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なるほど投資講座 iDeCoのイロハ⑦ ~計画立てリスク軽減

2019/04/12

ふやす

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(「iDeCoのイロハ」は、2017年12月に日本経済新聞におけるアセットマネジメントOne寄稿の連載記事です。)

個人型確定拠出年金(愛称iDeCo)は積み立て投資を原則とした制度ですが、1点だけ注意点があります。積み立て後半の時期は積み上がった資産も大きく市場動向の影響を受けやすくなるため、受給するタイミングで市場の良しあしにより受給額が変わってしまいます。よって、受給を目前にしたタイミングでは突然の市場下落リスクに備える必要があります。
そこで50歳を過ぎた頃からリスクが相対的に高い投資信託(株式ファンドや成長型のバランスファンドなど)
で積み立ててきた資産を、何回かに分けてリスクが相対的に低い投資信託(預金や安定型のバランスファンドなど)に移すことをおすすめします。最近では受給年齢をターゲットに年齢を経るにつれ、価格変動リスクを小さくするようコントロールする「ターゲットイヤーファンド」を採用する金融機関もあります。そのような商品を選ぶのも一つの手です。
もし資産価格が下落してしまった場合でも、運用自体は70歳まで続けられます。タイミングを見て売却することは可能です。ただ、せっかく積み立ててきた資産を受給直前で目減りさせないよう、計画を立てて徐々にリスクを下げていくことは大事です。
iDeCoに興味を持たれたら、各金融機関のウェブサイトで加入申し込みキットを取り寄せてみてください。申し込み可能な金融機関は「iDeCo公式サイト」で確認できます。主要な銀行、証券会社、保険会社では大抵取り扱っています。2017年は「人生100年時代」という言葉をよく耳にしました。皆様が笑顔で100歳を迎えられますよう、資産形成にぜひiDeCoをご活用ください。

※4資産分散投資は国内債券、海外債券、国内株式、海外株式を25%ずつ均等に投資

なるほど投資講座 iDeCoのイロハ 全7回

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