80年を超える歴史が支える
老舗運用会社の個別銘柄分析力
スティーブ・ロッコ / 永田 泰子

みずほUSハイイールドオープン Bコース(為替ヘッジなし)
設定日:2004年6月30日
商品分類:追加型投信/海外/債券
投資対象:LA米国ドル建てハイイールド債マザーファンド

※みずほUSハイイールドオープンはBコースの他に、Aコース(為替ヘッジあり)もあります。
また、決算回数の異なる年1回決算型(為替ヘッジあり/なし)もあります(年1回決算型の設定日は2013年9月6日)。

Steven F . Roccoスティーブ・ロッコ (投資対象ファンドの運用担当者)

ロードアベット社 課税債券運用グループ長でありハイイールド債や債券マルチセクター戦略に関するリードポートフォリオマネージャー。戦略的資産配分決定委員会のメンバー。2004年にロードアベット社に入社後、一貫してハイイールド債券運用担当として実績を積む。

私の投資哲学

ハイイールド債運用を支えるチームワーク

ロードアベット社は1929年設立と、米国で最も歴史のある独立系資産運用会社の1社です。米国ハイイールド債の運用においては40年以上の経験を有しており、米国ハイイールド債が投資資産と市場に認知された1971年より運用を開始しています。我々のハイイールド債運用は、経験豊富なポートフォリオマネージャーのみならず、それを支える様々な運用プロフェッショナルによって運営されています。信用リスク分析のアナリストや専門のトレーダーのみならず、ハイイールド債以外の債券セクターを専門とする運用スタッフとも連携しており、こうした組織に支えられ、良好な運用実績を達成できたと考えます。日本では当ファンドが数々の表彰を頂いていますが、米国においても外部評価機関から最も優れた課税債券運用チームとしての評価を頂いています。

信用リスクの管理方法

ハイイールド債への投資は、相対的に高い利回りが期待できる反面、信用リスクが高くなる傾向があります。我々は信用リスクをコントロールしつつ高い利回りを享受するために、以下の3つを心がけています。
① 銘柄選択(豊富な資産を持ち、実績豊富で有能な経営者により運営される企業への投資はリターンの向上が見込めるだけではなく、リスクの軽減も期待できます)
② 分散投資(特定の格付けに偏ることなく、幅広く分析し投資することが、高いインカムのみならず価格上昇を捉えることにつながると考えます)
③ 信用リスクのモニタリング(精緻な調査と数量的リスク管理がハイイールド債の正当な評価には欠かせないと考えます)
特に①の銘柄選択については綿密な企業調査を行います。業界調査、企業の財務諸表分析、マクロ経済的外部要因の与える影響、保有資産の評価、経営者の実績、市場環境に対する資金ニーズの強さ、等々調査項目は多岐にわたります。

投資家のみなさまへ

米国ハイイールド債の魅力として、日本の債券との金利差に着目することはもちろん重要ですが、その他にも目を向けるべき点として日本国債との相関性が挙げられます。一般的にハイイールド債の価格は景気の動向と同じ方向に動く傾向があるため、国債との相関性が低く、分散投資効果が期待できます。また日米の景気サイクルやインフレ率の違いもあるため、米国ハイイールド債の日本国債との相関は、今後より低くなると考えられます。米国経済の成長に伴い金利上昇が見込まれる状況において、企業の信用リスクを理解しつつ金利収入による利益の積み上げを求めていく投資家にとっては、米国ハイイールド債はそのポートフォリオのコア資産として位置づけられると考えます。

永田 泰子ながた やすこ(当ファンドの運用担当者)

外部委託運用グループ ファンドマネジャー。銀行に入行し、大企業法人営業や外債投資を経験。その後、みずほ投信投資顧問にて、外部委託先を活用したファンドの運用業務に従事。趣味は旅行。国内の温泉巡りのほか、先進国、新興国問わず精力的に海外へも足を伸ばし知見を広げる。次回の長期休暇では、ウィスキーの聖地アイラ島での蒸留所巡りを検討中。

私の役割

米国ハイイールド市場へのアクセス手段として

米国ハイイールド債への投資など、日本から投資が難しい市場へのアクセスを投資信託という形でお手伝いしていくことが私たちの役割と考えております。日本では、企業の資金調達手段として銀行借り入れのイメージが強いですが、米国では企業が債券発行を通じて資金調達を行うことが一般的であり、様々な企業の債券が発行・流通しています。そのため、米国ハイイールド債の市場規模は大きく、時価総額は東証1部の3分の1程度、銘柄数は東証1部上場銘柄数と同じくらい存在するので、業種の分散や銘柄選択が可能となります。国債や投資適格債と比較すると信用リスクが高いため個別銘柄選定の目利きが重要と考えており、充実した調査体制と長期において良好な実績があるロードアベット社を外部委託先に選びました。

投資家のみなさまへ

高い金利収入が期待できるハイイールド債への投資ニーズは引き続き高いものと考えています。「ハイイールド債」とは、文字通り「高利回り債」を指し、発行体の信用力が低い一方で高い利回りが得られる資産です。景気減速期や先行不透明感が高まる環境においては価格が下落する局面も想定されますが、高い利子収入の積み上げがリターン全体の下支えとなります。また、株式や国債とは値動きが異なるため分散効果が期待できることから、中長期の投資としてご検討いただきたい資産のひとつと考えます。当ファンドはBコースのほか、為替ヘッジありのAコース、設定日は異なりますが同じマザーファンドで運用する年1回決算コース(為替ヘッジあり/なし)もあります。投資家のみなさまの目的に合わせて各コースを選択し、資産形成にお役立ていただければ幸いです。

ファンドの歴史

みずほUSハイイールドオープンBコース(為替ヘッジなし)

  • 1 低金利環境とファンドの船出 2004年
  • 3 原油価格の下落に伴う苦戦 2014年
  • 2 リーマンショックによる信用収縮 2008年
  • 4 原油価格の底打ち 2016年
  • 1 低金利環境とファンドの船出 2004年 1 低金利環境とファンドの船出 2004年

    何があった?

    当時は米国経済はITバブル崩壊後の景気回復へと向かっておりました。6月には連邦準備理事会(FRB)が利上げを決定し、金融引き締めが開始されました。

    その時、どう動いた?

    ロードアベット社と当社との関係は長く、当ファンド以外の商品としては1997年に設定された、米国の債券市場3セクター(国債を含む高格付け債、転換社債等の株式関連債、ハイイールド債)に投資を行うファンドのマザーファンドの運用も委託しております。そのファンドは当時、特徴の異なる3つのセクターに分散投資できることと、相対的に高い水準の金利収入が期待できるファンドとして個人投資家を中心に支持を集めておりました。米国経済の回復に伴うハイイールド債の上昇期待と投資家のハイイールド債に対する理解の深まりやニーズを背景に、ハイイールド債に特化したファンドとして当ファンドが誕生しました。

  • 2 リーマンショックによる信用収縮 2008年 2 リーマンショックによる信用収縮 2008年

    何があった?

    9月は、証券大手リーマン・ブラザーズが破綻したことなどを受け世界的な信用収縮と株価暴落が起こりました。ハイイールド市場も大幅に下落し、当ファンドの基準価額も影響を受けました。

    その時、どう動いた?

    ロードアベット社は発行体のA(アセット)、B(バランスシート)、C(キャッシュフロー)に着目し、個別銘柄を選定します。特にAのアセットを注視しており、発行体が換金可能な資産を豊富に有しているかをチェックします。万が一、債務不履行(デフォルト)に陥ったとしても、その保有する資産を換金し債権者への返済に充てることができるため、投資資金を回収できる確率が高く、ファンドへのマイナスの影響を最小限に抑えることに繋がるからです。リーマンショック時は当ファンドも大きな下落を経験しましたが、金融セクターの比率を抑える一方、公益セクターの比率を引き上げるなど保守的な業種配分が下落抑制に寄与し、ベンチマークを上回ることができました。

  • 3 原油価格の下落に伴う苦戦 2014年 3 原油価格の下落に伴う苦戦 2014年

    何があった?

    年前半、WTI原油先物は100ドル近辺での推移でしたが、年後半にかけ、原油需要の鈍化観測や欧州・中国の景気下振れ観測、シェールオイルの増産傾向による要因により2014年末には60ドルを割り込みました。2015年も原油の需給悪化や中国経済の減速懸念等により原油価格の下落が続き、2015年12月には40ドルを割り込みました。

    その時、どう動いた?

    産油関連企業の多くはハイイールド債発行体であり、その結果ハイイールド債市場の時価総額に占めるエネルギーセクターの比率は相対的に高いといえます。そのため当ファンドでは原油価格の下落に伴い保有しているエネルギーセクターの銘柄全てと投資候補銘柄に対し、今後原油価格が50ドル程度で推移した場合の業績予測を実施するなど、シナリオ分析を徹底しました。その結果、原油価格への感応度が高い銘柄(掘削、生産企業等)の比率を減らした一方、比較的感応度が低いと判断したパイプライン等の比率を高めました。2015年は原油価格の下落に伴いハイイールド債市場が軟調に推移する中、特にエネルギーセクター内の個別銘柄選定が奏功し、2015年の年間トータルリターンはベンチマークを上回る運用成果を挙げることができ、ロードアベット社のABCを重視した個別銘柄選定が発揮された印象に残る年となりました。

  • 4 原油価格の底打ち 2016年 4 原油価格の底打ち 2016年

    何があった?

    年前半は2月にはWTI原油先物が一時26ドル台を記録しましたが、生産調整に向けた動きなどを背景に急回復し、6月には50ドル台まで上昇しました。その後、年末まで40~50ドルを中心としたレンジ内での推移となりました。

    その時、どう動いた?

    年前半に見られた原油価格の急回復時は、ハイイールド債券の中でもCCC格などの低格付銘柄を中心に上昇しました。当ファンドは、発行体のリスク分析を徹底し、資産や業績の裏付けが確認できる銘柄への投資を継続したため、低格付銘柄中心にアウトパフォームする相場展開においては、保有していた下値リスクが限定的な銘柄の戻りがついていけず、ベンチマークに劣後しました。
    2016年はベンチマークに劣後する結果となりましたが、素材やエネルギーセクターの中でも、財務リストラや技術革新等の企業努力などを背景に、原油価格下落への耐性が強まり回復が見込まれた銘柄についても着実に投資することで、原油価格の回復の恩恵を受け、リターンを拡大させることができました。その結果、Bコースの2016年の年間トータルリターンは10.7%となりました。

(期間:2004年6月29日~2017年4月28日)
基準価額[分配金再投資]は、税引前の分配金を再投資したものとして計算していますので、実際の基準価額とは異なります。
基準価額[分配金再投資]=前日基準価額[分配金再投資]×(当日基準価額÷前日基準価額)
(※決算日の当日基準価額は税引前分配金込み)
基準価額は設定日前日を10,000として計算しています。
基準価額は信託報酬控除後です。
ベンチマーク:BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス(円ベース)
※「BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス(円ベース)」とは、The BofA Merrill Lynch US Cash Pay High Yield Index(US$ベース)をもとに、委託会社が独自に円換算したものです。
上記は過去の実績であり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。

主な受賞歴

  • R&Iファンド大賞2017 投資信託部門/ハイイールド債券 優秀ファンド賞
    (評価基準日:2017年3月31日)
  • リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2016 最優秀ファンド 債券型 米ドル
    (評価期間3年)(評価基準日:2015年12月31日)

リッパー・ファンド・アワードの評価の基となるリッパー・リーダーズのファンドに関する情報は、投資信託の売買を推奨するものではありません。リッパー・リーダーズが分析しているのは過去のファンドのパフォーマンスであり、過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではないことにご留意ください。評価結果は、リッパーが信頼できると判断した出所からのデータおよび情報に基づいていますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。
「R&Iファンド大賞」は、R&Iが信頼し得ると判断した過去のデータに基づく参考情報(ただし、その正確性及び完全性につきR&Iが保証するものではありません)の提供を目的としており、特定商品の購入、売却、保有を推奨、又は将来のパフォーマンスを保証するものではありません。当大賞は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。当大賞に関する著作権等の知的財産権その他一切の権利はR&Iに帰属しており、無断複製・転載等を禁じます。「投資信託/総合部門」の各カテゴリーは、受賞運用会社の該当ファンドの平均的な運用実績を評価したもので、受賞運用会社の全ての個別ファンドについて運用実績が優れていることを示すものではありません。

※上記評価は、過去一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

BofAメリルリンチは同社の配信するインデックスデータを現状有姿のものとして提供し、関連データを含めて、その適合性、品質、正確性、適時性、完全性を保証せず、またその使用においていかなる責任も負いません。またアセットマネジメントOne(株)およびそのサービスや商品について、推奨、後援、保証するものではありません。
※ベンチマークは米国債券市場の構造変化等によっては今後見直す場合があります。

当ウェブサイトの図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更される場合があります。

Aコース(為替ヘッジあり) Bコース(為替ヘッジなし) (年1回決算型)為替ヘッジあり (年1回決算型)為替ヘッジなし

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