緻密な戦略の機動的な発動で、
あらゆる投資環境に立ち向かう
脇本 泰宏

DLIBJ公社債オープン
(中期コース)
設定日:1999年12月14日
商品分類:追加型投信/国内/債券
投資対象:国内公社債

脇本 泰宏わきもと やすひろ

債券運用グループ 国内債券担当ファンドマネジャー。1992年に第一生命保険相互会社入社。入社3年目より債券投資部に所属し、以来現在まで国内債券の運用に従事。
当ファンド設定時より運用チームに参加し、以来20年近く一貫して現物債運用戦略を担当。当ファンドを含む複数の公募投信の運用に加えて年金基金等の投資判断も担当しており、朝からフル稼働で業務に邁進する。

私の投資哲学

社債投資のポイント

「いかに危険を回避・低減するか」ということに尽きます。社債は信用リスクの対価として国債を上回る利回り収益を期待できますが、ひとたび債務不履行等のイベントが発生してしまうと、その際の大きなマイナス分を取り返すことが非常に困難となってしまうリスクがあります。投資適格社債であっても企業の不正会計の発覚など突発的な事件で価格が大きく下落する可能性を常にはらんでいます。危険な銘柄を調査により排除するのはもちろんですが、「できるだけ銘柄を分散する」ことも重要です。株式ファンドではポートフォリオの中で特に自信のある個別銘柄の割合を高めることが一般的ですが、債券ファンドはそうではありません。資金をできるだけ多くの銘柄に振り分けて、万が一不測の事態が起きたとしても影響を最小限に抑えられるよう心がけています。

チーム構成

チームの主要メンバーは、長年、国内債券のベンチマーク運用に携わってきた者だけでなく、内外債券の絶対収益追求型ファンドを運用してきた者や、機関投資家向けの社債ファンドを運用してきた者等、さまざまな運用経験を積んできた者を意図的に集め、幅広い知見を生かせるようなチーム体制にしています。また、企業の信用力分析を行う専任の「クレジットアナリスト」の存在も不可欠です。ファンドマネジャーとクレジットアナリストの座席は隣接しているので、日常的に会話して情報を得ています。一方で、クレジットアナリストは運用チームから完全に独立して調査活動をしますので、一種の牽制機能も果たしています。このように、多種多様なプロフェッショナルが当ファンドの運用に携わっています。

投資家のみなさまへ

当ファンドには、短期間で大きなリターンを狙うというタイプの派手さはありませんが、長期投資によって低位のリスクで着実なリターンを積み重ねていくタイプの商品であることを17年を超える歴史が実証してきたと考えます。マイナス金利環境の継続で債券の収益性低下が予想される等、運用環境は決して順風満帆とは言えませんが、私たちのチームには長年の投資顧問業で培った運用ノウハウや、業界随一を自負するクレジットリサーチ態勢等、低金利環境を乗り越えていく「技(スキル)」が備わっていると考えています。初めて資産運用を検討している方や、個人向け国債、銀行の定期預金等からステップアップして少しリスク水準を上げた運用をお考えの方に、ぜひ当ファンドのことを知っていただければと思っています。

ファンドの歴史

DLIBJ公社債オープン(中期コース)

  • 1 ITバブル崩壊 2000年
  • 3 ライブドアショック 2006年
  • 2 日経平均株価急上昇 2005年
  • 3 ライブドアショック 2006年
  • 1 国内債券アクティブファンドの黎明期 1999年 1 国内債券アクティブファンドの黎明期 1999年

    何があった?

    MMFや短期公社債投信、中期国債ファンド以外に国内債券で運用するファンドが少ない時代でした。また、今でこそファンドの基準価額を決める際の会計処理は時価会計が原則ですが、1999年10月までは、取引所に上場されていない債券は取得原価で評価されていました。

    その時、どう動いた?

    当ファンドは本格的な国内債券アクティブファンドを個人投資家向けに提供するというコンセプトで1999年12月に運用を開始しました。超過収益の源泉として現物債運用のデュレーション戦略(金利変動への対応)、クレジット戦略(社債等への投資)を柱としながら、将来の本格的な金利上昇局面においても基準価額の下落を抑制できるよう、債券先物を活用したヘッジ戦略も実施する商品です。また、運用開始当初から全銘柄について時価評価を実施したり、月次レポート等で全銘柄の情報を開示したりと、国内債券ファンドの黎明期当時において画期的であった仕組みをいくつも取り入れました。

  • 2 リーマンショック 2008年 2 リーマンショック 2008年

    何があった?

    2008年、リーマンショックを契機に世界的な金融システムの大混乱が巻き起こり、社債の流動性(換金性)が一時的に大きく損なわれました。当ファンドの運用においても大きなマイナスの影響を受けたことが今でも思い出されます。20年近くこの商品を運用していますが、一時的とはいえあらゆる社債が投げ売りされるような事態を経験したのはこの時だけでした。

    その時、どう動いた?

    リーマンショックの影響で当ファンドの現物債の価格は大きく値下がりしましたが、ヘッジ戦略の機動的な発動が奏功し、下落をある程度カバーすることができました。その後、2009年の社債市場の回復局面では強気のクレジット戦略を選択しました。リーマンショックで市場が疑心暗鬼に陥り、信用力判断に何の問題もない企業の社債まで暴落している様子を見て、この状況が続くことはないと判断したからです。慎重に判断しつつも思い切って社債への投資割合を増やし、市場の回復を待ちました。その結果、2009年には2008年の下落を取り戻す以上の良好なパフォーマンスを上げることが出来ました。

  • 3 異次元緩和政策の開始 2013年 3 異次元緩和政策の開始 2013年

    何があった?

    2013年の黒田日銀総裁による「異次元緩和」政策を受けた長期金利の大幅低下はインパクトに残る出来事です。日銀の量的緩和政策は2001年に初めて実施されましたが、黒田総裁の政策は資金供給量においてまさに「異次元」なものとなりました。2014年10月には量的緩和政策が一段と強化され、2016年1月には金利を一段と押し下げる「マイナス金利政策」が導入されるなど、ファンドマネジャーとして経験したことのない市場環境が継続しました。

    その時、どう動いた?

    金利の低下は債券クーポンの低下というイメージから、当ファンドにとって不利な出来事なのではないかという印象を持たれる方も多いかもしれません。しかし、金利の低下は同時に既発債券の価格上昇をもたらします。当ファンドの「デュレーション長期化戦略」は金利低下局面で債券価格の上昇幅をより大きくすることを狙う仕組みです。2013年以降の金利低下局面でこの戦略がうまく機能しました。2013年12月末までの過去10年間のシャープレシオ(運用効率の指標)は、当時存在した国内全てのファンドの中で唯一かつ最高の1.00を達成し、モーニングスター社のFund of the Decade 2013(10年以上の長期で優れた運用実績を有する投資信託を表彰する賞)を獲得しました
    ※上記は過去の当ファンドの実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

  • 4 長期金利の上昇 2016年 4 長期金利の上昇 2016年

    何があった?

    世界的な景気回復への期待を背景に、11月のトランプ氏の大統領就任決定、12月のFRB(米連邦準備理事会)による約一年ぶりとなる米国利上げの実施などのイベントを経て、海外金利が上昇しました。これに追随する形で日本の長期金利も上昇傾向にあります。

    その時、どう動いた?

    2016年10月からデュレーション短期化戦略を実施しています。具体的には、現物債のデュレーションを短期化するだけでなく、債券先物によるヘッジ戦略も機動的に活用し、ファンドが金利上昇から受ける影響(価格下落リスク)の低減を試みています。これは世界的な長期金利の動向をふまえた上で決定した方針です。先進国の長期金利は互いの動向に影響を与え合う傾向があり、日本国内だけ見ていても効果的な運用をすることはできません。そこで、私たち国内債券運用チームと同じく当社債券運用グループに所属する外国債券運用チームから得られる貴重な海外の情報を当ファンドの運用にも役立てています。

(期間:1999年12月13日~2017年2月28日)
基準価額[分配金再投資]は、税引前の分配金を再投資したものとして計算していますので、実際の基準価額とは異なります。
基準価額[分配金再投資]=前日基準価額[分配金再投資]×(当日基準価額÷前日基準価額)
(※決算日の当日基準価額は税引前分配金込み)
基準価額は設定日前日を10,000として計算しています。
基準価額は信託報酬控除後です。
ベンチマークはNOMURA-BPI総合であり、設定日前日の値を10,000として計算しています。
上記は過去の実績であり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。

主な受賞歴

  • Morningstar Award “Fund of the Decade 2013”債券型部門受賞
    (評価基準日:2013年12月31日)
  • リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2016 最優秀ファンド債券型日本円
    (評価期間:10年)(評価基準日:2015年12月31日)
  • R&Iファンド大賞2016 10周年特別表彰/国内債券部門 最優秀ファンド賞
    (評価基準日:2016年3月31日)
    など

Morningstar Award “Fund of the Year”およびMorningstar Award “Fund of the Decade 2013”は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスターが信頼できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニングスター株式会社並びにMorningstar,Inc.に帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。
リッパー・ファンド・アワードの評価の基となるリッパー・リーダーズのファンドに関する情報は、投資信託の売買を推奨するものではありません。リッパー・リーダーズが分析しているのは過去のファンドのパフォーマンスであり、過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではないことにご留意ください。評価結果は、リッパーが信頼できると判断した出所からのデータおよび情報に基づいていますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。
「R&Iファンド大賞」は、R&Iが信頼し得ると判断した過去のデータに基づく参考情報(ただし、その正確性及び完全性につきR&Iが保証するものではありません)の提供を目的としており、特定商品の購入、売却、保有を推奨、又は将来のパフォーマンスを保証するものではありません。当大賞は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。当大賞に関する著作権等の知的財産権その他一切の権利はR&Iに帰属しており、無断複製・転載等を禁じます。「投資信託/総合部門」の各カテゴリーは、受賞運用会社の該当ファンドの平均的な運用実績を評価したもので、受賞運用会社の全ての個別ファンドについて運用実績が優れていることを示すものではありません。
※上記評価は、過去一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

NOMURA-BPI総合は、野村證券株式会社が公表している指数で、その知的財産権は野村證券株式会社に帰属します。なお、野村證券株式会社は、対象インデックスの正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではなく、対象インデックスを用いて行われる事業活動・サービスに関し一切責任を負いません。

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今後も新たなファンドマネジャーが
登場いたしますのでご期待ください。