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米住宅指標はまちまちも回復の兆しか

米住宅指標はまちまちも回復の兆しか

2019/03/15マーケットレポート

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情報提供資料
2019年3月15日

  • 1月の米新築住宅販売件数は前月比-6.9%、米住宅着工件数は同+18.6%と、まちまちの結果。政府機関の一部閉鎖などの影響もあり、米住宅関連指標には大きな振れがみられる。
  • ただし、米住宅市場は昨年終盤にみられたような急激な落ち込みからは総じて回復の兆しがうかがえ、やや手頃になった住宅価格や住宅ローン金利低下が当面、米住宅市場を下支えすると思われる。

1月の新築住宅販売件数は3ヵ月ぶりの低水準

14日に米商務省が発表した1月の新築住宅販売件数は前月比-6.9%の60万7千件(季節調整済み、年率換算。以下、同じ。)と、市場予想の62万2千件(ブルームバーグ集計。以下、同じ。)を下回り、3ヵ月ぶりの低水準となりました。

地域別にみると、新築住宅販売に占める比率が約56%と、地域別で最大の南部が同-15.1%と大幅に減少したほか、中西部が同-28.6%と2012年9月以来の大幅な落ち込みとなったことが足を引っ張りました。一方、地域別で約30%を占める西部は同+27.8%と大幅に増加したことを考えると、天候が影響した可能性も考えられます。

1月の住宅着工件数は5ヵ月ぶりの大幅増加

8日に同じく米商務省が発表した1月の米住宅着工件数は同+18.6%の123万件と、市場予想の119万5千件を上回り、5ヵ月ぶりに増加しました。

内訳をみると、一戸建て住宅が同+25.1%と、1979年以来の増加幅を記録し全体を押し上げるかたちとなりました。集合住宅は同+2.4%と、小幅の増加にとどまりました。一戸建て住宅は全米4地域のすべてで2桁の増加となり、特に北東部は同+66.0%、西部は同+44.9%と記録的な伸びがみられました。

このほか、住宅着工件数の先行指標とされる住宅建設許可件数は同+1.4%の134万5千件と、市場予想の128万7千件を上回りました。

大きな振れはみられるが米住宅市場は回復の兆し

1月の新築住宅販売件数と住宅着工件数は、まちまちの結果となりました。ただし、新築住宅販売件数については前月分が62万1千件から65万2千件へ上方改定されたことを考えれば、昨年11月以降の持ち直しの傾向は継続しているとみることは可能です。

政府機関の一部閉鎖などの影響もあり、米住宅関連指標には大きな振れがみられますが、米住宅市場は昨年終盤にみられたような急激な落ち込みからは総じて回復の兆しがうかがえ、やや手頃になった住宅価格や住宅ローン金利低下が当面、米住宅市場を下支えすると思われます。

米新築住宅販売指標の推移

米新築住宅販売指標の推移

米 住宅着工件数の推移

米 住宅着工件数の推移

出所:ブルームバーグのデータをもとにアセットマネジメントOne作成

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