに合う方法を、その時々のライフステージに合わせて臨機応変に対応していけばいいのかもしれません。

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