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子供をSNSトラブルから守るためには?トラブル事例と対策を紹介

2021/03/31

知恵のハコ

アセットマネジメントOneのfacebook

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コロナ禍で人々の生活は大きく変わりました。外出自粛要請によるおうち時間の増加で、大人も子供も以前に増してSNSを利用する時間が増えたのではないでしょうか?筆者にも高校生と中学生の子供がおり、スマホに触れる時間が以前より多くなっているように感じます。
親の目の届かぬところで、子供がSNSトラブルに巻き込まれないようにするために、何ができるのでしょうか?

SNSとは?

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。

子供が利用している主要なSNS手段として、「LINE」が61.5%と最も利用率が高く、次に「Twitter」が19.0%、「Instagram」が17.5%となっています。「LINE」の利用者の内訳をみると、小学校低学年では34.2%、小学校高学年では40.0%、中学生では84.0%、高校生では87.6%の利用率となっていて、利用率の高さが際立ちます。

利用されているSNS

(出所: 東京都都民安全推進本部のデータ(令和2年2月)をもとにアセットマネジメントOne作成)

SNSには年齢制限がある

一部のSNSには、利用規約で年齢制限(13歳以上)を設けているものがあります。しかし年齢制限があることを「知っていた」保護者の割合は59.4%、一方「知らなかった」保護者の割合は40.6%と約4割の保護者が年齢制限について知らなかったという調査結果があります。

子供のSNS利用にかかわる年齢制限の認知

(出所: 東京都都民安全推進本部のデータ(令和2年2月)をもとにアセットマネジメントOne作成)

実際にあったSNSの被害事例及び加害事例

  • 被害事例①:児童ポルノ製造被害
    女子小学生は、SNSで知り合った男と親しくなっていくうちに、「服を着替えられる?」など言葉巧みに誘導され、スマートフォンの無料通信アプリで自分の裸の写真や動画を送信してしまった。

  • 被害事例②:未成年者誘拐被害
    女子中学生は、SNSで知り合った男に、無料通信アプリで悩みを相談していたところ、言葉巧みに誘い出され、加害者の自宅に連れ込まれた。

  • 加害事例①:刑法:名誉棄損(3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金)
    少年は、1年以上にわたりSNSに男子高校生を中傷する書き込みをし、これに悩んだ男子高校生が自殺し、少年は逮捕された。

  • 加害事例②:不正アクセス禁止法違反(1年以下の懲役又は50万円以下の罰金(不正取得罪))
    男子高校生は、SNSサイト等を模したフィッシングサイトをインターネット上に公開し、当該サイトを閲覧した者のIDやパスワードを不正に入手し、逮捕された。

被害事例、加害事例(イメージ)

被害者・加害者にならないようにするために

  • フィルタリングを上手に活用しましょう。

フィルタリングは、サイトの閲覧制限を行うことができ、子供が危険な目に遭うリスクを減らせる便利な仕組みです。
年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイトの個別設定もできます。例えば、アダルトサイト、ドラッグに関するサイトなどがフィルタリングの対象になっています。また、アプリなどで有料のものや課金対象となるものもフィルタリングの対象にすることができます。上手に使って子供の安全を守りましょう。

  • 家庭内ルールを作っておくことが大切です。

SNSトラブルを未然に防ぐために、SNSとのかかわりについて家庭内でルールを作っておくことが大切です。 以下は、家庭内ルールの一例です。

  • 個人を特定される情報を書き込まない。

  • 知らない人と電話やメール、メッセージの交換をしない。

  • 他人のID・パスワードを勝手に使わない。

  • 下着姿や裸の写真は撮らない、撮らせない。

  • 利用料金や利用時間を決める。

  • 困ったことがあれば、必ず保護者にすぐに相談する。

  • ルールを守れなかった時のルールを決める。

  • SNS上で被害に遭ってしまったら?

弁護士などの専門家に相談し、コンテンツプロバイダに対して情報開示請求をします。そしてコンテンツプロバイダに発信者情報を開示させて、その上でさらに発信者に慰謝料・損害賠償を請求するという流れになります。

最後に

筆者の子供たちにおいても、部活動・課外活動の自粛、また友人同士の外出の自粛等で、大幅におうち時間が増えました。以前は、自室へのスマホの持ち込み禁止、23時以降のスマホ利用禁止等の家庭内ルールを設けていましたが、現在このルールを守ることは困難になっています。学校からの連絡も本人のスマホアプリにきますし、課題提出のためにもアプリを利用しています。自室で机に向かいながらのスマホの存在が欠かせなくなっています。勉強という面目のもと、我が家の家庭内ルールはいつの間にか無いものとなってしまいました。改めて子供と家庭内ルールの見直しをしようと思いました。

青少年インターネット環境整備法第6条により、子供にインターネットを利用させる際の保護者の責務が規定されています。子供に正しいSNSの使い方を教えるために、まず大人が適切なSNS利用を心がけ、上手く利用していくことが大切です。

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