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なるほど投資講座 iDeCoのイロハ④ ~資産移して「塩漬け」回避

2019/02/28

ふやす

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(「iDeCoのイロハ」は、2017年12月に日本経済新聞におけるアセットマネジメントOne寄稿の連載記事です。)

個人型確定拠出年金(愛称iDeCo)は最近メディアでも採り上げられることが増え、2016年末に30.6万人だった加入者は公務員や会社員を中心に17年10月末時点で68.7万人まで急増しています。しかし、まだiDeCoを知らない、あるいは自身が加入できることに気付いてない方が多いのも事実です。
企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入している企業から転職する場合、その企業型DCからも脱退することになります。脱退する際、その資金は転職先の企業型DCもしくはiDeCoに移す、または脱退一時金として受け取ることになります。いずれも所定の手続きをとる必要があるため、手続き方法がわからず、そのままにしている方も少なくありません。脱退後6カ月以内に手続きを何も行わなかった場合は、その資産は現金化され国民年金基金連合会(国基連)に自動的に移されます。
自由に引き出しも出来ないうえ、無利息の現金として管理されますので資産は増えません。加えて管理手数料が引かれ続けますので良いことはありません。こうした状態にある方は17年3月末現在で64.8万人います。手数料などで既に資産がゼロの方もいますが、その中の4万人は資産が100万円以上残っている状態です。 今年からiDeCoの加入対象範囲が拡大したことに伴い、原則iDeCoに移すことが可能となっています。既に国基連に資産が移換されている方には毎年5~6月頃に残高通知書が送られてきますので、今一度ご確認いただくことをお勧めします。
もしこれから転職される場合は忘れずに手続きして、せっかくためたお金が「塩漬け」にならないようにご注意ください。

手続きの流れ

なるほど投資講座 iDeCoのイロハ 全7回

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