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ESG投資への取り組み

ESG投資の基本方針

ESGを投資分析に活用することで、お客さまの中長期的な投資収益の拡大を目指します


当社は、社会の持続可能な発展が、中長期的な投資先企業の価値向上、そしてお客さまの中長期的な投資収益の拡大のために不可欠であると考えます。
社会が持続可能な形で発展するためには、その重要な構成要素である企業は、短期的な利潤追求だけではなく、中長期的な視点で環境問題や社会問題へ積極的に取組むことが必要であり、またそれを実現するためには強固なコーポレートガバナンスが前提になります。企業がそれらに継続的に取組むことにより、環境問題や社会問題の解決を通じて社会の持続的な発展がもたらされると同時に、企業にとっても中長期的な持続可能性や企業価値の向上に繋がると考えます。当社は、責任投資原則(PRI)の基本的な考え方に賛同し、財務情報のみならず、ESG(環境・社会・ガバナンス)要因等の非財務情報も考慮し、投資先企業との建設的な「目的を持った対話」(エンゲージメント)を行い、企業分析や投資判断を行うことで、お客さまの中長期的な投資収益の拡大を目指します。

リスク抑制の観点のみならず、機会拡大の観点を重視します


ESGを投資分析に活用する際には、従来一般的であった投資先企業の「事業リスク抑制の観点」に加えて、「事業機会拡大の観点」を重視します。
投資先企業の「事業リスク抑制の観点」としては、企業の持続的成長を阻害する可能性に対して、その企業が環境や社会などの観点からどのようなリスク要因を認識し、その要因に対してどのような対策を講じているか、また財務の安定性に与える影響はどうか、といった点を考慮します。「事業機会拡大の観点」では、企業が環境や社会などの観点から社会ニーズの変化を捉え、いち早く価値創造に結び付けることによって、その競争力強化や中長期的な企業価値の向上に繋げられているか、またそれを経済の活性化やより良い社会づくりに繋げられているか、といった点を重視します。

エンゲージメント

エンゲージメントの実効性を重視します


当社は、ESG投資を通じた中長期的な企業価値の向上や社会の持続的発展のためには、投資先企業とのエンゲージメントが重要であると考えます。事業リスク抑制や事業機会拡大の観点から対話を重ねることで、各企業の抱えるESG課題を共有し、企業価値向上やその持続的成長のために必要な様々な取組みを促進します。
 また、エンゲージメントに際しては、その対話が実効的であること、すなわち企業の事業活動へ実際に変化をもたらすことを重視します。ESG課題によっては、個別の企業だけで解決可能な課題もあれば、業界や国としての取組みが必要な課題もあります。課題に応じて、当該企業のみならず、業界団体や官公庁等のステークホルダーとのエンゲージメントを行うとともに、必要に応じて他の投資家と連携することにより、その実効性を高めます。
 実務にあたっては、ESGを専任で分析・調査するESGアナリストに加えて、株式や債券などの各資産のアナリスト等が、それぞれの視点から各企業のESG課題についてエンゲージメントを実施します。
 各企業の属する業種や置かれている状況、採っている戦略等はそれぞれ異なるため、各企業の状況を十分に把握した上で、各企業のマテリアリティ(重要課題)を特定し、ESG課題を設定します。ESG課題の把握にあたっては、経験豊富なアナリスト等の知見に加え、ESGについての当社独自の対話用スコアや外部データを活用します。
また、ESG課題についての対話の内容や進捗は、議決権行使に反映させることで、実態に即した効果的な企業への働きかけを行います。

ESGの活用(ESGインテグレーション)

各アナリストやファンドマネジャーがESGを活用して投資判断します


当社では、様々なアセットクラスや運用戦略において、事業機会拡大及び事業リスク抑制の観点や、エンゲージメント内容等の具体的なESG要因を積極的に投資分析に活用します。
当社におけるESG要因の活用には様々なアプローチがあります。事業機会拡大の観点に着目したアプローチでは、社会的課題解決による利益成長性や、エンゲージメントを通じた企業価値向上に注目した投資を通じて、企業の健全な成長とともに社会の持続可能な発展に資することを目指します。また、運用戦略やファンドの特性に応じて、ネガティブスクリーニングの考え方を導入し、クラスター弾や対人地雷、生物化学兵器の製造を行っている企業に対する投資を原則禁止とするなど、リスク要因の考慮も行います。
 ESGアナリストは、中長期的な視点からESG課題についてのエンゲージメントを行うことで、企業の持続的成長を促します。株式アナリストと債券クレジットアナリスト、及び各資産のファンドマネジャーは、個別企業分析にあたって財務情報に加えてESGデータやエンゲージメント内容を含めたESG要因も活用し、投資分析と投資判断を行います。また、ESGアナリストの属する責任投資部は、エンゲージメント活動の統括やESGデータの還元等を通して、各資産担当者と連携してESG投資への取組みを推進します。

スチュワードシップレポートについて

スチュワードシップレポートでは、エンゲージメントや議決権行使、ESG投資への取組みに関する詳しい内容を紹介しています。



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